友廣純の作品一覧
「友廣純」の「アトランティス・ジーン」「解剖迷宮」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
「友廣純」の「アトランティス・ジーン」「解剖迷宮」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
Posted by ブクログ
長編映画を観終えたような、余韻のある作品。
湿地の少女カイアは親に捨てられ、村社会で疎外されながらも広大な自然や動物、それに数少ない人々との繋がりによって孤独と向き合いながらも逞しく生きて行く。
とにかく情景描写が素晴らしく、文字を追いながらも頭の中はすっかりノースカロライナの湿地帯にいるかのようで、その世界観に思い切り浸ることが出来た。
同時に、殺人事件の容疑者となるカイア。サスペンス要素を取り入れたストーリ展開の行方も気になり、ページを繰る手が止まらなかった。
究極な孤独の中に在る時でしか得られない「愛」や「希望」が作り出す美しい世界。突き抜けた才能を持つ人々もそういう孤独の中で苦悩する。(偉大な作家や芸術家も自死したりするし)
カイアが持てなかったものは、それにより得られたものを生み出した。
孤独とは辛いばかりではなく、自分を形成する為のスパイスでもある。
とっても良かった。
大切な人に勧めたい一冊。
Posted by ブクログ
タイトルと雰囲気で面白そうだなーと思ってたのでやっと読めて良かった〜
最初は海外小説にありがちで固有名詞が全然頭に入ってこないし、ノースカロライナ?の湿地??1950-60年代のアメリカの文化的歴史的背景も分からないので読んでても文章が頭のなかで滑ってたんですが、頭のなかに入るようになってからは一気に面白くなってきました。
A面B面で話が進む展開大好きなのでA面とB面が交わってからはもう読む手が止まらなかったです。早く読みたい。仕事してる場合ではない!!
ノースカロライナの湿地帯の美しい自然や野生動物たちの強かさなどの描写が素敵だった。
是非実写映画も観てみたいなぁ!
カイアの強さ、美しさ、成長は小公女とかの児童文学を読んでるかのよう。
そこに絡む不穏な死…
アマンダハミルトンって米国で有名な詩人なんかなって思ってたんですが、まさかのカイア自身だったとは!
最後の展開はそうだったらヤダなって思ってたのでちょっと残念だったんですけど、解説の方が
「ずっとカイアに寄り添い、彼女の幸せを願ってきた読者は、もしかしてラストで突き放されたように感じるかもしれない。彼女は自分を譲り渡すような人ではなかった。彼女を支えてきた数少ない人々にとっても、1番近くで寄り添ってきたテイトにも、カイアは本当の意味では知り得ぬ存在だったのだをそれは自然の本質でもある。どんなに深く探ろうとしても、本当の彼女は不可侵な存在なのだ。幼い頃のカイアは、誰かが孤独から自分を救い出して、人々の温もりを感じる場所に連れて行って欲しいと願っていたかもそれない。しかし彼女の幸福は、湿地と潟湖が育んだ孤独のなかにあった。私たちは「湿地の少女」を再びそこに送り出すしかないのだ」
と書かれててラストを受け入れることができました。
優しいジャンピンがいてくれてよかった…
途中カイアが可哀想すぎて辛かった
Posted by ブクログ
海外文学デビュー!
初めての海外文学がこの本でよかったと心から感じた。
ジェイク(カイア父)も途中まではやり直そうとする気を見せていたのに…憎めないところではある。
カイアがハニーと言われたところで少し 良かった、ヨシッって思っちゃった笑
カイアの私はあなたの恋人になったの?のシーンがとにかく好き。14歳でこんな大人びたエロい言葉言えるの?って凄く舞い上がった。
私だったら湿地で何かを探求して出版とかすることができない。自分の強みを自覚して貫くことが難しいのに湿地で一人の力で成し遂げるカイアの強い心に関心をもった。
そして、ジョディ(カイア兄)にもう一度再会することができて良かった
結局はカイアが殺したんだなーって。事故であってほしかった…