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Posted by ブクログ 2024年03月31日
面白かったです!話が進んでいく中、毛利輝元と、徳川家康の二人の視線から描かれた物語。どちらかと言うと毛利輝元側の視点の方が面白かったです。関ヶ原の戦いが始まる前が主に書かれていたけど、お互いに色々な仕掛けや作戦などを考えていて、やはり関ヶ原の戦いは他の戦いと違ってスケールが大きいんだと実感しました。...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月01日
天下大乱 伊東潤
大将が一つの城の攻め方や女たちの救出まで口を挟んでいては、大局に立って物事を判断する者が居なくなる。
戦略と戦術・作戦
物事には階層レイヤーがある
毛利元康 奮闘したが天下取りのリーダーではない
豊臣秀頼までのつなぎ
徳川家康は天下を取る決意・胆力がある
軍事力の優位性は西軍にあっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月07日
関ヶ原に至るまでの駆け引きを、徳川家康と毛利輝元の視点で描いた作品。
家康目線や石田三成目線の小説はあまた存在しますが、毛利輝元は珍しいですよね。一応西軍の総大将なのですが…。
作中の「戦は戦う前に勝敗を決してなければならぬ」という家康の言葉が印象的でした。そして毛利家臣の吉川広家が本多正信ばりに頭...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月11日
「御予約受付中」(=近日発売)という様相で発見し、発注して入手した。そして早速に紐解いて愉しんだ。好かった!
本作は「関ヶ原合戦」を背景にした時代モノの小説である。
「関ヶ原合戦」ということになると、物凄く知られている戦いである他方、色々と小説家の想像の翼が羽ばたく余地も多々在るかもしれない出来事で...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月03日
関ヶ原の戦い前後を、家康目線、毛利目線で交互に語られる。後半はスピード感が増して一気に読んだ。信長は、家来を牛馬の如く扱い、挙句に家臣に反乱されて命を失った。秀吉は甘言を言う家来しか好まなかった。というような文が心に残る。家康には葉に絹着せぬやり取りをする家来があり、最後は家康が決断したようだ。また...続きを読む
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