作品一覧

ユーザーレビュー

  • ザリガニの鳴くところ

    Posted by ブクログ

    アメリカ南部の海岸沿い一帯の、大自然の情景描写が素晴らしく、
    また、その大自然やそこに住む動物たちと一体であるかのように暮らしている、
    主人公の少女カイアの心理描写も良い。


    自力で集めた食材で作る質素な食事も、
    町の賑やかな飲食店で出てくる色とりどりのメニューも、
    自然が与えてくれた恵みでありそれをいただく自分たちも自然の一部であるという、
    食物に対する愛おしさが伝わってくる記述であるところが、
    読んでいて心と体が温まるような感じがして良い。

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    2026年04月21日
  • ザリガニの鳴くところ

    Posted by ブクログ

    普通じゃない境遇に生まれ育った主人公の純真さとしたたかさの相まった生き方が、良くも悪くも美しい自然の中で輝いている。

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    2026年04月16日
  • ザリガニの鳴くところ

    Posted by ブクログ

    ザリガニの鳴くところ

    著者:ディーリア・オーエンズ

    2019年・2020年アメリカでいちばん売れた本という肩書が気になり手に取った小説。

    とにかく物語の重厚感に圧倒された。

    ノースカロライナ州の湿地で発見された死体を巡る法廷ミステリーが主軸であるものの、
    湿地に1人残された主人公の成長譚や、貧乏白人を描く社会差別、DV、三角関係の恋愛小説と、色々な切り口で物語を楽しめた。

    また、野生動物学者である著者の自然描写が美しい。

    ーーーーーーーーーー

    潟湖には、生命と死のにおいが同時に漂っていた。成長する有機体と、腐敗する有機体が交じり合ったにおい。カエルが嗄れた声で鳴いていた。カイアは

    0
    2026年04月11日
  • ザリガニの鳴くところ

    Posted by ブクログ

    家族にも恋人にも見放され、社会の端へと追いやられたカイア。彼女が広大な自然の中でたった一人、自らの力で生を繋ぎ止めていく姿に、何度も胸が締め付けられる思いでした。孤独という名の寒さに耐えながら、彼女が湿地の生き物たちに見出した「真理」。それは残酷で、けれどどこまでも純粋なものでした。一人の女性の数奇な運命と、自然への深い愛が織りなす、魂の震える名作です。

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    2026年04月01日
  • ザリガニの鳴くところ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一つの章が細かくて連ドラみたいに読めた。ジャンピンが好きだった。ミステリー小説というくくりだけでは足りないような気がする。続きが気になってしょうがない話だった。
    父との関係に自分の母親を重ねて読んだ。あそこまで酷くないが、相入れないと思っていた相手とふとしたときに仲良くなれたときの自分が生まれてきてよかったのかもと思える幸せと、やはりどこかで食い違いまた仲違いしてしまったときの仲が悪かった期間分と仲が良かった期間分が積み上がり倍増する喪失感とやるせなさに。

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    2026年02月15日

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