鶴見俊輔伝

鶴見俊輔伝

2,552円 (税込)

12pt

4.5

後藤新平を祖父に、鶴見祐輔を父に生まれた鶴見俊輔。不良化の末、渡米してハーヴァードに入学。日米交換船で帰国して敗戦を迎える。その後の50年にわたる「思想の科学」の発行、「ベ平連」の活動、「もうろく」を生きる方法まで。あらゆる文献を繙き、著者自身の体験にも照らしつつ、稀代の哲学者の歩みと思想に迫る。

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鶴見俊輔伝 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    戦中・戦後から60年・70年安保闘争やベトナム反戦の時代、日本には数多くの偉大な学者や知識人が存在した、鶴見俊輔はその中でも圧倒的で特異な存在であったと思う。
    その人たち各々の思想や行動などが鶴見俊輔との関係の軌跡を通して時系列に網羅されている。
    俊輔の華麗な閨閥・父祐輔との関係、ハーバート大学時代

    0
    2022年10月16日

    Posted by ブクログ

     今、自分の本棚に鶴見俊輔の本は一冊も無い。これまで折に触れ求めたものの、いつの間にか、姿を消している。
     それだけに、この本の鶴見俊輔の挫けなさには、あらためて読み返したい思いを強くさせられた。
     言葉になりにくいものを、深く考えていく。そんな哲学の姿勢を。

    0
    2020年01月28日

    Posted by ブクログ

    鶴見さん自身が語らなかったことがいくつも著者黒川さんの元で明らかになったように思う。黒川さんじゃなければ書けない作品だと思う。

    0
    2019年01月25日

    Posted by ブクログ

    一面的にならない。
    盲信しない。

    軍国主義への反省を、思想と著作で体現する。

    リカルトランシス
    どうしようもない人間

    0
    2021年09月09日

    Posted by ブクログ

    外祖父・後藤新平の大きな屋敷で育った生い立ち。父・祐輔の野望から伊藤博文の若かりし日の俊輔を名付けた!俊輔と和子が大家族の中でも母とともに重要な位置を占めていたという。俊輔の正常中学時代の悪ガキぶりはすごい。上位8割が上へ進めるのに、彼は下から6番目の成績だった。そして中学中退のまま米国・ハーヴァー

    0
    2019年12月31日

    Posted by ブクログ

    けっこうな分量だが、引き込まれた。
    鶴見俊輔本人だけでなく、
    祖父の後藤新平や、先輩格の
    都留重人、桑原武夫など
    腹の据わった、時代の向き合い方が
    カッコいい。

    ベ平連の内幕なども興味深い。
    幼少の頃から、鶴見と接していた
    著者の視点もユニーク。

    0
    2019年04月21日

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