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Posted by ブクログ
黒川創氏の作品「京都」が好きだ。美しい観光地としての京都ではない京都。だから黒川氏の作品を読みたいと思っていた。
ウィーンと二人きりの兄妹と外交官、そして兄の周りの人々。
外交官の章がよかった。
ウィーンの美しいだけではない別の顔、オーストリアの複雑な歴史等々。
静かな、だけど深い、様々な解釈が出来る話のように感じた。
最後にコロナウイルスによる混乱もしっかり描かれているのは今の時代のかな。
「第三の男」を絡めて書かれていたのも面白かった。
「第三の男」は学生のときに英語の授業で読んだ。
当時は訳に必死で背景、その本題など理解できていなかった。
改めて読んでみたくなった、日本語で。
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