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Posted by ブクログ
★5 未知なるドラッグに出会った四人の運命は… 快楽と絶望の狭間にある甘えを描いたノワール #リゼル13
■あらすじ
高校時代からの友人、佐崎、南原、ボッシュ、ナナの四人組は、いつも無茶な遊びばかりしている。彼らの密かな遊びは、ナナがアルバイトするバーで〈リゼル13〉という新しいドラッグをキメることだった。
仙台市の繁華街、国分町では、麻薬の密売を仕切るヤクザ、吉住が街を支配していた。彼らの〈リゼル13〉を巡る抗争が始まる。
■きっと読みたくなるレビュー
★5 おもろい! 〈リゼル13〉という麻薬を中心に、愚かな若者たちが翻弄され続けるノワールです。
まるでキタノ映画を観てるかのような渋さ&ハードボイルド、しかし出てくる人間の弱くて醜くて汚いんですよ。
なにより〈リゼル13〉が幸せを叶えてくれる「魔法」みたいに扱ってるところが、あまりにも愚かしくて悲しくなってくる。薬物に触れてしまったほとんどの人間は、制御が効かなくなってしまうんでしょうね… 読めば読むほど薬物の危険さを肌で感じます。
本作は〈リゼル13〉に出会い、ハマってしまった四人、利用だけでなく販売にまで手掛けるようになる。しかし国分町を仕切っていたヤクザ吉住は黙っていない、脅しと暴力のプロが〈リゼル13〉に狙いをつける… という筋立て。
ストーリー自体は一般的な麻薬抗争ものではあるのですが、裏社会や極道の世界について、きめ細やかに書かれているんです。ヤクザの現実、薬物の知識や扱いなどのディテールがスゴイの。正直、知らなくてもいい知識なんだけど、興味津々で読んじゃうんすよね。
またキャラクターが良く書けてます。四人組からは一番推したいのは、南原っすねー。もし映像化されたら、彼の役どころは観客を惹きつけるに違いない。彼の魅力は、なんといっても「弱さ」です。人間なんて――特に男なんて、全員「弱い」ですから。彼に共感、同情しちゃうんすよね。
そしてヤクザ側で推したいのは河合ですね。若頭の吉住も最低最悪のヤクザもんなんですが、さらに河合は若いからこそタチが悪いのよ。カッコいいのは映画の世界だけだな… って思わせてくれる悪党でした。
物語は後半に入ると、さらなる熾烈な抗争になってくる。一気に畳み込んでくる構成は圧巻ですね。〈リゼル13〉と彼らの因果、これからどうなってしまうのか、そしてひとりひとりの運命は…。
愚かでダサいんだけど、どこよりも強い仲間意識だったり、ありもしないプライドだけは高いってところは輝いてる。こんなにもパワフルに生きられば、本人たちだけは幸せなのかもしれませんね。
最後に、薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」
■ぜっさん推しポイント
本作で一番強烈に描かれているのは「甘え」だと思いました。人間って、つい他人、お金、酒などに頼っちゃいますよね、私も逃げ出したくなることがよくあります。
快楽と絶望の狭間にあるのが「甘え」だと思うんです。やっぱり人間ってのは成長が大事、自分自身をコントロールするってのは最も重要なスキルのひとつなんすよね。
Posted by ブクログ
大麻にヘロイン、コカイン、そしてシュークリームといろいろやってきたけど、やっぱり最高なのはこれだね!
リゼル13
あなたもどう?
日本ではまだ無認可の薬物だけどバレなきゃ心配ないよ〜
最高の気分になれるよ〜
三センチ四方程度の小さな紙片を舌の上に乗せるだけ
はじめに襲ってくるのは心拍数の上昇
動悸が激しくなり、心臓の鼓動が大きく時を刻み始める
そして、次にやってくるのは目眩、悪寒、疼き、吐き気、、、
それらが治まれば感じるだろう圧倒的な幸福を!
イェーーーーイ!!!
だけど、ハマりすぎに注意
ドラッグにはやっぱり悪い人たちがつきもの
アウトローの世界へ引きずり込まれないように気をつけないと
ってわかっちゃあるけどやっぱりやめれないな!
くうぅぅぅぅぅぅ〜
リゼル13、最高!!!
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