風化水脈 新宿鮫8~新装版~

風化水脈 新宿鮫8~新装版~

990円 (税込)

4pt

殺人傷害事件で服役していた真壁が出所した。だが、真壁が命がけで殺そうとした男・王は、藤野組と組む中国人組織のボスとなっていた。一方、高級車窃盗団を追う鮫島は、孤独な老人・大江と知り合う。大江に秘密の匂いを嗅いだ鮫島は、潜入した古家で意外な発見をした――。過去に縛られた様々な思いが、街を流れる時の中で交錯する。心に沁みるシリーズ第8弾。

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新宿鮫 のシリーズ作品

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  • 新宿鮫 新宿鮫1~新装版~
    770円 (税込)
    ただ独りで音もなく犯罪者に食らいつく――。「新宿鮫」と怖れられる新宿署刑事・鮫島(さめじま)。歌舞伎町を中心に、警官が連続して射殺された。犯人逮捕に躍起になる署員たちをよそに、鮫島は銃密造の天才・木津(きづ)を執拗に追う。突き止めた工房には、巧妙な罠が鮫島を待ち受けていた! 絶体絶命の危機を救うのは……。超人気シリーズの輝ける第1作!!
  • 毒猿 新宿鮫2~新装版~
    880円 (税込)
    凄腕の殺し屋・毒猿(ドウユアン)が新宿に潜入。彼を裏切った台湾マフィアのボス・葉(イエー)が標的だ。孤独な毒猿に心惹かれた奈美は、その復讐劇に呑み込まれていく……。台湾の敏腕刑事・郭(グオ)とともに、毒猿の爪痕を追う鮫島。葉を匿う暴力団・石和組と毒猿の全面対決が迫る! 新宿御苑を舞台にした決戦の果ては!? そして奈美の運命は!? シリーズ最強の敵が鮫島の前に立ちはだかる。
  • 屍蘭 新宿鮫3~新装版~
    880円 (税込)
    エステサロンを経営する美貌(びぼう)の女社長・藤崎綾香(ふじさきあやか)。彼女は成功を手にするため、あらゆる手段を取ってきた。殺人、闇ビジネス……。看護婦のふみ枝は、綾香に代わり汚れ役を演じてきた。新宿鮫を恐れた女たちは、鮫島の動きを封じるため罠を仕掛ける。鮫島に汚職、そして殺人の容疑が! 美しさに隠された犯罪者の「心の闇」が浮かび上がる。シリーズ最大のサスペンス!
  • 無間人形 新宿鮫4~新装版~
    990円 (税込)
    手軽でお洒落。若者たちの間で流行っている薬「アイスキャンディ」の正体は覚せい剤だった。密売ルートを追う鮫島(さめじま)は、藤野(ふじの)組の角(すみ)を炙り出す。さらに麻薬取締官の塔下(とうげ)から、地方財閥・香川(かがわ)家の関わりを知らされる。薬の独占を狙う角、香川昇・進兄弟の野望……。薬の利権を巡る争いは、鮫島の恋人・晶(しょう)まで巻き込んだ。鮫島は晶を救えるか!? 直木賞受賞の感動巨編!
  • 炎蛹 新宿鮫5~新装版~
    770円 (税込)
    外国人娼婦(しょうふ)殺害の現場に、植物防疫官の甲屋(かぶとや)が割り込んできた。日本の稲作を壊滅に追い込む害虫「火の蛹(フラメウス・プーパ)」が、殺された女性によって南米から持ち込まれたというのだ。鮫島(さめじま)は甲屋とともに、娼婦殺害に関わるイラン人の行方を追う。その男は、鮫島が内偵を進めていた窃盗グループの一員でもあったのだ。放火、拉致監禁……。さらに燃え広がる事件に、鮫島が立ち向かう!
  • 氷舞 新宿鮫6~新装版~
    990円 (税込)
    西新宿のホテルで元CIAのアメリカ人が殺された。鮫島は、事件の鍵を握る平出組の前岡を追うが、公安警察からの横やりが入る。背後には元公安秘密刑事・立花の影が――。捜査の過程で鮫島は、美しく孤独な女・杉田江見里と出逢い、惹かれていく。鮫島が事件の核心に迫っていくと、警察の暗部が明らかに――。圧倒的なスケールで物語が展開するシリーズ第6弾。
  • 灰夜 新宿鮫7~新装版~
    770円 (税込)
    寒気に包まれた檻の中で鮫島は意識を取り戻した――。自殺した同僚・宮本の七回忌で、鮫島は彼の故郷へやってきた。故人の旧友・古山をはじめ、古山の妹・栞、麻薬取締官・寺澤、不良警官の上原、バーのママ・平良マリー……、多くの人々と出会った。そして、その夜、拉致された。誰が何を目的に鮫島を狙ったのか!? 底知れぬ闇が広がる! 新宿から遠く離れた見知らぬ街で、孤立無援の闘いに鮫島は身を投じる。
  • 風化水脈 新宿鮫8~新装版~
    990円 (税込)
    殺人傷害事件で服役していた真壁が出所した。だが、真壁が命がけで殺そうとした男・王は、藤野組と組む中国人組織のボスとなっていた。一方、高級車窃盗団を追う鮫島は、孤独な老人・大江と知り合う。大江に秘密の匂いを嗅いだ鮫島は、潜入した古家で意外な発見をした――。過去に縛られた様々な思いが、街を流れる時の中で交錯する。心に沁みるシリーズ第8弾。
  • 狼花 新宿鮫9~新装版~
    990円 (税込)
    大麻所持で逮捕されたナイジェリア人の取調べにあたった鮫島は麻薬ルートの捜査に乗り出し盗品を専門に売買する泥棒市場の存在を突き止める。そこで鑑定人として働く中国人美女・明蘭。その背後には鮫島の宿敵、仙田の存在が。鮫島と同期の香田は外国人組織の撲滅のため暴力団と手を組むことを画策していた。泥棒市場の存在を巡って、さまざまな思惑が渦巻く!
  • 絆回廊 新宿鮫10~新装版~
    880円 (税込)
    「警官を殺す」と息巻く大男の消息を鮫島が追うと、ある犯罪集団の存在が浮かび上がる。中国残留孤児2世らで組織される「金石」は、日本人と中国人、2つの顔を使い分け、その正体を明かすことなく社会に紛れ込んでいた。謎に覆われた「金石」に迫る鮫島に危機が! 20年以上の服役から帰還した大男が、新宿に「因縁」を呼び寄せ、血と硝煙の波紋を引き起こす!
  • 暗約領域 新宿鮫11
    1,375円 (税込)
    薬物の取引現場を張り込んでいた新宿署生活安全課の刑事・鮫島は、男の銃殺死体を発見した。新上司・阿坂景子は鮫島に、新人の矢崎隆男と組んでの捜査を命じる。男は何者で、なぜ殺されたのか!? 一方で、鮫島と因縁のある国際的犯罪者・陸永昌や元公安刑事・香田に不審な動きが――。シリーズ最大のボリュームと壮大なスケール! ラストまで一気読みの傑作長編!

