作品一覧 2024/01/10更新 コロナの時代の僕ら 試し読み フォロー 素数たちの孤独 試し読み フォロー タスマニア 試し読み フォロー 天に焦がれて 試し読み フォロー 兵士たちの肉体 試し読み フォロー 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> パオロジョルダーノの作品をすべて見る
ユーザーレビュー コロナの時代の僕ら パオロジョルダーノ / 飯田亮介 今も決してコロナが消滅したわけではない。 でも、日常は、たくさんの人達が、通常生活にもどっている。だからこそ、危機感を持たなければなという思いから手にとって読みました。この本が執筆されたときは、コロナ感染真っ只中。著者のイタリア国内では、外出許可書を警察に提出しないといけなかったり、世界中で、コロナ...続きを読むに感染しないように、誰もが気を付けている。 しかし、今、その頃に比べて、意識中で危機感が薄れてしまっているように感じる。コロナは、変異しながら、人間を冒し続けているのに。手洗い、消毒、除菌、マスクの着用必須。 Posted by ブクログ 素数たちの孤独 パオロジョルダーノ / 飯田亮介 久々に読みごたえのある良作 イタリアベストセラーというのが半分驚き。 というのも中身がけっこう暗めで、マイノリティの話なので、そんな大勢に読まれるのか、と・・・。 しかしながら読書好きは東西問わず、重さ、孤独が好きなのかもしれない。 感情移入しながら読んでしまう。 kin3pun コロナの時代の僕ら パオロジョルダーノ / 飯田亮介 静謐な文章だ。しかし、訳者あとがきであるように著者あとがきの「コロナウイルスが過ぎたあとも、僕が忘れたくないこと」にはかなりの熱量が込められている。コロナウイルスが過ぎ去った後には、「いったい何に元どおりになってほしくないのか」を考えている。元どおりになってほしいことではない。元どおりになってほしく...続きを読むないことだ。この視点はとても重要なことだと思う。 Posted by ブクログ コロナの時代の僕ら パオロジョルダーノ / 飯田亮介 感染症とは僕らの様々な関係を侵す病だ… この災いに立ち向かう為に 僕らは何をすべきだったのだろう 何をしてはいけなかったのだろう そしてこれから何をしたらよいのだろう コロナ時代を生きる人々へ イタリアを代表る小説家が送る 痛切で、誠実なエッセイ集 何を守り 何を捨て 僕らはどう生きてい...続きを読むくべきか 2020年春ローマにて 非常事態下で綴られたイタリア作家の叫び 今読むべき傑作エッセイ 物理学を専攻した作家パオロ・ジョルダーノ氏は この危機を「忘れたくない」と繰り返す ウイルスの不安や驚きに満ちた 緊急事態の今だから ヒリヒリと感じる事を… 落ち着いた私たちはたちまち 忘れてぼんやりとしてしまうと 著者は予測し警告する 力強い言葉で語りかける 私も忘れたくないリストを作ろうと思う。 Posted by ブクログ コロナの時代の僕ら パオロジョルダーノ / 飯田亮介 ウイルスは変異するもの。ウイルスが変異した責任を問える相手はどこにもいない。ウイルスはただ変異するものなんだから。 ただ……科学が万能だと信じられていた時代は過去のものだとわかってたけど、どう対応したらいいか、どの情報が正確なのか、どの意見が妥当なのか、そもそも耳を貸すべき専門家が誰なのかもわから...続きを読むず、身動きもできない状況に陥るとは…… 私にはもとから日常と呼べる日々は無かったけれど、それでも日常を手に入れるべく、どうにかやっていくしかない。 Posted by ブクログ パオロジョルダーノのレビューをもっと見る