ブルシャーク

ブルシャーク

825円 (税込)

4pt

不二宮市職員の矢代は、開催が迫った来常湖トライアスロン大会の準備に奔走していた。そんななか水質異常に気づいた同僚が検体を取りにいくと言い残して失踪し、キャンプにきていたカップルも荷物を残して姿を消す。海洋生物学者の渋川まりは、この湖にオオメジロザメがいるというが、これはサメの仕業なのか……? 映画顔負けの迫力に圧倒される本格サメ小説!!

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ブルシャーク のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これは面白い。サメ映画はよく聞くがサメ小説である。しかも王道のモンスターホラーにパニックものの要素、さらにはヒューマンドラマにも焦点を当てつつ物語がまるで脱線していない。導入部で「巨大な正体不明の何かがいる」と提示された瞬間から最後、読み終えるまで手を止められなかった。あの出現シーンは「怪獣映画かよ

    0
    2025年03月04日

    Posted by ブクログ

    雪富千晶紀『ブルシャーク』光文社文庫。

    まさか日本人作家による本格的『鮫小説』が読める日が来るとは夢にも思わなかった。

    中学生の時に映画館で初めて観た洋画が『ジョーズ』である。その後、早川書房から刊行されたピーター・ベンチリーの原作も読んだ。以来、自分にとって鮫は、羆と並ぶ動物界の恐怖の象徴であ

    0
    2023年02月17日

    Posted by ブクログ

    トライアスロン大会の開催一週間前、実行委員会の責任者である市の職員が、会場となる富士山麓の湖に関する異変についての報告を受ける。
    めっ…ちゃくちゃ面白かった!これぞエンタメ!個性豊かな人物達が美しい湖を血と絶望に染める巨大鮫に立ち向かう!読後続編即購入!

    0
    2025年12月04日

    Posted by ブクログ

    小説ならではのドキドキ感
    サメの生態に関しても知ってたこと、知らないこと両方あって面白かった。
    続刊あるらしいのでそっちも買う予定。

    0
    2024年01月31日

    Posted by ブクログ

    サメ小説という新たな分野を開拓した意欲作。
    モンスターパニック映画さながらの描写、展開で是非ハリウッドで映像化してほしい。
    ノーアサイラム!

    0
    2023年06月07日

    Posted by ブクログ

    富士の裾野、三島市の本屋での出会い。
    出会った場所が場所だけに、気になって即購入。表紙もインパクト大!
    ブルシャークは本当にいるのかどうなのか!?
    真打ち登場までしっかりハラハラドキドキさせられました。
    文字だからこそ、過去に見たサメ映画の記憶も相まって、ものすごく怖い映像が頭の中にながれて来る感じ

    0
    2023年03月04日

    Posted by ブクログ

    帯に「富士山麓の湖に巨大なサメが!?」って書いてあるから「エエッ!?富士山麓の湖に巨大なサメが!?」と思って衝動買いするじゃん、すげえわ、読むサメ映画だったわ。
    寧ろ映像ではここまで無理ではというほどのお召し上がりっぷりと、消えていく人々・姿を見せないサメへの恐怖と、そもそもなぜあんな内陸部にサメが

    0
    2023年02月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かったです。サメ小説として星5をつけます。
    理由はこれだけサメに向き合った(向き合いすぎた)作品はなかなかないんじゃないか、と感じたから。

    この作品、富士山周辺の湖でのトライアスロン大会当日でのサメ大暴れまで、サメがなかなか出てこないんですが、まさにそこからは圧巻と言っていい描写。準備したもの

    0
    2023年08月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    サメホラー(サスペンス?)としては本格的。
    語り口がたびたび変わって、文脈を追うのに若干戸惑いあり。主人公の成長も盛り込んだで居て盛りだくさん。
    アメリカのゴルフ場の池にも20年近く居たとの記事を見て、あり得ることかと感じた。環境汚染の絡みが伏線なのか、警鐘なのか、ちょっとはっきりしなかった印象。

    0
    2023年09月26日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    よくぞ書いてくださったサメ小説!
    プロローグとエピローグのカメ視点、大会までのカウントダウン期間中に見え隠れする巨大オオメジロザメの影や風変わりな海洋生物学者の渋川まりを始め彼女に協力してサメ巨大化の謎を探っていく学者陣、落ちぶれたトライアスロンの元花形選手等の登場人物が個性豊かで只の生物パニックで

    0
    2023年02月26日

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