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風化水脈 新宿鮫8~新装版~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年05月30日

    読み始めると停められなくなるモノが在るシリーズだと思う。新宿署に在る、少し「訳アリ」で、街のワルにはその姓にも引っ掛けて“新宿鮫”と綽名される鮫島警部が奮戦するというシリーズである。物語の大半は鮫島の目線で綴られるが、適宜作中の事件関係者等の目線に切り替わる箇所も交じる。二転三転しながら、鮫島が出逢...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年08月20日

    例えば「望郷」(1937)。
    主人公ペペは北アフリカのカスバの港町で暮らす、フランス人の犯罪者。警察に追われ、母国フランスには帰れない。
    なんだけど、パリから来た女に惚れてしまって。「メトロの匂いがする」。
    例えば「現金に手を出すな」(1957)。
    足を洗いたい初老のギャングが、安定した老後の為に乗...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年07月23日

    J様後追い第八弾
    これは読みごたえがありました。
    とても面白い歴史物を読んでいる気分にもなれました。

    根気強く地道な捜査はまさに鮫島の持ち味ですね。
    また真壁や大江さんとの男同士の繋がりも魅力的です。

    今回は読んでる最中に実際の十二社池のあたりを散歩に連れて行かれたのですが、
    大江老人の詳しい話...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年06月23日

    最後の数ページのクライマックスが、
    急激に心拍数上がる‥読む場所も選びたくなる。
    新宿という街の映し出される情景に毎回圧倒される。

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    Posted by ブクログ 2020年10月26日

    いやぁ、おもしろい。素敵な作品です。新宿には昔、水のインフラとして重要な設備があったことなど、新宿の歴史とともに、やくざと中国人のドロドロしたストーリーが進みます、とてもおもしろかった。

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月17日

    新宿鮫シリーズ第8作。

    自動車盗難グループを追っていた鮫島が、ひょんなことから戦後すぐの犯罪と関わりを持ってしまう。

    第1作にわずかに登場した真壁をはじめ、さまざまな登場人物の関係が時空を超えて絡み合う様子が面白い。新宿の歴史に触れている点も興味深い。

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    Posted by ブクログ 2020年07月11日

    シリーズ最長のページ数?そして久々の4文字タイトル。

    前作「灰夜」から一転、濃厚な”鮫”の世界を堪能できる。
    桃井や藪は当然として、必ず出てくると思われていた真壁との確執、さらにはそこに村上(最後のライバル?)も絡んでくる。

    最初は自動車窃盗犯の捜査が、高度経済成長期前の新宿で起きた事件と絡み、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年02月13日

    鮫島のライバル的存在の真壁と仙田が登場する贅沢な作品。
    初期の頃の疾走感は影を潜めたが、男の友情を前面にだし、笑顔で締めくくっていて爽やかな読後感。
    読む人によっては甘すぎると感じるかもしれないが、私としては大好きな作品となった。
    前作で人を死なせすぎた反動か、今回は主要メンバーがほとんど死ななかっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年04月24日

    シリーズ第8弾。前作で「1ページたりとも新宿に居ない」というまさかの荒技を繰り出した反動か、今作は徹底的に新宿(そしてちょっとだけ川越)。普通の人が全然出てこないにも関わらず、妙に感動させられる手腕はお見事。一方、悪く言えばご都合主義、よく言っても運命、な主要登場人物の濃密な人生の交錯具合は好き嫌い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年12月24日

    まず、「あれ、仙田ってこんな大物だったっけ?」あと、懐かしい方々の名前がいろいろ出てきてストーリーに厚みが出てました。前巻の反動なのか、目茶目茶新宿の歴史が詳細に書かれていて…ちょっとマニアックだった。
    そして!やっぱり真壁さん!!!
    ただ、思っていたのとはまるで違う展開に…。再登場を待ちわびていた...続きを読む

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