作品一覧

  • DV8 台北プライベートアイ2
    4.2
    1巻2,200円 (税込)
    元劇作家にして大学教授。 異色の私立探偵・呉誠(ウー・チェン)が帰ってきた! 風光明媚な〈台湾のベニス〉淡水で、20年前に容疑者死亡で幕を閉じた 連続殺人事件の真相に迫る。 台北国際ブックフェア大賞、翻訳ミステリー大賞、ファルコン賞などを受賞した 『台北プライベートアイ』待望の続編。
  • 台北プライベートアイ
    3.8
    1巻1,300円 (税込)
    邦訳版もミステリー文学賞をダブル受賞! 劇作家で大学教授でもある呉誠(ウ―チェン)は若い頃からパニック障害と鬱に悩まされてきた。ある日、日頃の鬱憤が爆発して酒席で出席者全員を辛辣に罵倒してしまう。恥じ入った呉誠は芝居も教職もなげうって台北の裏路地・臥龍街に隠棲し、私立探偵の看板を掲げることに。 にわか仕立ての素人探偵は、やがて台北中を震撼させる六張犂(リョウチャンリ)連続殺人事件に巻き込まれる。呉誠は己の冤罪をはらすため、自分の力で真犯人を見つけ出すことを誓う。 監視カメラが路地の隅々まで設置された台北で次々と殺人を行う謎のシリアルキラー〈六張犂の殺人鬼〉の正体は? 探偵VS犯人のスリリングなストーリー展開と、ハードボイルド小説から受け継いだシニカルなモノローグ、台湾らしい丁々発止の会話。 台湾を代表する劇作家が満を持して放った初めての小説は台湾で話題を呼び、台北国際ブックフェア大賞などを受賞。フランス、イタリア、トルコ、韓国、タイ、中国語簡体字版が刊行された。 2021年に邦訳が刊行されると日本でも話題を呼び、2022年には第13回翻訳ミステリー大賞とファルコン賞(マルタの鷹協会日本支部主催)のダブル受賞を果たした。 ※この電子書籍は2021年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

ユーザーレビュー

  • 台北プライベートアイ

    Posted by ブクログ

    最高。楽しかった。呉誠と長い間一緒に捜査した気分。

    インテリウーチェンのながーい御託を聞きながら、臥龍街に思いを馳せ、パニック障害に共感し、
    わけのわからない事件に目を白黒させ…

    パニック障害と付き合いながらなんとかやっているウーチェンの心理描写、台湾社会の鋭い観察、台湾人論もお見事。もちろん連続殺人鬼のねじれに捩れて暗く病みきった心理も!

    コージーミステリーな要素も多分にあり、
    事件は面白いし、とても好み。

    将来、ウーチェンみたいな生活も悪くないかも。

    台北が好きなのでタイトルでなんとなく手に取った本だったけど大正解。第二巻、早く文庫本求む!!

    0
    2025年03月01日
  • DV8 台北プライベートアイ2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いやー面白かった!二十年前の殺人事件のことを調べていたら真犯人が分かって逮捕に至り、それで終わりかと思いきや別の事件の真相も明らかになるという話。最後まで楽しめました。

    0
    2024年12月08日
  • 台北プライベートアイ

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    主人公のキャラクターも個人的にハマったな 台北の街並みや雰囲気が頭に浮かんでそれも楽しかった
    続編も読みます

    0
    2024年08月06日
  • DV8 台北プライベートアイ2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作の内容をほとんど忘れたころになって読むことになった。複数の事件を並行して扱い、彼我の進展が交互に現れるおかげで、やきもきしながらテンポよく進んでいくという珍しくも楽しい体験ができた。主人のパニック発作の話もあり、彼自身もひとつの謎として展開を面白くしている。
    他にも気持ちのいい登場人物が多いおかげで、読み進めるのが楽しかった。クライマックスの悪人対決は三頭の蛇などと述べられているが、高慢ながら同情の余地もある弁護士氏が生き残れたのは素直によかったと思う。
    ところであとがきに「三作目は主人公をダークサイドに落とす」などと書かれていたのだが、なにそれこわい。

    0
    2024年07月23日
  • DV8 台北プライベートアイ2

    Posted by ブクログ

    ★5 あの私立探偵が返ってきたよ! 高品質、超濃厚な探偵小説 #DV8 #台北プライベートアイ2

    ■あらすじ
    元大学教授の私立探偵の呉誠は、前回の連続殺人事件の解決以降、台北の淡水に引越しをしていた。彼は淡水にあるバー「DV8」に通うようになっていた。

    ある日、新人弁護士の安安から仕事の依頼を受ける。少女時代、ある事件に巻き込まれた際、助けてくれた少年を探してほしいというものだったのだが… 前作、台北プライベートアイに続く、シリーズ第二弾。

    ■きっと読みたくなるレビュー
    ★5 高品質な探偵小説、どなたでも安心して読める一冊ですね。台湾の街並みやそこに住む人間たちを味わいながら、ボリューム

    0
    2024年07月10日

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