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Posted by ブクログ
あなたには、世界がどう見えているの。読んでいて苦しくなった。こんなに切実に、生きていくことの空しさや身体を持つことの違和感を言葉にしているのに、ひたすら美しい。
読み始めは、難しい言葉ばかりでこのまま読み進められるだろうかと感じていたけど、ひとつひとつ調べて解釈のできそうな部分は考えて、川野さんの世界を受け取りました。
中盤、あなたの歌に感情移入してしまって苦しかった。泣かないでと思った。だけどあなたの悲しい怒りの世界は言い表しようもないくらいに美しくて、わたしはあなたを慰めてしまってもいいのだろうかと躊躇する。当たり前にそんな関係も権利もないのに。
川野さんの水晶体はクリスタルでできているんじゃないかと思った。気高く美しい。
〈 薔薇もやうのドレスのためのトルソーとなるときゆるすおのが軀を 〉
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小説・文芸
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