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優美さに内包する痛み、気高く眩い光を放つ言葉の乱反射。第一歌集『Lilith』から4年、いま最も注目される歌人・作家の第二歌集、ついに刊行!
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Posted by ブクログ
今までの短歌、小説、評論を読んできているからでもあるけれど、川野芽生さんという作者の存在の重さを絶えず感じながら読んだ。 春昼よ完璧なレースのなかにきみと編み込まれてしまひたい 他の方の短歌であれば恋愛の歌かな?とも思ってしまうが、川野さんなら違うだろうという風に思ってしまって、良くも悪くも特別...続きを読むな作家なのかな、と。 凍星よわれは怒りを冠に鏤めてこの曠野をあゆむ 怒り、をここまで美しく詠めるのは美点だと思う。これからも読み続けていきたい。
歌人の川野芽生さんの第一歌集『Lilith』に続く第二歌集『星の嵌め殺し』。神話やファンタジーの言葉がいたるところに使われ、各部タイトル「鏡と神々、銀狼と春雷」「航行と葬送」「繻子と修羅、薔薇と綺羅」のように美しい言葉遊びがされていますが、しかし冒頭一首目から「凍星よわれは怒りを冠に鏤めてこの曠野を...続きを読むあゆむ」と、ジェンダーへの怒りが読まれる激しさがあります。
小説を読んで、本職は歌人として読んだ本。 小説では性と喪失を考えるような話だったけれど、この短歌ではそんな物もありつつも、幻想的すぎて絵を結ぶことも難しく、違うガラス絵を何枚も重ねて作った絵のようで、遠近法も焦点もバラバラだが、なんだか中心が空虚な作品を見ている気がする。 何かが不在である。だが見た...続きを読むこともない絵なのでそれがわからない。なんだったんだろうと心に残っても次の作品で過ぎ去っていく。何かが心に残ったことだけをぼんやりと感じている。 ずっとそんな感じ。
感想 言葉が輝く。なんでそう感じるんだろう。考えてもわからない。だけど光って見えるんだから仕方ない。自分もこんなキラキラした言葉を紡ぎたい。
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星の嵌め殺し
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川野芽生
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