トーベ・ヤンソンの作品一覧
「トーベ・ヤンソン」の「ムーミン全集[新版]」「少女ソフィアの夏 新版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「トーベ・ヤンソン」の「ムーミン全集[新版]」「少女ソフィアの夏 新版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「いや、そんなことだめさ。自分の力で、のびのびさせてやるのがいいんだよ。この芽も、すこしはくるしいことにあうほうが、しっかりすると、ぼくはおもうな。」
冬を迎えたムーミン谷の中で、冬眠から何故か目覚めたムーミン。初めての冬という季節、その厳しさに挫けそうになりながらも、さまざまな人達と交流し成長していきます。ムーミンの成長を描くとともに、欠点を持ったキャラクター達がお互いを助け合い、受け入れ合う描写は、読んでいる私達に暖かな気持ちをもたらしてくれます。
また、ムーミン谷での冬の描写が具体的で面白く、冬に読む物語としてとてもピッタリだな、と感じました。
ラストでのおしゃまさんのオルガンの音色が
Posted by ブクログ
今作ではムーミン一家は登場せず、彼らが不在の間に彼らを恋しがる人々が自然とムーミン家に集合するという話。
ヘムレンさんがムーミン家へ行こうとする理由が、私がムーミン谷やムーミンたちなどのこの世界に求めるもの(包容力)と同じなので、読んでいて改めてムーミン屋敷に行きたいな、と凄く羨ましく思った。
フィリフヨンカは掃除をしようとして屋根から落ちそうになったばかりに掃除丸ごと恐怖の対象となるも、ムーミン屋敷で過ごすうちに落ち着いてきて、ある朝になると吹っ切れて大掃除をし出す気持ちが、どこかわかる気がする。
ボーッと暗闇でハーモニカの音色に耳を傾ける時間の大切さ。
スクルッタおじさんは自分の名前