作品一覧

ユーザーレビュー

  • ザリガニの鳴くところ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    湿地で暮らす貧乏白人のもとに生まれ6歳で家族に見捨てられ一人で生き延びたカイア。湿地の自然と共生しそこから得た知識が彼女の生活を支え、心も支えた。孤独を知ったと感じてもまた次の孤独が彼女を襲い、よろよろしながらも立ち上がっていく。作中に出てくる詩も胸を打つ。彼女は時に自衛のため外界を遮断することがあったが、誰かと繋がりたくて手を伸ばしていたんだと知って切なくなった。

    0
    2026年06月26日
  • ザリガニの鳴くところ

    Posted by ブクログ

    生きることは綺麗事だけではなくて、
    そのためには差別も偽りも裏切りもある。
    そのどこまでが許され、
    どこからが許されないことなのか、
    それすら湿地の自然界においては
    すべてが些末なことのようにも思えてしまう。
      
    人間の世界での善悪なんて
    この広大な自然の前では何の意味もなく、
    ただすべての生物は
    生命のある限り、それを全うするだけなのだ。

    カイアの生き様はまさにそれがすべてだからこそ、
    いつまでもその人生が頭から離れない。

    0
    2026年06月21日
  • ザリガニの鳴くところ

    Posted by ブクログ

    伊勢に旅行してるときに読んだ。
    だからかザリガニというより伊勢海老のイメージで読んでた。
    伊勢の他にも丸山千枚田を見に、同じ三重県の熊野市にも行った。そこは、道中自然が間近に感じられる。熊野古道としても有名で、何かしら動物が出てきそうな雰囲気。特に熊は出てこないか、ずっと怖かった。
    でも、カイアにとっては自然はそうではない。
    どちらかというと作中には海辺の生き物が多く登場するが、とにかくカイアにとってはずっと自然が拠り所だった。
    そのことを根底に読むと凄く納得のいく話だった。最後まで読み応えがあった。
    特に終わり方と表紙は綺麗。どちらも心にジーンとくる。

    0
    2026年06月19日
  • ザリガニの鳴くところ

    Posted by ブクログ

    行ったこともないアメリカの田舎の情景が目に浮かぶ表現力が素敵。1人ぼっちで生活する少女の孤独やら苦悩やらの心情と、人を信じたくても信じ切れない葛藤と成長が面白くてどんどん読み進めれる一冊でした。

    0
    2026年05月14日
  • ザリガニの鳴くところ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    湿地の描写が全て目に浮かぶようで心地良い、失われてしまうとわかっても父親とふたり過ごしたところが好きだなあ。カイアが1番に自然と共にあったからこその結末、めっちゃ好き。

    0
    2026年05月12日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET