電報予告殺人事件

電報予告殺人事件

2,200円 (税込)

11pt

3.9

ヴィクトリア朝大英帝国の巨大情報網の核となった電信事業。それを担う一員である電信士ローラ・テンパートンは、仕事と家庭を持つという夢の間で悩む日々を送っていた。ある晩、彼女は電信局を訪れた局長アクトンの甥ネイト・ホーキンスを案内するが、アクトンは密室と化した局長室で死体となって発見された。容疑者と目されたネイトの無実を確信したローラは、自らの職能を活かして調査に乗り出す。翌日、警察署には謎めいた電報が届くが、そこには被害者アクトンともう一つ別の名が記されており……。本格ミステリならではの趣向を随所に凝らした第三十三回鮎川哲也賞受賞第一作。

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電報予告殺人事件 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ヴィクトリア朝のイギリスを舞台にしたミステリー。先端の電信事業を担う電信士のローラが主人公で、当時の女性の置かれた立場や男性同僚からの差別的言動などの生きにくさを縦軸に、電信局で発生した殺人事件を解決しようと被害者の甥と組んで奔走する姿を横軸に展開する。事件は連続殺人事件に発展し、更に詐欺事件も加わ

    0
    2025年09月23日

    Posted by ブクログ

    ヴィクトリア朝大英帝国の巨大情報網の核となった電信事業。それを担う一員である電信士のローラ・テンパートンは、仕事と家庭を持つという夢の間で悩む日々を送っていた。
    ある晩、彼女は電信局を訪れた局長アクトンの甥ネイト・ホーキンスを案内するが、アクトンは密室と化した局長室で死体となって発見された。容疑者と

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    端正なつくりの良品。「電信」という今では珍しくなってしまったシステムを上手く取り入れて、興味を引き付けると同時に、行われる犯罪にもきちんと関わらせてある。
     トリックは一部分、動機など見えないところもあったが、他はひねくれたミステリ読みでも充分納得させられた。これくらいシンプルかつ時代遅れ?な方が良

    0
    2025年08月27日

    Posted by ブクログ

    昔ながらのピュアな本格ミステリー、密室での毒殺事件! 電報で犯行予告が届く謎… #電報予告殺人事件

    ■あらすじ
    ヴィクトリア朝のイギリス、女性ながらも電信士として仕事を得ていたローラ。誇りをもって職務についている彼女であったが、両親からは結婚を急かされ、自身も家庭を持つ幸せに憧れていた。

    ある日

    0
    2025年06月27日

    Posted by ブクログ

    過去を舞台にしたミステリである以上、違和感を感じる描写あるけど面白かった。


    2928冊
    今年156冊目

    0
    2025年06月04日

    Posted by ブクログ

    ミステリーはあまり読まないんだけど、イギリス好きなので大変面白かった。
    翻訳ものっぽい体裁で、18世紀のロンドンの描写もリアリティがあった。
    なんとなく、舞台の台本っぽい雰囲気が名探偵津田を思い出させてそこもツボった。ww

    0
    2025年10月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    働く女性に偏見を持つ父親、有能な女性に嫉妬する男性、無能な警察と前半は問題だらけでローラが大変。電報の謎が分かってくると、また展開が変わり面白い。昔から人間って変わらない…。ローラの思い込みがちょっと強いのと、容疑者がそもそも怪しすぎるのが気になるけど、全体的には楽しく読めた。結末も好みで良かった。

    0
    2025年09月19日

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