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影武者アントワネット
革命に飲み込まれた王妃、マリー・アントワネット。もし、彼女に男の影武者がいたら――!? オーストリア・シェーンブルン宮殿の雑役夫の息子・カスパルは、メイド服に身を包み、城内の金品を盗んでは横流ししていた。ある日、マリア・アントニア姫の部屋を物色中、取り押さえられ、フランスに嫁ぐマリアの影武者としてイクスの名を与えられる。容姿にコンプレックスがあり、対人恐怖症で、性格もネチっこいアントニアがイクスとの出会いを通じて変化が生まれてくる。影武者とともにヴェルサイユに乗り込んだアントワネットの運命の行方とは!? 愛と官能の宮廷サスペンス、第1巻! -
我々の恋愛
20世紀最高の恋愛は、間違い電話から始まった! 2001年、日本の山梨で『二十世紀の恋愛を振り返る十五カ国会議』が開催され、世界中の恋愛学者が集まった。そこで「20世紀最高の恋愛」としてグランプリに選ばれたのは、日本のありふれた若い二人の、世にも不器用で奇妙な恋だった――。1995年の日本から2001年のアメリカへ、電話線とネット回線がつなぐ、時代の転換点に生まれた恋の物語。作家・クリエイターとして幅広く活躍し、『想像ラジオ』(野間文芸新人賞受賞)で大きな注目を集めた、いとうせいこうの本領発揮、多面的な魅力に満ちた長編小説。 -
2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望
2030年の世界を見通すSDGs。これから2030年までに何が起こるのだろう。 未来を予測するためのデータには、様々なものがありますが、ひとついえるのは、これからの社会は今までとは全く違ったルールによって営まれるということ。 現在の世界はどうなっているのか、これから世界はどこに向かっていくのか。 SDGsの枠組みを借りながら、世界の問題点を掘り下げると同時に、今起こりつつある変化について語ります。 ●テクノロジー×地政学でみる世界の勢力図 GAFAMによる世界支配を推進するアメリカ、一帯一路で経済圏を拡大しようとする中国、SDGsやパリ協定を通じてイニシアチブを発揮しようとするヨーロッパ、未開拓の市場で独自のイノベーションを生み出すサードウェーブ(インド・アフリカ)。多様化する世界を紐解けば、それぞれの地域に独自の戦略が根づいていることが見えてきます。ニュースをひとつとってみても、まったく違う視点で世界をとらえられるようになるはずです。 ●一目で状況がわかる「地図」 全編を通じて「地図」を多用し、世界の状況が一目でわかるようにしています。 また、池上彰先生、大阪大学の安田洋祐先生の対談を交え、最先端の世界の真相に迫ります。 -
日本の論点2020~21
【内容紹介】_ 『アホな指導者の下でどう生き抜くか』が今年の日本の論点の全体テーマとなります。_ 21世紀に入り20年が過ぎようとしていますが、世界を俯瞰して改めて感じるのが、民主主義の危機的状況であると、大前研一氏は言います。21世紀を生き残るために日本はどうあるべきか。また、どこに進めるべきか。大前氏の1年間の主張が詰まった濃い内容です。 【目次抜粋】_ 巻頭言 「アホ」が支配する世界で私たちはどう生きていけばいいか_ [日本編]_ Strategy 01 歴代最長の安倍政権において憲法改正は達成されるのか_ Strategy 02 財務省が2024年に密かに進める“令和の徳政令”プラン_ Strategy 03 国の借金を容認する【内容紹介】 『アホな指導者の下でどう生き抜くか』が今年の日本の論点の全体テーマとなります。 21世紀に入り20年が過ぎようとしていますが、世界を俯瞰して改めて感じるのが、民主主義の危機的状況であると、大前研一氏は言います。大前氏は、欧州、米国等で進行するポピュリズムの動きをしっかりと見据えて、全世界が直面する課題を指摘しながらも、政治・経済・文化のあらゆる角度から、それらの解決策を提示します。21世紀を生き残るために日本はどうあるべきか。また、どこに進めるべきか。大前氏の1年間の主張が詰まった濃い内容です。 【著者紹介】 早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得。日立製作所、マッキン ゼー・アンド・カンパニーを経て、現在(株)ビジネス・ブレークスルー代表取締役会長、ビジネス・ブレークスルー大学学長。著書は、『「0から1」の発想術』『低欲望社会「大志なき時代」の新・国富論』(共に小学館)、「日本の論点」シリーズ(小社刊) など多数ある。 【目次抜粋】 巻頭言 「アホ」が支配する世界で私たちはどう生きていけばいいか [日本編] Strategy 01 歴代最長の安倍政権において憲法改正は達成されるのか Strategy 02 財務省が2024年に密かに進める“令和の徳政令”プラン Strategy 03 国の借金を容認する、嘘っぱちMMTに騙されるな ほか [世界編] Strategy 02 今や再選絶望のトランプ。次期大統領の候補は誰か? Strategy 03 トランプと金正恩、外交センス・ゼロの2人に振り回される世界 Strategy 04 戦争も道具。チープなトランプ劇場はもう見飽きられている ほか [特別編] Special 01 日仏3社連合の裏で見え隠れするフランス政府の野心 Special 02 「答えのない」時代に求められるリーダー育成法とは何か? ほか嘘っぱちMMTに騙されるな ほか_ [世界編]_ Strategy 02 今や再選絶望のトランプ。次期大統領の候補は誰か?_ Strategy 03 トランプと金正恩、外交センス・ゼロの2人に振り回される世界_ Strategy 04 戦争も道具。チープなトランプ劇場はもう見飽きられている ほか_ [特別編]_ Special 01 日仏3社連合の裏で見え隠れするフランス政府の野心_ Special 02 「答えのない」時代に求められるリーダー育成法とは何か? ほか -
花合わせや作り方がわかる! いま、いちばん新しいリースブック
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 途切れない輪が「永遠」を意味し、縁起がよいリース。壁掛けだけでなく、テーブルに置いたり、天井から吊したり。暮らしに合った飾り方ができ、1年中楽しむことができます。 本書ではさまざまな素材のリースから、歴史、基本の作り方、ラッピングまで、リースにまつわるすべてを収録しました。素材別のリースは『花時間』が自信をもってセレクトした180種を集めています。眺めているだけでも美しく、花合わせや色合わせの参考になる、実用度が高い1冊。福を呼ぶ「花の輪」をぜひこの本で堪能し、インテリアやギフトに活用してください。 ■素材別リースセレクション/花、葉、実もの、プリザーブド、ドライ、リボンなど ■リースづくり基本のき、主な作品の作り方 ■ギフトのためのラッピング、キャリーテクニック -
U理論[エッセンシャル版]― 人と組織のあり方を根本から問い直し、新たな未来を創造する
