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Posted by ブクログ
あー!あの時のあの人か!その兄弟分がメインで出てる!
過去作と繋がっているのが楽しい。
今回は、今までで一番そう思えた。
どんな世界でも賢い人が上に上がっていく。
頭を使えない人は、一生下っ端だ。
ヤクザの人たちも、すごいと思う。
しっかりした組織であり、上の人のために命を投げうる覚悟があり、巧みな話術とテクニックで人を操る。
きっと、どんな組織もクリーンではない。
特に昔からある大きな組織。
そういうしがらみを無視して突っ込んでいく鮫島はかっこいい。
そんな鮫島を自由にし、Goサインを出せる桃井さんもかっこいい。
覚悟を持って動ける人たちはかっこいい。
ヤバい。
どんどん鮫の沼にハマっていってしまう。
次を読むのが楽しみだ。
Posted by ブクログ
プロローグ
月イチ“新宿鮫シリーズ”第4弾
『新宿鮫Ⅳ 無間人形』
早くも月イチ“新宿鮫シリーズ”も第4弾!
本作は、なんと直木賞受賞作だ
シリーズ物のしかも4作目で直木賞とは
中々の稀有な作品でもあり、総頁数650頁超えの
超大作でもある
高鳴る胸を抑えつつ頁を捲った!
本章
『新宿鮫Ⅳ 無間人形』★Super5
これまでのシリーズ3作品も素晴らしかったが
本作も完璧だ
若者たちの間で流行っている薬“アイスキャンディ”の密売ルートを追う鮫島と麻薬捜査官との捜査妨害と攻防
そして、麻薬を取り仕切る地方財閥の香川家との闘い、恋人“晶”を巻き込んだ感動巨編に得も言われぬ興奮を覚え、あっという間に読み終えた次第である
1994年の作品だが、古さを感じさせぬ力筆にこのシリーズの奥深さと底知れぬ感動と悦びを感じた8であった
エピローグ
ということで、ショートトリップにて、横浜にある
インターコンチネンタルホテルPier8に宿泊し、
その一室で本書を読み終えた
Pier8は、第8埠頭を意味し、8繋がりで選出したホテルだ
正に“8”馬鹿である
部屋はクラブラウンジが使用できるものをセレクトし、ほぼホテルを出ることなく読書に明け暮れた、ある意味贅沢なトリップとなった
こういったショートトリップがあってもいい
そう思った8であった……(¯―¯٥)8v♪
これで、横浜高校は甲子園優勝間違い無しだな!
最後にそうも思った(-ω☆)キラリ
完
Posted by ブクログ
新宿鮫シリーズは以前から読んだり止まったりを繰り返している。
この巻も、もしかしたら何年も前に読んでいたものかも。
ぶつ切りに読んでいたんですよ。なんとなくスムースに読み進められなくて。
でも今回読んでみて、自分が変わったのかな。
すっかり引き込まれました。それこそページをめくるのももどかしいほど。
どの人も闇を抱えて、とんでもなく暴力的で。
後の馳星周さんも、影響受けたんじゃないかな。
でも、馳さんと違って、新宿鮫には、真っ直ぐな心を持った
人がかならず出てくるんですよね。ヒロインの晶を始めとして。
改めて、全巻読みたくなったなあ。
何巻あるんだろう。
え、12巻?
