ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
11pt
三歳のももちゃんとお父さんは日々、川べりや公園を歩く。過ぎていく時間と折々の記憶は、いつしか祈りへと昇華していく――。ニュートラルに子育てにたずさわる、新時代の「父」の物語。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
前半は2歳の娘ももちゃんの保育園での 送り迎えに奮闘するお父さんの悲喜交々 ままならない娘の感情に直面したお父さんの戸惑いに悲哀を感じつつ 娘との冷静なやりとりに おおらかな愛情を感じました 後半は3歳になったももちゃんとお父さんの 日常風景 対話のシーンやふと感じてしまう不安が とてもリアル ...続きを読む今でこそお父さんの保育園の送り迎えの姿は 良く見かけるけど 私の子育て時代は結構珍しかった 夫が送り迎えをすることが多かった我が家は一時期保育園のお友達にはお母さんのいない子として 認知されてたなぁ 実はこの物語 単なるお父さんの子育て奮闘記に留まらない ももちゃんのお父さんは我が子を一人の人間として 冷静に観察しその眼差しは ももちゃんのお友達 お友達のお父さん 保育士さん 登園時に出会う人々にまでしっかりと向けられていました お父さんにとって保育園は 畏敬の念を抱かせる場所 我が子と共にそこにある全てのものに敬意と慈しみを感じられる場所でした お父さん目線で描かれた ももちゃんとの普通でかけがえのない日常は パステルカラーのように優しく穏やかで 小説を読み終えた今 セピア色になってしまった私の子育て時代も 優しく色づいていくようでした
筆者の他のエッセイを読むに、この作品は実際の生活に基づいた、限りなくエッセイに近い物語なのかなと思う。 お父さんがももちゃんに向ける姿勢が、視線が、「育てよう」という上から目線のそれではなく、客観性のあるものなのが、新鮮に感じた。 お父さんの、保育園の先生たちに対する観察眼や親しみの情は、保育園で働...続きを読むいている自分からすると嬉しさと、少し身の引き締まる感もあった。 こういう風に、大人たち皆で、子どもたち皆を、見ていけたらいいなと思う。
コロコロ変わる視点はももちゃんの視線のよう。 得られなかった可能性は哀しみではなく、これまでの人生を彩ってくれるものだと思っている富士見さんの秘密の答えに救われる。
ずるずる読んでしまう独特の文体と「ももちゃん」というストンとした語感の組み合わせがめちゃくちゃよかった。人間の外部と内部を細かく細かく行き来するような本。最後まで読み終わったときにカバーを外した際の表紙の見え方もすごい。
子が産まれ保育園に通うようになった。我が子の成長、保育園の友だちや、散歩で出会う近所の人々、鳥や犬、花。子供の成長を通して感じ考えたことが多い。
かけがえのない時間が流れていた。 この本を読んでいる間と、初子が産まれて毎日てんやわんやしていたあの頃とが繋がったような、すごく特殊な読み味の読書でした。 時間旅行をしたみたいな感覚。 読む前のイメージはてっきり『君が夏を走らせる』(文庫版・9784101297743)のような、物語の中で描かれる...続きを読むおとなとこどもの絆を追う作品なのかと思っていたら、それはそうなんだけどちょっとそうじゃなくて、自分の経験と物語が繋がって自分も並走したような、自分の記憶も物語と混ざり合って反応して、結果として過去へジャンプしたみたいな感じでした。 とにかく読んでいたくて電車もバスも降りたくなかったし働きたくなかったでござる。 全6話構成で〈ももちゃん〉という2〜3歳の女の子の存在によって繋がった連作。 ももちゃんの視点は一切書かれず、〈ももちゃんのお父さん〉や〈ももちゃんのお母さん〉やクラス担任の〈湯美さん〉や近所のおばさん〈富士見さん〉やお友だちの〈あみちゃん〉、〈ふいちゃん〉やみんなとの関わり合い、日々の営みを追うあらすじ。 