本当の問題を見極め、新たな可能性に気づく 人・組織・社会の本質的な変化はどのように起きるのか? “未来から学ぶ”手法として世界的に注目される 変容とイノベーションの理論、待望の入門版。 「組織や事業の存在目的はどうすれば感知できるのか。私の知る限り、U理論は最も確かで奥深い方法論だ」――フレデリック・ラルー(『ティール組織』著者) <i>U理論とは、過去の延長線上ではない変容やイノベーションを、個人、ペア(一対一の関係)、チーム、組織、コミュニティ、社会といったさまざまなレベルで起こすための原理と実践の手法を明示した理論です。学者、起業家、ビジネスパーソン、発明家、科学者、教育者、芸術家など約130人の革新的なリーダーたちに対するインタビューから生み出されました。 (中略)本書は、U理論とは何か、どうやって実践するのかに加え、私たちが現在抱えている問題の本質は何なのか、時代の進化はどのような段階を経て生じ、その時代の進化の一翼を担う私たちに何が問われているのかを指し示しています。(「訳者まえがき」より)</i> [構成] 第I部 場を見るための枠組み 第1章 盲点 第2章 U理論――形は意識に従う 第3章 社会進化のマトリックス 第4章 針の穴 第II部 意識に基づくシステム変革の方法 第5章 一つのプロセス、五つの動き 第III部 進化的社会変革の物語 第6章 社会のオペレーティング・システムをアップグレードする 第7章 原点に戻る 【著者】 C・オットー・シャーマー C. Otto Scharmer マサチューセッツ工科大学(MIT)上級講師、清華大学客員教授、u.lab 共同創設者。ベストセラーとなった著書『U理論』(英治出版)と『出現する未来』(ピーター・センゲ、ジョセフ・ジャウォースキー、ベティー・スー・フラワーズとの共著、講談社)で、出現する未来から学ぶという「プレゼンシング」の概念を紹介した。カトリン・カウファーとの共著『出現する未来から導く』(英治出版)はマインドフルネスのビジネス、社会、自己への応用に焦点を当てている。中国とインドネシアでセクター横断型イノベーションのためのMIT IDEAS プログラムの座長を務めるほか、MIT×u.lab を通して185 カ国の75,000 人に変革を導くリーダーシップのための学習を提供している。2015 年にMIT ジェイミソン教育功労賞を受賞。 -
タテ社会と現代日本
『タテ社会の人間関係』著者の最新刊! 現代新書既刊3部作『タテ社会の人間関係』『適応の条件』『タテ社会の力学』累計170万部超のベストセラーシリーズ第4弾! 長時間労働をもたらす小集団の封鎖性。 非正規・正規雇用問題と「ステイタス・コンシャス」。 家族という小集団が招く家庭内虐待問題。 「場」の序列意識から生まれる新参者へのいじめ。 タテ社会のなかの女性の社会進出…… 「資格よりも場」「序列意識」「ウチとソト」など、日本社会独自の構造を鮮やかに解き明かした「タテ」の理論。現代日本の抱える問題を「タテ」の理論を使って読み解く52年目の続編。 終身雇用制が崩れても、なぜ先輩・後輩の関係は変わらないのか? 日本の組織で上司の上司に告げ口をするのが許されない理由とは? なぜ序列の意識なしに席に着くこともできないのか? 『タテ社会の人間関係』から50年超、著者がいま感じることとは? 現代社会と向かい合うための、「タテ社会」入門書! 「失われた二〇年」などと言われるように、低成長の時代が長年つづき、新卒一括採用から定年まで、すなわち入り口から出口まで面倒を見るという日本型経営がかたちを変えつつある、と報じられている。しかし、年功序列のようなものが薄らいだとしても、タテのシステムは残るところに残る。その大きなものが、先輩・後輩の関係である。最近の若者は自由になったといわれるが、学校において上級生、下級生の区別はなくならない。親分・子分の関係が薄らいでも、その要素がなくなっていないのと同じように、会社における先輩、後輩の関係はなくならないだろう。――「プロローグ」より -
韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩
政府の過剰に新自由主義的な政策により、すべての世代が競争に駆り立てられている「超格差社会」韓国。その現状を徹底ルポ! 第一章 過酷な受験競争と大峙洞キッズ 第二章 厳しさを増す若者就職事情 第三章 職場でも家庭でも崖っぷちの中年世代 第四章 いくつになっても引退できない老人たち 第五章 分断を深める韓国社会 ◎子供 小学5年で高校1年の数学を先行学習、 1日に2、3軒の塾を回る。 幸福指数は、OECDの中で最下位クラス。 ◎青年 文系の就職率56%。 厳しい経済状況のもと、 人生の全てをあきらめ「N放世代」と呼ばれる。 ◎中年 子供の教育費とリストラで、 中年破綻のリスクに晒される。 平均退職年齢は男53歳、女48歳。 ◎高齢者 社会保障が脆弱で、老人貧困率45%以上。 平均引退年齢の73歳まで、 退職後、20年も非正規で働き続ける。 政権が政策を誤れば、これは世界中のどこの国でも起こりうる。 新自由主義に向かってひた走る、日本の近未来の姿かもしれない! -
論点別 昭和史 戦争への道
昭和の戦争と社会を理解するための10の謎に迫る! 天皇――なぜ立憲君主が「聖断」を下したのか? 女性――戦争に反対したのか協力したのか? メディア――新聞・ラジオに戦争責任はなかったのか? 経済――先進国か後進国か? 格差――誰が「贅沢は敵だ」を支持したのか? 政党――なぜ政党内閣は短命に終わったのか? 官僚――なぜ官僚が権力の中枢を占めるようになったのか? 外交――なぜ協調外交が戦争を招いたのか? 日米開戦――なぜ回避できなかったのか? アジア――侵略か解放か? この一冊で昭和史研究の最前線がわかる! 女性差別、SNSと言論、格差社会、官僚主導、対アジア外交……、 今日の日本が直面している諸問題の歴史的な起源は戦前昭和にあった! 日本近現代史研究の第一人者が昭和史の実像に迫る一冊。 -
自分をコントロールする力 非認知スキルの心理学
「自分をコントロールする力」が人生の成功を左右する! 近年にわかに注目を集める「非認知スキル」。そのなかでもとりわけ「自分をコントロールする力(実行機能)」は、どうやら学校の成績や仕事の業績、そして将来の健康をも大きく規定するようです。 果たしてその能力は、どのようにして身につくのでしょうか。あるいはどんなときに働かなくなるのでしょうか。発達心理学の最新知見から、その育て方・鍛え方を大公開します。 ――― 「非認知スキルがIQより大事って本当?」 「がまんが苦手な子どもの将来はどうなるの?」 「親の貧困や虐待は子どもにどんな影響を与えるの?」 「YouTubeを子どもに見せるのはやっぱりダメ?」 「理想の子育てって?」 「大人でも鍛えられるの?」 ……いま大注目の「非認知スキル」にかかわる”そもそも”の疑問に、最新の科学が丁寧に答えます! * * * [目次] はじめに 第1章 実行機能とは? 第2章 自分をコントロールすることの重要性 第3章 実行機能の育ち方 第4章 自分をコントロールする仕組み 第5章 岐路となる青年期 第6章 実行機能の育て方 第7章 実行機能の鍛え方 第8章 非認知スキルを見つめて おわりに -
横浜ストロングスタイル ベイスターズを改革した僕が、その後スポーツ界で経験した2年半のすべて
堀江貴文氏推薦! 「池田純は、常に日本の病と対峙してきた。 そのスタイルは“戦う教科書”そのものだ!」 「戦うことは、知ることでもある」 「世の中の50%以上は男の嫉妬で回っている」 「“少しずつ良くなっている”よりも、“非連続の成長”を」 「軋轢や、毀誉褒貶には惑わされない」――。 横浜DeNAベイスターズの初代球団社長として大きな実績を残したあと、 「改革を一緒にしてほしい」と頼まれ、さまざまなスポーツに関わった彼を待ち受けていたのは、 そこに渦巻く保身と忖度、変わりたくない人との陰湿な権力争いだった。 それらに翻弄され、絶望しながらも真っ向勝負を挑んだ2年半。 彼は、その生き方を決して曲げることはなかった。 挑戦しつづけること。 あきらめなければ必ず道が拓けること。 この本は、この国のすべてのビジネスマンに送る、 組織の中であなたがもっと自由に楽しく強く生きていくための「戦い方の教科書」だ! 「“みんな仲良く”が理想だけど、保身や卑怯なやり方は認めない。 それが僕が横浜で培ってきた生きる姿勢、横浜ストロングスタイルです。 結局、僕はファイターです。 池田純」 -
日本の戦後を知るための12人 池上彰の<夜間授業>
現代日本を形作ったキーパーソン12人を語りつくす! 田中角栄、渡邉恒雄、ホリエモンに池田大作、上皇陛下まで……、毀誉褒貶ありつつも戦後日本を決定づけた人々を池上解説。 2018年から文藝春秋西館で行われた「〈夜間授業〉池上彰“戦後”に挑んだ10人の日本人」をもとに構成・編集。講義で実際に出たQ&Aも収録し、改めて基本から現代史の重要人物たちを知ることができます。 「戦後日本」に対峙し、変革をもたらした型破りな人々の“功罪”で学ぶ現代史講義。 第1回 田中角栄 今、見直される理由 第2回 江副浩正 情報社会の開拓者 第3回 小泉純一郎 断言する“変人”政治家 第4回 中内功 価格破壊の風雲児 第5回 渡邉恒雄 読売帝国の支配者 第6回 堤清二 詩人経営者の血脈 第7回 村上世彰と堀江貴文 金儲け至上主義と国策捜査 第8回 石原慎太郎 暴言と思いつきの長期都政 第9回 池田大作と創価学会 政教分離と自公連立 第10回 上皇陛下と上皇后・美智子さま 象徴天皇としての試行錯誤 (目次より) -
