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Posted by ブクログ 2023年05月30日
読み始めると停められなくなるモノが在るシリーズだと思う。新宿署に在る、少し「訳アリ」で、街のワルにはその姓にも引っ掛けて“新宿鮫”と綽名される鮫島警部が奮戦するというシリーズである。物語の大半は鮫島の目線で綴られるが、適宜作中の事件関係者等の目線に切り替わる箇所も交じる。二転三転しながら、鮫島が出逢...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年08月20日
例えば「望郷」(1937)。
主人公ペペは北アフリカのカスバの港町で暮らす、フランス人の犯罪者。警察に追われ、母国フランスには帰れない。
なんだけど、パリから来た女に惚れてしまって。「メトロの匂いがする」。
例えば「現金に手を出すな」(1957)。
足を洗いたい初老のギャングが、安定した老後の為に乗...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年07月23日
J様後追い第八弾
これは読みごたえがありました。
とても面白い歴史物を読んでいる気分にもなれました。
根気強く地道な捜査はまさに鮫島の持ち味ですね。
また真壁や大江さんとの男同士の繋がりも魅力的です。
今回は読んでる最中に実際の十二社池のあたりを散歩に連れて行かれたのですが、
大江老人の詳しい話...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月11日
シリーズ最長のページ数?そして久々の4文字タイトル。
前作「灰夜」から一転、濃厚な”鮫”の世界を堪能できる。
桃井や藪は当然として、必ず出てくると思われていた真壁との確執、さらにはそこに村上(最後のライバル?)も絡んでくる。
最初は自動車窃盗犯の捜査が、高度経済成長期前の新宿で起きた事件と絡み、...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年02月13日
鮫島のライバル的存在の真壁と仙田が登場する贅沢な作品。
初期の頃の疾走感は影を潜めたが、男の友情を前面にだし、笑顔で締めくくっていて爽やかな読後感。
読む人によっては甘すぎると感じるかもしれないが、私としては大好きな作品となった。
前作で人を死なせすぎた反動か、今回は主要メンバーがほとんど死ななかっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年04月24日
シリーズ第8弾。前作で「1ページたりとも新宿に居ない」というまさかの荒技を繰り出した反動か、今作は徹底的に新宿(そしてちょっとだけ川越)。普通の人が全然出てこないにも関わらず、妙に感動させられる手腕はお見事。一方、悪く言えばご都合主義、よく言っても運命、な主要登場人物の濃密な人生の交錯具合は好き嫌い...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年12月24日
まず、「あれ、仙田ってこんな大物だったっけ?」あと、懐かしい方々の名前がいろいろ出てきてストーリーに厚みが出てました。前巻の反動なのか、目茶目茶新宿の歴史が詳細に書かれていて…ちょっとマニアックだった。
そして!やっぱり真壁さん!!!
ただ、思っていたのとはまるで違う展開に…。再登場を待ちわびていた...続きを読む
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