作品一覧

  • 報道協定
    3.7
    1巻2,200円 (税込)
    東京中央テレビの諸橋孝一郎は、数多の特ダネをモノにしてきた敏腕記者。だが、部下のヤラセを機に、職場で閑職へと追いやられ、家庭内でも居場所を失っていた。そんな最中、IT界の風雲児・簗瀬拓人の息子が誘拐されるという事件が発生する――超リアルな警察資料やネタ元との生々しいやり取りで描く新感覚報道小説!
  • 警察庁特命捜査官 水野乃亜 ホークアイ
    4.0
    1~3巻605~770円 (税込)
    かつて実父と恋人を無差別テロで失った水野乃亜は警察庁に入庁し、警察官僚の佐山から特命を受けて警視庁刑事部共助課見当たり班に配属される。日本の治安維持のため、防犯カメラと連動した衆人監視システム「ホークアイ」導入を目論む佐山は、乃亜の共助課配属とともに見当たり班解体に動き出す。そんな中、アメリカに追われるテロリストが日本に潜入し……。著者初の書き下ろし警察小説、渾身のシリーズ第1弾。
  • 感染シンドローム
    3.5
    1巻847円 (税込)
    タジキスタンで原因不明の感染症が発生した。フリージャーナリストの御堂万里菜は年下のAD小島と共に現地取材に出発するが、乗り換え地のモスクワで小島がウイルス感染の症状をみせて突然死する。特効薬のないウイルスが全世界で猛威を振るう中、ひとりの女性ジャーナリストが真実を追う! ※この作品は2016年4月に新潮社より刊行された単行本『シスト』に加筆訂正を加え、改題して双葉社より文庫化したものです。
  • 呪術
    3.0
    1巻1,584円 (税込)
    30代のツアーコンダクター・麻衣は、アフリカで突然のテロに巻き込まれる。難を逃れたかと思われた直後、偶然に救ったのは「呪術師」に追われるアルビノの少女・ケイコだった。共に日本へ渡るも、待ち受けていたのは更なる危機。二人の運命は、そして「呪術」を生んだ力の正体とは――。手に汗握るサスペンス長編。
  • シスト
    3.7
    1巻1,584円 (税込)
    全世界を襲った原因不明のパンデミック。超大国の陰謀が見え隠れする中、一人の日本人女性ジャーナリストが真実を追う。感染はなぜ起きたのか。世界は救えるのか――。長く報道の現場にいた著者が、メディアの裏側から、国家のスパイ活動、紛争の最前線までを圧倒的リアリティで描いた、読み応え満点の社会派サスペンス!

ユーザーレビュー

  • 報道協定

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    身代金を要求する幼児誘拐事件の禍根から14年後、再び起こった身代金幼児誘拐を閑職に追いやられていた諸橋孝一郎が調査していく。
    報道協定が警察とマスコミで如何に運用されるのか、その効果と弊害を人命に関わる誘拐事件の扱い方の違いで描いていく。
    この状況のなかで誘拐事件と犯人を調査していく諸橋の動きは、まさしくミステリーの王道的な興奮の連続であった。
    特に後半のたたみ込み方は秀逸であった。

    0
    2024年08月14日
  • 報道協定

    Posted by ブクログ

    これは面白かった。あまり話題になっていないと思うがなかなかの傑作。プロットが途中から読めてしまうが、まあそこは大きい問題ではない。人質事件の報道協定をめぐって蠢く記者たちの生態が非常に良く描けている。

    0
    2024年07月17日
  • 警察庁特命捜査官 水野乃亜 : 3 デビルズチョイス

    Posted by ブクログ

    警視庁特命捜査官 水野乃亜シリーズ3作目
    いやいや、ハラハラさせますね〜
    シリーズ3作、一気読みです!
    次も期待してますよ‼️

    0
    2022年10月20日
  • 警察庁特命捜査官 水野乃亜 ホークアイ

    Posted by ブクログ

    ノンストップ・アクションミステリー。
    大都会の殺到に立ち、逃亡中の手配犯を見つけ出す警視庁の見当たり班。

    そこに配属された若い女性キャリア・水野 乃亜。
    彼女は、見当たり班の面々には、決して話せない極秘使命を受けていた。

    『ホークアイ』と呼ばれる人工知能システム。防犯カメラなどの映像情報から、逃亡犯を探し出す画期的なAIシステム。
    そして、防犯カメラが無い地域では、捜査員が『ホルスの眼』と呼ばれるスマートグラス(サングラス)を付けて、映像情報をホークアイに送り出す。
    これらがあれば、見当たり班は不要になるのか?

    そして、そんな時、凶悪な国際テロリストが国内に潜入したとの極秘情報が入って来

    0
    2022年08月28日
  • 呪術

    Posted by ブクログ

    序盤からエンジン全開感のある、とにかくスリリングなサスペンス。思わず一気読みでした。
    アフリカの呪術師に狙われたアルビノの少女と、彼女を助ける日本人ツアーコンダクター。テロリストに襲撃されたりアルビノ狩りに遭ったり、手に汗を握るシーンの連続で息がつけません。にもかかわらず、案外あっさりと窮地脱出して舞台は日本へ。ってのでややあっけに取られたのですが。
    実はこの日本が近未来の日本であって、国際情勢がいろいろ物騒なほうに変わってる、という代物だったのでした。まだまだ去らない脅威。さらなる陰謀と呪術の正体。うわー、もうはらはらどきどきがまったく止まりません!
    現代の世の中で、こんな呪術だなんてまった

    1
    2018年07月09日

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