何を捨て何を残すかで人生は決まる
忙しく働いているのに、金銭的な余裕を感じられない。気が付くとスケジュールが埋まり、自分の時間が減っている。いつの間にか付き合う人の多くが、仕事関係の人ばかりになっている。自分の暮らす部屋を眺めると「なぜ買ったのかよくわからない物」がいくつも転がっている……。仕事や人間関係を抱え込みすぎて、「息苦しさ」を感じたなら、この本を読み進めてください。自分らしく自由に生きるための唯一の方法–それが、この本でお伝えする「持たない生き方」です。 -
クラシック名曲の条件
≪モーツァルトだからといって、ことごとくが「名曲」というわけではない≫日頃、何となくわかっているつもりでも、よく考えてみると曖昧な点が多い、クラシック界「名曲」の条件。傑作と呼び名の高いあの曲、シンフォニーは、果たして本当に「名曲」なのか。「一度聴いたら忘れられない」曲には、どんな仕掛けがあったのか。時も国も超えて、未来へと愛され続ける、楽曲の力はどこに秘められているのか。ベートーベン研究家として名高い、文豪ロマン・ロラン(1866~1944)、フランスの大批評家クロード・ロスタン(1912~70)、ブルックナー研究の大家ロベルト・ハース(1886~1960)や、作曲家クロード・ドビュッシー(1862~1918)、指揮者フルトヴェングラー(1886~1954)などの楽曲的考察を採取。「第九」「雨だれ」「ニーベルングの指環」など誰もが知る12曲を、創作エピソードや譜面から読み解きます。名著『クラシックの条件』(1982年 中公新書)の復刊。内容紹介ショパンは、情緒に流されて構築の計算を忘れるようなタイプのロマンチストではない。それどころか、計算がまったく表に出ないほどに巧妙な、洗練の極みをいく絶妙のバランス感覚の持ち主なのである。≪雨だれ≫の中間部に認められた「膨張」。この膨張の計算の的確さに気づく時、ショパンの情緒のふくらみが、驚くべき感性の制御のもとにあることが見えてくるのである。――――「≪雨だれ≫の構造」より -
中世の罪と罰
「やーい、お前の母ちゃん、でべそ!」 誰もが耳にしたことがありながら、よく考えると意味不明なこの悪口。そこに秘められた意味とは? ありふれた言葉を入り口に、今は遠く忘れ去られた日本の姿が、豊かに立ち上がる。 「お前の母ちゃん…」のような悪口が御成敗式目にも載るれっきとした罪であり、盗みは死罪、犯罪人を出した家は焼却処分、さらに死体の損壊に対しては「死骸敵対」なる罪に問われれた中世社会。何が罪とされ、どのような罰に処せられたのか。なぜ、年貢を納めなければ罰されるのか。それは何の罪なのか。10篇のまごうかたなき珠玉の論考が、近くて遠い中世日本の謎めいた魅力を次々に描き出す。 稀代の歴史家たちが、ただ一度、一堂に会して究極の問いに挑んだ伝説的名著、待望の文庫化!(原本:東京大学出版会、1983年)解説(桜井英治・東京大学教授)より本書を通じてあらためて浮き彫りになるのは、中世社会が、現代人の常識や価値観では容易に解釈できない社会だということ、つまりそれは私たちにとって彼岸=異文化にほかならないということである。……日本中世史研究がまばゆい光彩を放っていたころの、その最高の部分をこの機会にぜひご堪能いただきたい。【主な内容】1 「お前の母さん……」 笠松宏至2 家を焼く 勝俣鎭夫3 「ミヽヲキリ、ハナヲソグ」 勝俣鎭夫4 死骸敵対 勝俣鎭夫5 都市鎌倉 石井 進6 盗 み 笠松宏至7 夜討ち 笠松宏至8 博 奕 網野善彦9 未進と身代 網野善彦10 身曳きと“いましめ” 石井 進討論〈中世の罪と罰〉 網野善彦・石井進・笠松宏至・勝俣鎭夫あとがき 笠松宏至あとがきのあとがき 笠松宏至文献一覧解 説 桜井英治 -
ボルカー回顧録 健全な金融、良き政府を求めて
「原著ペーパーバック版へのあとがき」を収録! 著者のポール・ボルカー氏は2019年12月8日に92歳で亡くなる前に1本のエッセイをしたためていた。『回顧録』の原著ペーパーバック版(2020年3月刊行予定)向けの「あとがき」である。その内容はまさに彼が鳴らした「最後の警鐘」と言える。 「伝説のFRB議長」による「最後の警鐘」 通貨・金融への信頼、政府への信頼回復のために何が必要なのか。 現代金融の同時代史にして、強い危機感をもとに書かれた未来への羅針盤。 ◆本書への賞賛 「ポール・ボルカーは私の知る最も偉大な人物だ……本書は、彼の人生を詳細に記述した以上のものだ。彼の信条そのものを描いたものだ」(マーティン・ウルフ、FTコメンテーター) 「ポール・ボルカーの発するメッセージほど重要なものはない」(ジミー・カーター元大統領) 「ポール・ボルカーはここ50年以上にわたり、世界経済をより良くするために誰よりもよく観察し、行動してきたアメリカのヒーローだ。この回顧録は必読の書だ」(レイ・ダリオ、ブリッジウォーター・アソシエイツ創業者、『PRINCIPLES』著者) 「本書は、50年以上にわたって世界の金融問題において中心的な役割を果たしてきた人物が打ち立てた金字塔だ」(ジャック・ドラロジエール、元IMF専務理事) ■世界で最も尊敬を集めるひとり、ポール・ボルカー元FRB(アメリカの中央銀行)議長が、ほぼ70年間にわたって関わってきた金融・通貨政策について回顧し、金融危機の到来に警鐘を鳴らし、また、公僕として行政に関わることの重要性を後世代へのメッセージとして伝える自伝的回顧録。 ■ボルカー氏本人による初めての回顧録です。ボルカー氏は誰もができなかった高インフレとの闘いに周囲や社会からの圧力に負けることなく勝利した伝説的な中央銀行家です。銀行危機や世界の債務危機を解決し、FRB議長を退いた後も、最も頼れる人物として数多くの公職に就き、内外の不正や腐敗をただす仕事を成し遂げてきました。 ■本書では、20世紀後半、ブレトンウッズ体制の崩壊にどのように対処したのか、FRB議長就任後のインフレとの闘いや内外の金融危機への対処が生き生きと描かれるとともに、インフレ目標に固執する金融政策、金融システムの抱えるリスク、金融危機発生への懸念について述べ、人々の政府への無関心ぶりへの危機感が率直に語られます。 ■ボルカー氏はFRB議長退任後、今日に至るまで、借金(負債)に依存した過剰な消費、過剰なリスクテイクとバブルの発生について、常に警告を発してきました。質実剛健な人柄、直裁な発言、信念を貫く清廉潔白な姿が本書から浮かび上がってきます。 ■本書は、じつは、次の世代に金融や通貨政策に関わる教訓、政府の役割の重要性、公共の仕事に就くことの意義を伝えたいとのボルカー氏の強い思いから執筆されています。「健全な通貨」「健全な金融」「良き政府」、この三つに世の中の真理はあるとするボルカー氏の信条を語る書でもあります。 ■20世紀のインフレとの闘いに劇的な勝利を収め、幾多の通貨・金融危機に対処してきたまさに偉大な元議長の回顧録は、現代の金融の世界を理解し、また、民主主義が危機の時代を迎える中で、大切なことは何かを考える上で、公共的な仕事に就いているひと、金融関係者、世の中に役立つ仕事をしたいと考える若い世代の人々にとって欠かせない1冊です。 -
HOW TO BREED
【紳士な宇宙人×チェリーな大学生】 「私と子作りしませんか?」イケオジから濃厚えっちのお誘い♥ ――「こんなにシてるのに赤ちゃんができないのは、どうして?」 平凡な大学生・佐知也が出会ったのは 大好きな外国人俳優"プリンス"の姿をした"宇宙人"シキ。 彼が地球に来た理由は「人間との繁殖」。 シキから性行為をお願いされ昼も夜もにゅるにゅるSEX三昧!! でも子供ができるには「両想い」が条件で…? 危険な香りの美オジ×童貞大学生の愛され同棲生活!描き下ろしも収録!! ※本作品は、配信中の『HOW TO BREED~宇宙人紳士の愛の手引き~』を改題して収録したものです -
勇者のパーティーに栄養士が加わった!