私がシンパシーを感じたのは、ももちゃん家族が育ったのはまさにコロナ禍中であり、大人はもちろん子ども達もマスク着用を義務付けられて事ある毎に消毒をしていたあの社会を乗り越えてきた‘戦友’であること。 今になって振り返れば色々と思うことはあるけれど、当時は真偽不明の噂が飛び交う目には見えないウイルスとの折り合いの日々で、とうとう我が子や妻が熱を出してクリニックに連れて行った時はやっぱり狼狽えたし、会社に報告する時にも妙な緊張感が漂っていたし、大変だったよなあ。 無論それ以前、上の子はとにかく夜泣きがひどくて精神的にも体力的にも削られて嫌な思いをお互いにしたことがあったし、今なお宿題やれ時間割を見ろ部屋を片付けろとドタバタぐしゃぐしゃだけど、けどあんなに小さかった我が子が重たいランドセル背負って学校まで歩いて行って、いつの間にか割り算とかアルファベットも覚えて漢字もいっぱい書けるようになってて、子どものそういう変化には徐々に鈍感になっていたんだなという勿体なさというか反省に近い気付きを得ました。疲れて帰宅してきたらついつい聞き流しちゃうんだけど、テストで100点取ったらちゃんと褒めないとダメよね。叱ってばっかりだ。 …という訳で、さまざまな想いが去来した一冊でありました。今が愛おしい。こういう話って他人になかなかしないからなんか新鮮ですね。むずかゆい。 また、本がお手元にある方はぜひカバーをめくってみて下さい。文芸書には珍しい、とある仕掛けが隠されています。最初に見た時はさっぱり意味がわからないというか何の絵かわからなかったのですが、《名前》という本書書き下ろしの掌編を読んだらはたと気がつく感動。 こんな所に書いたのは、さてはももちゃんだな。 1刷 2025.6.15
筆者の愛情がひしひしと伝わってくる一冊 尊くて大切な一瞬一瞬をシェアしていただいている感覚になる 子育てに限ったことではなく、今日という日はもう来ない。過ぎ去ってから大切さに気づくもの。 だからこそ、今この瞬間を、目の前の人々を大切にして生きていきたいと改めて思わされた
素晴らしかった。育児の辛さや尊さ、みたいな観点では全くない、子どもを見るなかでの大人の発見や、子ども自身の思考を想像する。 どんどん視点が変わっていって、読んでいると色んな人の目になれるような。 子どもという新しい存在がいることで、出会う人々。その人々が、どんな眼差しで子どもをみているか。保育園の先...続きを読む生だって、一人一人、考えることや感じることは違う。 偶然、保育園のクラスが一緒で、子ども同士が仲良く、他人ではなくなった家族。その子ども。 散歩ですれ違う近所のおばあちゃん。 子どもって未知の存在に、未知の周りがどんどん広がっていく。それってすごく楽しいことだなぁと感動してしまった! 私ももっと観察して対話して、新しさを味わいたいなぁ。何回でも読みます!
ももちゃんとお父さん、お母さん。 自分自身も含め、子どもの成長の過程ではどうしても零れ落ちてしまう感動、感情、思いを丁寧に描く。 記憶の隙間に埋もれてしまっているような出来事、その時の気持ちまでも。 優しい。
本の雑誌・年間ランキングから。結構主体的に育児に関わっているぽい父の目線がメイン。でも母の関わりや、ほかの親との交流なんかも適宜描かれ、自身の経験なんかもちらほら思い出したりしつつ、物語は進む。しかし、ふいちゃん、ってなんていう名前なんだろ。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
たのしい保育園
新刊情報をお知らせします。
滝口悠生
フォロー機能について
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
愛と人生
高架線
掌篇歳時記 春夏
死んでいない者
ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス(新潮文庫)
水平線
鉄道小説
茄子の輝き
「滝口悠生」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲たのしい保育園 ページトップヘ