阿津川先生と青崎先生が揃って今年のベストに挙げていたし、一般の方からも評判が良かったので、楽しみにしていた作品。
鮎川哲也賞は、やっぱりハズレが少ないなーという印象。
軍艦の上で起こる殺人ということで、知らない慣習も多く序盤でも飽きない。
船乗りというと、荒くれ者が多いかと思いきや、意外に新人の面
...続きを読む倒見が良く、研修?みたいなこともしっかり行われる。
久々に当直の交代時間を書き出したり、5層ある戦艦の階層をメモしたが、あんまりトリックには関係なかった…残念…
もっと食卓班の皆の話も掘り下げてほしかった。みんな魅力的なキャラだったので。
あと、どうでもいいところだけど、ネビルが捕まるまで飲むのはエールで、船に乗ってからはビールというのは、明確に記述を分けたかったんだろうなぁ。どんなこだわりなのか気になる…