勇者カヴィンは婚約者アイ姫を救うため、3人の仲間と共に旅に出た!栄養士のはなゑと出会い、カヴィンは初めて食べたパン粥のおかげでお腹に改善の兆しが! はなゑに食事の管理を託し、新たな冒険が始まった! -
ハーモニー
人類滅亡の危機<大災禍>を経た、近未来。生命主義が確立し、過度の調和が重んじられる社会に息苦しさを感じていた女子高校生のトァンは、ある日、クラスの中で変わり者とされていた少女、ミァハから声を掛けられる。社会に対して否定的な言動をいとわないミァハに、最初は戸惑いながらも、徐々に惹かれていくトァン。やがてもうひとりの友人、キアンとともに、ミァハに導かれるまま、集団自殺をはかるのだった……。34歳の若さでこの世を去ったSF作家、伊藤計劃の著書を劇場アニメ化する「Project Itoh」と連動したコミカライズ企画。数々の受賞歴を誇る、伊藤計劃の小説「ハーモニー」に、漫画家の三巷文が挑む。「月刊ニュータイプ」連載時より大幅に加筆され、待望の単行本化! -
イランvsトランプ
トランプ大統領がイランを目の敵にする理由とは―― 2019年に入り、イランとアメリカの関係はますます緊迫し、これに伴い6月に行われた安倍首相のイラン訪問も成功とはいえない結果となりました。 本書は、背景にあるエネルギーをめぐる争い、陰で蠢くイスラエル、サウジアラビア、中国の存在など、日本のメディアではほとんど報道されていない国際情勢を解説します。 世界の政治状況を読み解き、日本の立ち位置を考えるきっかけとなる一冊です。 【目次】 第1章 トランプの中東政策の合理性 第2章 福音派とイスラエルの「記録男」 第3章 イランとアメリカの因縁 第4章 蜃気楼上の王国──サウジアラビア 第5章 アメリカ政治の新しい潮流 【著者プロフィール】 高橋和夫(たかはし かずお) 国際政治学者。福岡県北九州市生まれ。大阪外国語大学ペルシア語科卒業。コロンビア大学国際関係論修士。クウェート大学客員研究員等を経て、現在、放送大学名誉教授。 『中東から世界が崩れる』(NHK出版)ほか著書多数。 -
究極の思考実験 - 選択を迫られたとき、思考は深まる。 -
漫画もあってわかりやすい、一番簡単な思考実験の本! ――――――――――― たくさんの石を積んだ無人トロッコが、猛スピードで迫ってきた! このままでは、トロッコの進行方向の線路上にいる5人の作業員が危ない。 あなたの近くには、線路の進路を切り替えるレバーがある。 このレバーを切り替えれば、左の線路上にいる5人の命は助かるが、切り替えた先、右の線路上にも1人の作業員が……! さぁ、どうする!? A>> レバーを切り替え、1人の作業員が犠牲になる B>> レバーをそのままにし、5人の作業員が犠牲になる ――――――――――― 本書では、上記の有名な思考実験「トロッコ問題」のほか、27のシチュエーションにおける究極の選択を迫ります。 自分の考えを整理することで、論理的思考力が身につく! 究極の2択から選ぶことで、決断力が身につく! 自分の“究極の選択”が多数派か、少数派なのかがわかる、アンケート結果も掲載。 他の人の選択理由を知ることで、より考えを深めることができます。 【著者プロフィール】 北村良子(きたむら りょうこ) パズル作家。1978年生まれ。企業のキャンペーンや、WEBで展開するイベント、書籍や雑誌、新聞、TV番組などに向けたパズルを作成している。 著書に『論理的思考力を鍛える33の思考実験』(彩図社)、『考える力を鍛える論理的思考レッスン』(マガジンハウス)、『1日1問! 面白いほど地頭力がつく思考実験』(PHP研究所)など。 -
世界でただ一人の魔物使い
長年探し求めた「転職の書」を前にした男・ノア。これで今の天職『勇者』とその使命から逃れ、平穏な暮らしができると歓喜した彼だったが、次に授かったのは『魔物使い』という聞き覚えのない職業で……? -
産まれてすぐピエロと呼ばれた息子
本書で届けるのは「道化師様魚鱗癬(どうけしようぎょりんせん)」という、 50~100万人に1人の難病に立ち向かう、 親と子のありえないような本当の話です。 「少しでも多くの方に、この難病を知っていただきたい」 このような気持ちから母親は、 息子の陽(よう)君が生後6カ月の頃から慣れないブログを始め、 彼が2歳になった今、ブログの内容を一冊にまとめました。 陽君を実際に担当した主治医の証言や、 皮膚科の専門医による「魚鱗癬」についての解説も収録されています。 また出版にあたって、推薦文を乙武洋匡氏など、 障害を持つ方の著名人に執筆してもらいました。 障害の子供を持つ多くのご両親を励ます愛情の詰まった1冊です。 涙を誘う文体が感動を誘います。 ぜひ読んでください。 -
INSPIRED 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマネジメント
大幅な書き直しをした2ND EDITION 日本に足りないのはプロダクトマネジャーだ! Amazon, Apple, Google, Facebook, Netflix, Teslaなど、最新技術で市場をリードする企業の勢いが止まらない。はたして、かれらはどのようにして世界中の顧客が欲しがる製品を企画、開発、そして提供しているのか。 本書はシリコンバレーで行われている「プロダクトマネジメント」の手法を紹介する。著者のマーティ・ケーガンは、成功する製品を開発するために ・どのように組織を構成し ・新しい製品を発見し ・適切な顧客に届けるのか を、具体的な例を交えながら詳細に説明する。 Adobe、Apple、BBC、Google、Microsoft、Netflixの、今日最も成功を収めているプロダクトマネジャーと そのテクノロジーを活用した製品企業のプロファイルも紹介。スタートアップ企業から、成長企業、世界的な大企業まで、多くの読者に対応し、学習した情報をいますぐ自分の組織内で活用して、製品と製品開発組織を劇的に改善できる! プロダクトマネジャー、エンジニアはもとより経営者、スタートアップ、新規事業開発担当も必読! -
HUMAN LOST 人間失格 ノベライズ(新潮文庫nex)
昭和111年、日本は医療革命により死を克服し、GDP世界第1位の大国となった。体内ナノマシンをネットワークに繋ぎ、管理することで成立した無病長寿社会。だが、その陰で人が異形化するヒューマン・ロスト現象が起きていた。人間を「失格」しているという絶望。死への逃避を奪われた大庭葉藏は、その果てに何を見るのか。太宰治『人間失格』を原案とするSFアニメ、ノベライズ! -
平将門 坂東八ヶ国を制した覇王
桓武天皇の子孫にして、陸奥鎮守府将軍・平良持の子、将門。右大臣藤原忠平卿に仕えることになった将門は、父の命で従兄弟で幼なじみの平貞盛とともに京にのぼることになる。都では市中を荒らしまわる群盗を退治したり、先の左大臣藤原時平の娘で、忠平の姪の褒子に恋をしたりと多忙な日々を送る将門。しかし父良持の死がきっかけとなり、運命は一変する。なんと故郷の地で将門を待っていたのは、一族相手の血で血を洗う抗争だった。父の遺領をめぐって戦いを仕掛けてくる伯父達を相手に必死で戦い、打ち破ることに成功する将門。紛争を解決するうちに、坂東一円の豪族達から支持を集めるようになった将門は、「新皇」として朝廷からの独立を宣言する。しかしその野望を打ち砕かんと一人の男が都から帰ってきた。圧政に苦しむ領民たちを助けるべく、あえて逆賊の汚名を被る覚悟で、朝廷に叛旗を翻した男の壮絶な生涯を描く歴史人物小説。 -
2049年「お金」消滅 貨幣なき世界の歩き方
国が推進する電子マネー。企業が覇権争いを繰り広げるキャッシュレスサービス。近年世間を騒がせた仮想通貨。浸透し始めたブロックチェーン。2019年、フィンテックという言葉のもとに、あらゆる場面の根幹にある「お金」のあり方が変わり始めた。インターネットと社会の関係を長年研究してきた著者は、この先「貨幣経済が衰退する可能性は高く、その未来にニューエコノミーが立ち上がる」と主張する。そこでは従来の貨幣文化のみならず、人類が構築してきた専門性や労働、さらに国家までも解体される対象になりうるという。お金が消えるのと同時に消滅する職業や学問とは? 「お金」が消滅した先でも変わらず価値を持つものとは? その先で私たちは何を歓びに生きるのか? この本を手に、混沌たる世界を進め! -
