ザリガニの鳴くところ

ザリガニの鳴くところ

ノースカロライナ州の湿地で青年の遺体が見つかる。村の人々は「湿地の少女」カイアに疑いの目を向ける。6歳で家族に見捨てられ、人々に蔑まれながらたった一人湿地で生き抜いてきたカイアは果たして犯人なのか

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ザリガニの鳴くところ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月20日

    本のグループでもかなり話題になってたこの作品。気になりつつ、文庫待ちして、やっと読みました。いやあ〜〜すごい!圧倒的な作品でした。素晴らしい!
    著者が69歳で初めて書いた小説だというから驚きです。でも、豊かに流れるような自然描写を読んでいて、動物学者だというのが納得です。
    映画化されてるのは知ってた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月15日

    母親、兄妹、父親にもさられ1人で生活する少女、学校にも馴染めす、いかず、湿地でかもめや鳥たち自然とともに生きていく。一人ぼっちの暮らしの中でのさびしさ、人恋しさ、心の機微の表現にひきこまれていった。
    そして、衝撃のラスト!
    これって、サスペンスの要素もあるんですかね!
    人間関係、環境、愛情、色んな要...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月14日

    2024のベスト3の一冊はもう決まりました。
    評判通り、いや評判以上に良かったです。
    あまり外国文学を読まないのと、本の分厚さ、はじめに登場人物の紹介があったところから(これはややこしいのではという印象を持ってしまった)、本当に楽しめるかな…とびびってしまったが、どなたかのレビューにもあった通り、一...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月11日

    とても面白かった。最初は結構読むのに時間がかかっていたが、途中から少女の成長を感じて面白かった。最後の一文まで見逃せない作品に初めて出会えた。
    途中で出てくる差別や偏見など、考えさせられるものも沢山あって読んでよかったと思った。

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    Posted by ブクログ 2024年04月03日

    ラスト衝撃!
    中盤まではカイアの孤独な湿地での日々をゆっくり時間をかけて読んでいたが、後半一気読み。
    知識がないから全然違うかもしれないけど、湿地とか川とか想像しながら読んだ。面白かったー

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    Posted by ブクログ 2024年03月30日

    すべてに見放され、沼地に取り残された少女の一生を追った超話題作。差別や環境問題を扱う社会派小説、あるいは一人の少女の成長物語として極めて優れた作品だと感じました。

    貧富の差、性別の違い、人種の違いによる差別という問題。それを直接読者に見せつけるのではなく、この作品の根底にある「動物行動学」になぞら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月24日

    生態学であり家族譚でありラブストーリーでありミステリーであり差別の物語でもある。
    湿地に暮らし、湿地に育てられた少女の成長はたくましさを感じさせました。でも同時に、沼地のように見抜けない少女の奥底が、常に正体を掴ませない不気味さを漂わせる作品でした。

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    Posted by ブクログ 2024年03月21日

    アメリカでベストセラーになり映画化もされたミステリー小説。日本では2021年本屋大賞の翻訳部門で第1位に輝いた。主人公の少女カイヤは家族に見捨てられ、湿地の小屋でひとり生きている。学校にも通えないカイヤの楽しみは、湿地の大自然、ザリガニの鳴くところできれいな鳥の羽を集めたり、生き物をスケッチすること...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月12日

    もう心の中で整理できない気持ちがどんどん湧き出てきて途中で自分の体力を回復させないと物語に飲み込まれてしまいそうになって読み進めることが難しくなるほど強い作品だった。最後の最後までぎっっっしりつまっていて読み終えた今、静かに感想を語れる日は来ない気がする。だってね、ってここから何時間でも語ってしまい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月07日

    細かく章が区切られていて読みやすく、翻訳もとても素晴らしい。
    ミステリー?…って言えばミステリーだけど、推理とか謎解きとかには主眼は置かれてはいない。
    ひとりの貧しい少女が湿地帯の雄大な自然にいだかれて逞しく生きる成長物語。
    情景描写も秀逸で傑作と言っても差し支えないだろう。

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