作品一覧 2023/04/19更新 ALIVE 10人の漂流者 試し読み フォロー 死と呪いの島で、僕らは 試し読み フォロー ブルシャーク 試し読み フォロー ホワイトデス 試し読み フォロー 黄泉がえりの町で、君と 試し読み フォロー レスト・イン・ピース 6番目の殺人鬼 試し読み フォロー 1~6件目 / 6件<<<1・・・・・・・・・>>> 雪富千晶紀の作品をすべて見る
ユーザーレビュー ホワイトデス 雪富千晶紀 これには参った。死ぬほど面白い! ある漁師の失踪に始まり、パニックが静かに広がる様がこれでもかと描かれている。 海外の動物保護団体や怪しい人物たちが絡んでくる様も娯楽の王道といったところで裏切らないし、凄まじいのはクライマックスの海での死闘である。手に汗握るとはこの事だ。 力技のエンターテインメント...続きを読むを堪能せよ! Posted by ブクログ ブルシャーク 雪富千晶紀 面白かったです。サメ小説として星5をつけます。 理由はこれだけサメに向き合った(向き合いすぎた)作品はなかなかないんじゃないか、と感じたから。 この作品、富士山周辺の湖でのトライアスロン大会当日でのサメ大暴れまで、サメがなかなか出てこないんですが、まさにそこからは圧巻と言っていい描写。準備したもの...続きを読むが効果なく、絶望を感じるパニック展開なんです。 そしてそこに至るまで、いかにサメが大きくなるか、ややSF的解説や被害者視点のホラー描写を積み重ねていく。まさにサメと対決するための準備を積み上げて最後に至る感じなのです。 ところがそのために、トライアスロン大会やスポンサーでついた企業との対決軸が弱く、登場人物たちは個人的動機でしか深く入り込めない。一番対立するのが恋愛感情ですが、その原因となる彼が、なぜ主人公の一人である学者にメールを残したのか考えると、それはサメに真剣に向き合ったからに他ならない。 特に印象的なのは、カメに始まりカメにおわるところ。つまり、本作はサメ対他のすべてという構図なんですよ。モンスターとして存在しているのではなく。だから、物語の最後はカメがサメを見届けなければならなかったわけです。 Posted by ブクログ ブルシャーク 雪富千晶紀 小説ならではのドキドキ感 サメの生態に関しても知ってたこと、知らないこと両方あって面白かった。 続刊あるらしいのでそっちも買う予定。 Posted by ブクログ ホワイトデス 雪富千晶紀 面白かったです。 人が襲撃されるシーンが程よく散りばめられているので飽きないし、登場人物たちのそれぞれの物語も楽しめた。 主人公の湊子は前半はイラつく女ですが、私は後半からは応援できました。まぁ多少イライラは残りますが。 黒幕が逃げおおせるラストはたいてい続編があるので、期待しております。 それにし...続きを読むても照屋はもちろん、漁師さんたちが気の毒でならない。サメも。 序盤のモールス信号は、シャチのネロがルナに送ったもの……ということかな? Posted by ブクログ ホワイトデス 雪富千晶紀 一件の感想も投稿されていないとは驚き(発行されてまだ3ヶ月とは言え)。チープな装画がマイナスになっているように思います(装画担当のケッソク・ヒデキさん、ごめんなさい)。 私のようなサメ映画好きでなくても楽しめるエンタメ作品だと思います。テーマは、Animal Welfareかと思いきや、パニック、...続きを読むミステリー、最新生化学などがてんこ盛りのエンタメ大作です(サメものに欠かせないビキニ美女も登場)。蛸に始まり、蛸で終わるところも良かったし、検証されなかった「放線胞子虫が魚類に寄生して体組織にシストを形成して行動に影響を与える」説が不気味なラストに繋がるところも見事でした。そして、サメものなんでスプラッター描写はバッチリです。 楽しめました。 Posted by ブクログ 雪富千晶紀のレビューをもっと見る