韓国暴政史 「文在寅」現象を生み出す社会と民族
韓国の暴政のDNAは現在に引き継がれる! 自国民の虐殺、政敵の暗殺、市民と軍隊の市街戦など驚愕事件の数々。韓国人の"異質さ"の源泉を探る、闇の通史!『朝鮮属国史』に続くシリーズ第2弾! 【内容より】 ◆ 国会汚物投擲事件 ◆ 天皇を「日王」と呼ぶ韓国の悲哀 ◆ 村の大半が焼かれた「済州島四・三事件」 ◆ 「親日清算」という恐怖政治 ◆ 横領で国民を餓死させた「国民防衛軍事件」 ◆ 韓国史最大タブー「保導連盟事件」 ◆ 竹島を狙った韓国に惨殺された日本人 ◆ 青瓦台襲撃未遂事件 ◆ KCIA(中央情報部)の恐怖政治 ◆ 光州事件と市街銃撃戦 ◆ デパートの建物がいきなり崩落する恐怖 ◆ 従北勢力の巨大な陰謀 第1章 韓国人とは何か? ~民族と社会~ 第2章 福澤諭吉が断絶宣言した「妖魔悪鬼の地獄国」 ~李氏朝鮮時代~ 第3章 韓国王族に嫁いだ方子妃と日韓関係の真実 ~日本統治時代~ 第4章 文在寅が掲げる「韓国1919年起源説」のウソ ~大韓民国の建国~ 第5章 橋上の市民を爆破して逃げた李承晩 ~朝鮮戦争時代~ 第6章 竹島を狙った韓国に惨殺された8人の日本人 ~朝鮮戦争時代とその後~ 第7章 怪物・朴正煕を生み出した韓国社会の闇 ~軍政時代1~ 第8章 なぜ、大統領は暗殺されたのか? ~軍政時代2~ 第9章 ベトナム人虐殺、韓国が歴史にフタをした証拠 ~軍政時代3~ 第10章 流血の連鎖、光州事件、恐怖政治と破壊工作 ~軍政時代4~ 第11章 歴代大統領による「用日」路線の歴史 ~韓国現代史~ 第12章 文在寅は世界の敵なのか? ~現在とこれから~ -
旅する巨人 宮本常一と渋沢敬三
第28回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。 民俗学者・宮本常一の人と業績を、財界人・渋沢敬三との交流から描いた傑作評伝。 日本中の村と島を歩き尽くした男がいた――。 瀬戸内海の貧しい島で生まれ、日本列島を隅から隅まで旅し、柳田国男以来最大の業績を上げた民俗学者・宮本常一。 「日本資本主義の父」渋沢栄一の孫として生まれ、財界人として活動する一方で、パトロンとして物心両面で宮本を支え続けた渋沢敬三。 対照的なふたりの30年に及ぶ交流を描き、宮本民俗学の輝かしい業績に改めて光を当てた傑作評伝。 第28回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。 解説・稲泉連 電子書籍化にあたり、新稿「素晴しき「助平」たち――渋沢栄一と宮本常一」を収録した。 -
中高年ひきこもり―社会問題を背負わされた人たち―
40~60代のひきこもりが61.3万人の衝撃! 当事者の肉声で、この国が抱える現代の問題点を炙り出す! 親との確執、パワハラで離職、うつ病……ひきこもりの原因は多岐にわたるが、根本的要因は日本の独特な社会構造にあった!? “不寛容大国”ニッポンで増え続ける中高年の引きこもりとは? 年老いた親×ひきこもりの子供=8050問題に解決策はあるのか? -
日本の民俗学
民俗学とは何か。表題作ほか「国史と民俗学」「実験の史学」など学問実践の体系化を目指した論考によって「方法としての民俗学」を浮き彫りにする文庫オリジナル論集。折口信夫との対談、生涯と学問について語った「村の信仰」を併せて収める、柳田学入門の決定版。〈解説〉佐藤健二 【目次】 I 日本の民俗学 郷土研究ということ/日本の民俗学/Ethnologyとは何か/日本の民俗学/ 郷土研究の将来 /国史と民俗学/実験の史学/ 現代科学ということ/日本を知るために Ⅱ 柳田国男・折口信夫対談 日本人の神と霊魂の観念そのほか 民俗学から民族学へ――日本民俗学の足跡を顧みて Ⅲ 村の信仰――私の哲学 -
初女さんからお母さんへ 生命(いのち)のメッセージ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されております。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 おむすびで有名な佐藤初女さん(85歳)からの、子育て中のお母さんへのメッセージ集。子どもを生み育てるときの心の持ち方の大切さを、自身の体験を織り交ぜて語ります。 青森県弘前市で「森のイスキア」を主宰、あたたかな手料理やおむすびで訪れる人たちをもてなす佐藤初女さん。 生き方や食に関する著書がたくさんありますが、この本では「子育て」について語っています。 子育ての原点に戻り、母乳や手作りの離乳食、布のおむつで育てることの意味、 子どもとつきあうときに大切な心持ち方について、自身の体験を織り交ぜながらのお話は、 読む人の心にしみ込むことでしょう。 85歳になるいまでも精力的に全国を飛び回り、講演会を訪れる多くの人たちの相談に耳を傾けていますが、 最近は講演会に妊娠中や子ども連れで参加する人が増えたそうです。 力強いメッセージで、妊娠中の人や赤ちゃん、子どもを育てている人たちにもたくさんの元気を分けてくれます。 「小さいころから本物の味を」「“めんどうくさい”っていうのがきらいなんです」 「子どもの心を受けとめる」「大人と子どもは同格です」「母から伝えられたこと」 など16章の熱いメッセージです。 佐藤 初女:(サトウ ハツメ) 1921年、青森県生まれ。青森技芸学院(現・青森明の星高等学校)卒業。小学校教員を経て、79年より弘前染色工房を主宰。 老人ホームの後援会や弘前カトリック教会での奉仕活動を母体に、83年、自宅を開放して「弘前イスキア」を開設。 92年には岩木山麓に「森のイスキア」を開く。 助けを求めるすべての人を無条件に受け入れ、食事と生活を共にすることにより、多くの人を再出発させている。 95年に公開された龍村仁監督の映画「地球交響曲“ガイアシンフォニー”第二番」で活動が紹介され、国内外で講演活動を続けている。 アメリカ国際ソロプチミスト協会賞、国際ソロプチミスト女性ボランティア賞、第48回東奥賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) -
寂しくもないし、孤独でもないけれど、じゃあこの心のモヤモヤは何だと言うのか(大和出版) 女の人生をナナメ上から見つめるブックガイド
「めっちゃ刺さる」「腑に落ち過ぎる」と人気のコラムニスト初書籍! 女のしんどい毎日がラクになるメッセージと本をお届けします。 【登場書籍リスト(一部抜粋)】『ここは退屈迎えに来て』山内マリコ/『生きがいについて』神谷美恵子/『ピンヒールははかない』佐久間裕美子/『生きて行く私』宇野千代/『サンクチュアリ』著:ウィリアム・フォークナー、訳:加島祥造/『狂うひと 「死の棘」の妻・島尾ミホ』梯久美子/『待つ力』春日武彦 など 【著者紹介】チェコ好き(ちぇこずき) 本名:和田真里奈(わだまりな)コラムニスト、ブロガー。1987年生まれ。ブログ「チェコ好きの日記」で旅・読書・アートについて書く。恋愛サイト「AM」での連載「女の人生をナナメ上から考えるブックガイド」など、様々なメディアで執筆しつつ、都内のIT企業に勤務している。いちばん好きな作家は村上春樹、人生で最も影響を受けた本は『グレート・ギャツビー』。 -
日弁連という病
日米弁護士コンビ怒りの告発!! 多くの弁護士は怒っている! 「日弁連は政治活動の道具ではない!!」 ギルバート 「日弁連は、会や会長名義で、さまざまな政治的な意見書や声明を出していますが、まるで日本共産党や左翼団体のような主張をしているのです」 北村 「弁護士が有志でするのであれば、その政治的主張が右だろうが左だろうが自由です。問題は、これらの意見が日弁連の名前で出されていることです」 ギルバート 「そもそも、なぜ弁護士の団体が、わざわざこのような特定の立場に立った意見を出さなければいけないのでしょうか」 北村 「日弁連の中には、特定の思想・信条を持った勢力があります。私には、彼らが政治目的のために日弁連という名前を利用し、あたかも『弁護士の総意』であるかのように装っているとしか思えません」 【目次より】 第1章 日弁連の「死刑制度廃止論」のウソ 第2章 問題だらけ! 日弁連の実態 第3章 非現実的な日弁連の「恒久平和主義」 第4章 韓国籍副会長誕生で日弁連はどうなる? 第5章 日韓関係を悪化させた日弁連の罪 終章 日弁連を改革せよ -