先は長いなあ…。楽しみだけど…。
※光文社文庫 587ページ。
どの巻もこのくらい分量あるんだろうなあ…。
Posted by ブクログ
気に入ったシリーズの各作品をランダムに愉しんでいる。これも凄く愉しかった。
「訳アリ」な鮫島警部が奔走し、事件の解決を目指すという<新宿鮫>シリーズである。近年の作品を読んでいないと手を着け始め、随分以前に読んでいた可能性も在る作品に辿り着いたが、一度読んでいたかもしれないにしても、記憶が曖昧になっているので、新たに出会うのと同様に愉しく読んだ。映像ソフトが少し入手し悪くなっているように見受けられるが、本作を原案とするテレビドラマが在ったことも憶えている。
<新宿鮫>シリーズは、主人公の鮫島の目線で綴られる部分と、作中の事件関係者等の目線で綴られる部分とが適宜交わりながら進むのが通例である。現在時点では「比較的初期の…」と呼び得る本作も、そういう方式が採られている。本作は、鮫島、交際しているロックバンドのボーカルの晶、地方の街にある彼女の嘗てのバンド仲間、バンド仲間の在る街で大変な影響力を有する地方財閥関係者と、「様々な人達の各々の物語」が作中の事件を交差点にして交じり合いながら展開する感である。
物語の冒頭は新宿の街中からである。
鮫島は不審な少年グループを見張っている。少年グループ側も周辺を警戒している様子が見受けられ、鮫島も慎重に様子を伺っている。違法薬物と見受けられるモノの密売をしたという様子が見受けられ、鮫島は彼らを捕えようと駆け寄る。格闘も交えて、鮫島は負傷もしたが、グループの1人を取り押さえる。逮捕した少年が所持していたモノの中から、錠剤が出て来た。10代の若者等の間で流行りつつある代物で「アイスキャンディー」という通称だった。この錠剤は、微量の覚醒剤成分を含む危険なモノであった。
鮫島はこの「アイスキャンディー」の事案に取組んでいたのだ。逮捕した少年が通称「アイスキャンディー」を売り捌くようなことをしていたことから、入手先を聴取し、その入手先の人物を監視し、何とか流通ルートを暴き出そうとしていたのだ。
鮫島は、少年が自白した、少年に通称「アイスキャンディー」を売ったという人物を監視し始めるが、麻薬取締官に出くわす。麻薬取締官達も、この「アイスキャンディー」の事案に取組んでいた。異なる捜査機関の思惑がぶつかり合うこととなって行く。
他方、或る地方から出て来た偽名を名乗っている男が在って、新宿を本拠地とする暴力団の幹部とやり取りをしている。密かに「アイスキャンディー」を流通させようとしているのだ。そして、当初は安価で流通量を増やそうとしていたものの流通量を絞り込み、値上げを図るような思惑と、随意に必要量を得て利益を増やす思惑とがぶつかり合って行くこととなる。そしてこの偽名を名乗っている男の複雑な背景が在る。
そして晶は、大きくヒットしているのでもないバンドのデビューアルバムのプロモーションも兼ねて地方公演に出るのだが、その途次に単独で或る街を訪ね、嘗てのバンド仲間と再会し、嘗ての仲間が携わるライブハウスを訪ねようとしていた。が、各々の道で各々が活動していることを言祝ぐような、古い仲間の愉しい再会で終始し悪くなるような予兆が立ち込めようとしていた。
こういうようなことから展開する物語は、「続き」が気になって、頁を繰る手が停められなくなってしまう。終盤側では凄惨な闘いというような場面、複雑な想いが交錯する場面が相次ぎながら、鮫島は奮戦し続け、事件は収束する。
シリーズの各作品、何れも甲乙点け難いのだが、本作は秀逸だ。
Posted by ブクログ
ようやくにしてこの一冊で直木賞を受賞し、既に超売れっ子だった大沢氏も、堂々たるメジャー作家達の仲間入りとなった。
主人公の「新宿鮫」こと鮫島刑事の活躍を愛する読者は多いと思うが、相変わらずの渋くて寡黙な男は健在だった。
700ページ近くに及ぶ長編物語で、序盤はゆったりとしたペースで進み、中盤から終盤にかけては一挙にペースアップして読み進むようになる。
もしも翌朝からハードな予定を組んでおられる御仁は、一挙に中盤から終盤を読み進むのは我慢して、翌日の予定がスカスカの前日に読み進むことをお勧めする。
それほどに結末に向かってのストーリーの展開テンポが激しく且つ軽快で面白い。
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小説・文芸
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