「黒川創」おすすめ作品一覧

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作品一覧

2015/04/10更新

ユーザーレビュー

  • ことばと創造 鶴見俊輔コレクション4
    鶴見俊輔には、あらかじめのカテゴリーがない。全方位的にセンサーが働いていて、そのセンサーに引っかかったものを引っ張ってくる。だから、漫才とシモーヌ・ヴェイユとホワイトヘッドが隣り合う。
    「かるた」に感動しすぎて、繰り返し読んだ。本作の他の文章は、もう、しばらく読まないことにした。
  • 身ぶりとしての抵抗 鶴見俊輔コレクション2
    鶴見俊輔氏のような行動する知識人は日本ではほとんど稀有な存在ではないだろうか。本書では戦時下の抵抗、ハンセン病の人びととの交流、べ兵連、朝鮮人・韓国人との共生と、ほとんどの人が避けてとおりたい、見て見ぬふりを決め込みたい問題にごく自然体にコミットしていく姿が印象的で、ほんとうに志の大きな素晴らしい人...続きを読む
  • 暗殺者たち
    独特の構成。
    これだけでもこの本を読んだかいがある位、なかなか珍しいと思うし、かつ、成功している。
    現実を苦々しく見るだけで受け入れるしか手が無い大多数の人間の象徴として漱石という日本を代表する知識人の動向を基底におきつつ、現実を能動的に変えようとする暗殺者達の協奏、特に伊藤と安の同質性が上手く描か...続きを読む
  • きれいな風貌―西村伊作伝―
     戦後日本の復興の地ならしは、明治初期から中頃に生まれて大正時代に日本人離れした突飛な行動で鳴らした人によって行われたものも多い。本書の主人公もその一人であろう。
     それにしても大逆事件の残滓からこのような華が開くとは、歴史というものはじつに皮肉なものというべきであろう。
  • いつか、この世界で起こっていたこと
    これほど鮮烈で濃密な読書体験はひさしぶりのことだった。震災以降に書かれた小説のなかで、この先も、これを越えるものは出てこないのではないだろうか。

    3.11、すなわち震災と事故を起点として描かれた6つの短編は統一された物語があるわけでなく、設定も人称もトーンもヴァラエティに富んだ連作短編なのだが、そ...続きを読む

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