元手10万円で100億円の売上をつくった事業のコピペ術――フランチャイズ本部のつくり方
堀江貴文氏推薦!「この仕組みなら小資本、最速で成長できる!」 ベンチャー・中小企業の“事業を拡大したい”経営者必読! 本書は、「フランチャイズ本部をつくって事業を拡大する」ノウハウをお届けする本です。どうしてフランチャイズ本部なのか、それは「事業とはコピペできるものだから」です。 「事業のコピペ」とは、まずは黒字の事業を創出し(コピー元となるマスターづくり)、フランチャイズ本部を構築してマニュアルやユニホームなど統一できるものを統一していき(コピー)、見た目にはどれも同じ店舗(=加盟店)を増やしていく(ペーストする)ことを意味します。 フランチャイズ本部で売るものは、モノやサービスではありません。売るのは「ビジネスの仕組み」です。ビジネスの仕組みを買いたい加盟店オーナーと契約を結ぶたびに、営業所が一つ開設され、事業規模も大きくなっていくのです。 また、フランチャイズ本部運営のメリットは、費用面にもあります。フランチャイズ本部がコピペで加盟店を増やしていく場合の開業資金は、加盟店オーナーが準備するので、大きな資本がなくても、大きな投資をしなくても事業を拡大できます。 豆腐の移動販売ビジネスを手がける会社、豆吉郎(とうきちろう)を立ち上げた著者は、豆腐を売っていたのは開業後5日間だけで、その後は「豆腐を売る仕組み」を売っていたと言います。 開業当初、一人だと一日3万円がいいところだった事業は、フランチャイズ本部構築による事業のコピペにより、全国最大の移動販売組織へと成長、気づけば10年で総売上は100億円を突破していました。この事業の元手はわずか10万円(中古の軽トラック1台と商品の仕入れ代、それぞれ5万円ずつ)です。 事業が伸び悩んでいるという方、これから起業をしてどんどんチャレンジをしていきたい方、ぜひ本書を読んでみてください。 本書では、どんな事業をしている人が「事業のコピペ」に向いているのかから始まり、以下のような構成になっています。 ・プロローグ フランチャイズ本部運営の基礎知識 ・第1章【マスターの章】誰でも黒字にできる事業をつくろう ・第2章【コピーの章】フランチャイズ本部をつくろう ・第3章【ペーストの章】加盟店を増やして事業を拡大しよう ・第4章起業・事業拡大に関するリアルQ&A -
アンチ整理術
ドラマ・アニメ化された『すべてがFになる』や、押井守監督によって映画化された『スカイ・クロラ』を生み出した人気作家による、創造的な仕事術&知的生産のヒント! 最近では「一日に一時間しか作家の仕事をしていない(実際には四十五分)」けれど、これまでの作家生活で350冊以上を執筆し、総収入は20億円を超えています。 シンプルな文体や洗練されたロジックが物語を彩るその作風からも、整った環境で淡々と作品を生み出しているイメージがある著者ですが、実は「書斎も工作室も、主な活動場所は散らかり放題」だといいます。 しかしその一方で、「メモは取らない」「ほとんどのデータは保存しない」などの一見ミニマリストのような習慣もあるそうです。 その独自の整理術の根幹にあるのは“ものを整理するのではなく、自分自身を整理する”という考え方。 本書は、そんな著者による「環境の整理・整頓」と「散らかった自己の整理・整頓」をめぐる知的エッセイです。 ・片づけ、整理整頓が苦手で、家や会社で肩身の狭いを思いをしている ・片づけなくても自分は何も困らないのに、親やパートナー・上司などから注意される といった、整理の必要に迫られている人や、 ・30代以上、中堅・ベテランといわれる歳になって、さらに成長したい ・頭打ち感を抱いていて、それを打ち破りたい など、整理を手がかりにして目指す自分になりたい人に、おすすめの一冊! -
「名経営者」はどこで間違ったのか ゴーンと日産、20年の光と影
元日産自動車北米副社長。BMWジャパン、クライスラージャパンのトップ。そして早稲田大学ビジネススクール教授。そんな経歴を持つ著者だからこそ書ける「ゴーン改革の真実」とは? 約20年に及んだ「カルロス・ゴーンの日産」は、ゴーン氏の突然の逮捕によって幕を閉じた。あれから1年、いまだ日産が混乱を続けている理由は「ゴーン氏の負の遺産」にあると著者は指摘する。それは一体どういうことなのか? 本書は、20年にわたるゴーン氏の経営を総括し、その「真の評価」を明らかにするもの。「ゴーン氏以前」の日産の諸問題から、「日産リバイバルプラン」の真の成功要因、そして、その後の「転落劇」の要因はどこにあったのかを解き明かす。成功と失敗のすべてが詰め込まれた最強のケーススタディ。 -
10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 10億件のリアルな学習データが教える、本当に効率のいい算数勉強の決定版! この1冊で「算数得意!」になれる練習問題つき! ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ ★★本書をご覧の親御さんへ★★ まずは、れんしゅうもんだい1~6を、 お子さんに解かせてみてください。 もし、1問でも間違えていたなら、 本書には、 あなたのお子さんの 算数の成績を上げる秘訣が、 必ず掲載されています。 これからの時代、「理系が得意!」は子どもの大きな財産です。 算数が得意になると…… ◎「自分の頭で考える力」がつく ◎文章の読解能力が上がる ◎学校で活躍できる ◎中学受験で有利になる ◎自己肯定感を育みやすい ◎将来の職業選択の幅が広がる ◎就職活動・転職時のアドバンテージに シリコンバレーでも続々、採用されている勉強法! ※本書の内容※ ・「いつもテストで70点をとる子」が、実は一番の苦手予備軍 ・「算数が苦手」の8割は、実はたった4単元から生まれていた ・スピード競争が、思考力の成長を妨げる!? ・「復習をしっかりさせたい」と親が望むほど、算数の力が伸びにくい理由 ・あとから伸びる子・頑張っても追いつけない子の「一番の違い」とは 【目次】 1 - 算数について、私たちが知らない残念な事実 2 - ここでのつまずきは致命的!「なぜ解けないの!?」と、ママが首をひねる5つの問題 3 - 「苦手なのは、文章理解」というのは実は大ウソ!文章題の真実 4 - シリコンバレーでも採用!理系を自由に選択できる子どもに育てるために -
人生100年時代の「幸せ戦略」―全国2万人調査からみえる多様なライフデザイン
●2万人の調査でわかった、QOLを高め、自分らしく幸せに生きるための手がかり満載! ●令和は「ライフデザイン3.0」の時代 ●QOLを高め、幸せに生きるための人生資産は「健康」「お金」「つながり」 人生100年時代、平均寿命が延びることで「家族」「仕事」「つながり」「消費」「健康」などの価値観は変化している。それにもかかわらず、旧来のいわゆる「幸せ」に縛られている人は多いだろう。 多様性の時代に、いかにQOL=生活の質を高めて、幸福に生きるか。それには「健康」「お金」「つながり」、3つの人生資産の備えがカギとなる。本書では、最新の意識調査をエビデンスに、さまざまな切り口やキーワードで、自分らしく生きるための「幸せ戦略」を提案する。 <トピック> ・SNS婚のリアル ・幸せな夫婦の条件 ・テクノロジーや海外人材は脅威? ・40代からの学び直し ・「近所づきあい」する? しない? ・何のためのSNS? ・つながり“ぼっち” ・本当に“モノ”より“コト”なのか ・経済状態と幸せの関係 ・「つながり」は健康を補完する ・「人生100年時代」の高齢期とは など -
「幸福」と「人生の意味」について
「彼の内なるものに直接ふれるには、彼自身の言葉と向き合うのがもっとも確実な道である」――若松英輔 「勇気が必要なのは闘うためであり、勝つためではありません。勇気が必要なのは、意見をまくしたてて攻撃的になることなく、別の道を見つけるためです」 「仕事をするとくたびれますし、仕事を探すこともまたくたびれます。いまは職探しさえも、大きな労力が求められます! しかし、人生でいちばんの重荷は、私たちをもっとも弱らせるのは、愛がないことです」 バチカン史上初のイエズス会出身、初のラテン・アメリカ出身の教皇として世界的に話題となった教皇フランシスコ。2013年、ベネディクト16世の異例の生前退位を受けて行われたコンクラーベで、有力候補者たちを押しのけて教皇に選出された著者は、「教会は野戦病院であれ」と呼びかけ、バチカン改革に着手した。教義一辺倒でない革新的な教皇として、発言と動向がつねに注目されている彼が、現代社会的な問題や、人生で出遭う苦難の乗り越え方、人としてどう生きるべきかなどについて語る。幸福な人生を生きる智慧と癒しにあふれた講話集。 [もくじ] はじめに―― 幸福へ続く道 第1部 意義ある人生を求めて 第2部 あなたと他者――人間関係の幸福 第3部 受け取る報いが百倍に―― そして苦しみも 第4部 祈る人は穏やかに生きる 解説 「あたらしい」教会と、悲しみの彼方に生まれる喜び 若松英輔 -
2020年 日本はこうなる
これ1冊で最新トレンドがわかる! ポスト・グローバリズム、米中冷戦から、CASE、スマートシティ、働き方改革、企業経営まで、 今知るべき82のテーマを解説 人工知能(AI)と脳科学、SDGs、スマートシティ、CASEの4つのキートレンドについて詳説。 国際社会・海外ビジネス、社会・文化など8つのカテゴリーに分け、82のキーワードについて、現状と課題を示す。 【主要目次】 巻頭言 ポスト・グローバリズムの時代へ 第1部 米中冷戦下で求められる日本の戦略 1 「競者の論理」で作る21世紀の自由貿易 2 下振れリスクを抱えて迎える五輪イヤー 3 米中対立の暗雲の下、世界経済は綱渡りが続く 第2部 2020年のキートレンドを読む 1 人工知能の社会実装と脳科学 2 SDGsへの「取り組みとパラダイムの変遷 3 スマートシティの現在地と実装に向けた課題 4 CASEで産業構造が激変する自動車業界 第3部 2020年を理解するためのキーワード 【国際社会・海外ビジネス】 【産業】 【企業経営】 【働く場】 【社会・文化】 【少子化・高齢化】 【地域】 【地球環境・エネルギー】 -
Google×スタンフォード NO FLOP! 失敗できない人の失敗しない技術
「本書は、成功の確率を劇的に上げたい起業家やイノベーターなら絶対に目を通すべき作品だ。これを読んで、ぜひ毎回“ライトイット”をつくりあげてほしい」 ――パトリック・コープランド(アマゾン 小売部門担当副社長) 「アルベルトから教わったコンセプトは、ニューバランス社におけるイノベーションをさらに活発にしてくれただけでなく、“当たり前”を疑う健全な企業文化を推進する役にも立っている」 ――ロブ・デマルティー (元ニューバランス CEO) 「新しいアイデアの90パーセントは失敗する。 どれだけ有望に見え、情熱を持ってぬかりなく実行されたとしても」 ――Amazon、Google、Uber、IBMなど、名だたる企業の成功と失敗を調べ尽くした、Google初代技術責任者であるアルベルト・サヴォイア氏はこんな法則を導き出した。 では、「そもそもが間違っていないかどうか、どう調べたらよいか」。 その疑問に答えたのが本書だ。 あなたのアイデアは、そもそもが間違ってはいないか。 それを調査・分析できる、シリコンバレー激賞のツール「プレトタイピング」を、 その成り立ち、手法、実例、展開シナリオで、詳細に説明。 新商品、新サービス、新店舗、新規事業…… すべての「新しいこと」に取り組むすべての人必読の書、本邦初公開。 -
私は今、旅をしています。
謎の存在(?)からの謎の指令(!?)を受け、何故だか各地を旅する少女・明美さけ子。 京都、富山、岐阜、静岡、広島、福井、大阪、山形etc…。 彼女は心の中のあの風景に「再会」することはできるのか? 写真加工×イラストのエキスパート・さけハラスが贈る、 オールカラー旅物語&イラストコミック集。 駅や列車内、廃線跡、街角、水辺、並木道、そして夕景や夜景。 美しい風景の場所をめぐりながら、各県を旅する少女の姿を追ったアルバムであり、 スケッチ集であり、小さな旅ガイドでもある不思議な本。 インスタ映えだけでない、懐かしく、かけがえのない風景を求めて、 旅する少女とともにあなたも自分だけの心の「聖地めぐり」に出かけてみませんか? -
「絆」を築くケア技法 ユマニチュード:人のケアから関係性のケアへ
科学ジャーナリストが第三者的視点でとらえた、ケア技法「ユマニチュード」。 ユマニチュード・インストラクター試験を首席で合格、科学ジャーナリストでもあり、大学でコミュニケーションを教える著者が、ユマニチュード考案者イヴ・ジネスト氏と、日本の第一人者本田美和子氏の導きにより、発祥国フランスで、そして日本の介護現場で見てきた、ユマニチュードの「今」、そして「未来」。 なぜ、このケア技法で、認知症の人と心が通うのか。 ケアの中心に「人」ではなく「人と人との関係性」を置くとはどういうことか。 発祥国フランスでは、どのようにケアの水準を保ち、どのように、ケアをする人までもが誇りと幸せを感じる状況を実現しているのか。 科学ジャーナリストの視点から、「ユマニチュード」の等身大の姿を紹介します。 また本書では、ユマニチュードのエビデンス(科学的根拠)についても詳述。 ユマニチュード導入によって、認知症の行動・心理症状が改善、家族の介護負担感が軽減、さらに、急性期病院での「身体拘束」が半減するなど、ここ数年で科学的に実証されてきた研究内容をわかりやすく解説します。 【本文の内容を一部ご紹介】 ■第1章 自律を保証するケア〜フランスのユマニチュード認証施設の取り組み ・フランスでのユマニチュード認証施設訪問 ・昼食はワインから ・食事は元ミシュランシェフが監修 ほか ■第2章 互いを認め合うケア~ユマニチュードの哲学と技術 ・ケアの中心は「関係性」 ・亡くなるその日まで立つ ・ケアにおける身体の復権 ・人が人であるための4つの柱 ほか ■第3章 点から面へ~日本でのユマニチュードの広がり ・ユマニチュード、学校へ ・ユマニチュードとエビデンス ・始まった実証研究 ・自閉症児の親の支援に ほか ■本田美和子氏インタビュー ■イヴ・ジネスト氏インタビュー -
ニューロテクノロジー ~最新脳科学が未来のビジネスを生み出す
★フェイスブック、イーロン・マスク……世界的な企業・投資家も注目、いま最も注目すべきイノベーションの最前線がわかる 「言葉を使わず脳から脳へ考えを伝達」 「クラウドファンディングの結果を脳の情報から予測」 「脳を刺激して痛みやADHDの症状を緩和」 SFの夢物語でしかないと思われていたことを実現するニューロテクノロジーの最前線を、新規事業や研究開発の第一線で活躍する著者が解説。 マーケティング、コミュニケーション、医療・ヘルスケア、人工知能まで、さまざまな分野の豊富な事例とともに、イノベ―ションを実現する技術の原理、そしてビジネスに応用し社会に浸透させるための課題がわかる。 -
壁の男
彼はなぜ絵を描き続けたのか? 〈最後の一撃〉が読者の心を撃ち抜く感動の傑作長編。 北関東の小さな集落で、家々の壁に描かれた、子供の落書きのような奇妙な絵。 決して上手いとは言えないものの、その色彩の鮮やかさと力強さが訴えかけてくる。 そんな絵を描き続ける男、伊苅にノンフィクションライターの「私」は取材を試みるが、寡黙な彼はほとんど何も語ろうとしない。 彼はなぜ絵を描き続けるのか――。 だが周辺を取材するうちに、絵に隠された真実と、孤独な男の半生が次第に明らかになっていく。 〈最後の一撃〉が読者の心を撃ち抜く感動の傑作長編。 解説・末國善己 -
科学オタがマイナスイオンの部署に異動しました
「マイナスイオンドライヤーなどの美容家電製品は、廃止すべきです」 自分の主義に反するものを、あなたは売れますか? 大手電器メーカーに勤める科学マニア、羽嶋賢児は、 自社の非科学的な商品にダメ出しをしたばかりに、 最も行きたくなかった商品企画部に島流しに…。 空気を読まずに正論を言う。そんな賢児はやがて部の 鼻つまみ者扱いになってしまう。 賢児のまっすぐすぎる科学愛は、美容家電を変えることができるのか!? 自分の信念を曲げられずに日々会社で戦っている、 すべての働く人に贈ります。 『わたし、定時で帰ります。』で話題の著者が描く、お仕事小説。 解説・塩田春香 ※この電子書籍は2016年11月に文藝春秋より刊行の『賢者の石、売ります』を改題した文庫版を底本としています。 -
僕のなかの壊れていない部分
「どうして自分はあのことを忘れることができないんだろう?」 剥きだしの叫ぶが響く、著者の初期傑作。 美しい恋人・枝里子をサプライズで京都に誘った。 それは、昔の男が住む京都で枝里子の反応を見ようという悪意だった――。 東大卒出版社勤務、驚異的な記憶力を持つ「僕」は、同時に3人の女性と関係を持ちながら、誰とも深いつながりを結ぼうとしない。 その「理屈っぽく嫌味な」言動の奥にあるのは、絶望なのか渇望なのか。 彼の特異な過去を知った枝里子は。 「自分の人生にとって本質的なことからは決して逃れられない」 切実な言葉たちが読む者の胸を貫いてロングセラーとなった傑作が文春文庫に登場。 解説・窪美澄 -
漂う子
『デフ・ヴォイス』で話題の著者による傑作長篇! 現代社会が抱える闇のひとつ――「居所不明児童」とは? 恋人の教え子・紗智が父親とともに突然姿を消した。 彼女を探すことになった二村直は、ただ一つの手掛かりをもとに名古屋へ向かう。 所在がわからない子供、「居所不明児童」という社会の闇を知るうちに、直は重大な決断を迫られる――。 子を持つとは、親になるとはどういうことか。 話題作『デフ・ヴォイス』の著者が描く感動のミステリー! 解説・大塚真祐子(書店員) ※この電子書籍は2016年10月に河出書房新社より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
Mr.トルネード 藤田哲也 航空事故を激減させた男
彼がいなければ、世界の空は安全に飛べなかった! 科学ジャーナリスト賞受賞のNHK番組『ブレイブ 勇敢なる者「Mr.トルネード 気象学で世界を救った男」』を書籍化。 1975年6月。NYでイースンタ航空機が墜落した。誰も解明できなかった事故の原因を突き止めたのが、日本人科学者・藤田哲也だった。事故原因をダウンバーストという気象現象だと突き止めたのだ。 「気象学の世界にノーベル賞があったら間違いなく受賞していた」と言われた天才科学者は、人類史に偉大な功績を残した。 日本ではほとんど知られていない、「テツヤ・テオドール・フジタ」の数奇な運命をたどる。 解説・元村有希子(毎日新聞記者) ※この電子書籍は2017年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
現実逃避してたらボロボロになった話
飲まずにはいられない、描かずにはいられない。 31歳、自分を見失い、アルコール性急性膵炎に…… 慢性的な生きづらさ、創作による苦しみから逃れるため、どんどん増えていく酒量。ある日、耐えきれない腹痛におそわれ病院に行くと「アルコール性急性膵炎」と診断され即入院となる。この本は、その入院生活と退院後・コミックエッセイを再度描くに至るまでを描いた実話である。 【目次】 プロローグ 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話 -
ありのままの私を受け入れずに批判する奴には、心の中で中指立てればいい
SNS総フォロワー数100万人超! 16歳・スーパーJKひかりんちょの生き方エッセイ! 幼いころから、自分の事は自分で決めてきた。 小学生から動画を投稿、 目立ったら生意気だって目をつけられて、 学校でさらし者になった事も。 学校生活ではいつも浮いていたし、グループにもなじめない。 不登校になって、SNSだけが自分の居場所だった。 好きなもの、好きな事を投稿し続けて、 知らない人から批判を受けることもあったけど、 「みんなに好かれるなんて無理だし、 そんな必要はないんだ!」って気がついた。 周りに流されずに 自分の生き方を見つけるヒントとなる 力強い名言をたっぷり収録。 親、友達、学校、人生… 悩み多き10代に勇気を与える一冊です! 【巻末収録】 ―娘・ひかりについて― 「子どもの人生は、子どものもの。 失敗や後悔も、身を持って学んだほうが、納得もいくし力になります」 ひかりんちょ母のインタビューも掲載。 親がしてあげるべき道のつくり方、見守り方、強い心の育て方…子育て論も必見です。 Chapter1 #人生 周りに流されて人生決めるな。 Chapter2 #人間関係 自分と同じ人間なんていない見た目も考え方も。 Chapter3 #恋愛 恋って何なのか何回何年考えてもわからない。 Chapter4 #見た目 私は好きな服を着るし好きな事をする。 Chapter5 #SNS SNSがなかったらうちはステージに立ててない。 -
探し物はすぐそこに
いつもなにかが足りない。そう思っていた。でも、いつだって、ぜんぶ最初からすぐそこにあった。 ベストセラー『引き寄せの教科書』の著者による魂の物語。 仕事、恋愛、家族、夢……。人生の迷子になってしまった主人公が、思い通りの人生を見つけるまで。 「こんなわたしではいけない」そう思っていたのは、誰よりもわたしだった。 迷いがないというのは、幸せにとても似ている。そして、迷いはとても不幸に似ている。世界は自分の思う通りにできているし、自分の見たいように見えているんだよ。君の目は何を見るためにあるの?君の耳は何を聞くためにあるの? 自分にとって大事なものって、意外なほど少ない。 -
こんなときどうしたらいいの? 感情的にならない子育て
メディアに話題になった『イラストでわかる 感情的にならない子育て』(2017年)の第2弾。 著者は、前作同様「どならない、たたかない子育て」を推進し、4万6000人のママとパパにアドバイスしてきた、子育てアドバイザーの高祖常子さん(育児情報誌miku編集長)。 育児情報誌mikuのアンケートによれば、親の約6割以上が「子どもをたたいしまったことがある」と答えたことがあるとのこと。「毎日イライラ」「たたきそうになった」「どなってばっかり」と自己嫌悪するママやパパに贈る、「子育ての困った」をまるっと解決してくれる1冊です。 前作は「たたかない」「どならない」で子育てする大切さを伝えた前作はたくさんのメディアで取り上げられました。今回は、読者の方々やセミナー受講者の方々から届いた質問に、著者高祖常子先生がお答えしたものです。 前作と同様に、イラストやマンガは上大岡トメさんが担当。かわいいイラストに「イラっ」とくる場面もほっこりさせてくれます。 シーンは<食事中><なんでもイヤイヤ><園・学校の準備><睡眠><習い事><友だちとのあそび><パパや祖父母との関わり>etc. 【この本の特徴】 ・かわいいマンガとイラストでさくっと読める ・毎日のシーン別でわかりやすい ・イラっとなってしまったときのママ・パパの「心の整理の仕方」もわかる -
ディープラーニング活用の教科書 実践編
日本ディープラーニング協会 監修 ディープラーニングをビジネスに生かす知識を問われる 同協会のG検定(ジェネラリスト) 推薦図書 松尾豊・同協会理事長による「ディープラーニング技術年表」収録 ディープラーニングは確かに実際のビジネスに溶け込み、商品やサービスでの活用が始まっています。 それによって業績を向上させた企業もあれば、社会課題の解決に結びつけている会社も実在します。 その最先端の実践的な事例を紹介しました。本書に「実践編」と付したのはこうした理由からです。 本書の最大の特徴の1つが、「ディープラーニングビジネス活用アワード」の受賞6プロジェクト全てを子細なケーススタディで紹介していることです。 日本ディープラーニング協会と一緒に、2019年春から準備を進めてきたものです。 エントリーはやや大手企業に偏重したきらいはありましたが、まさに腕自慢の実力派ぞろいでした。 受賞6事例を含めた計26事例を、本書ではディープラーニング活用の効果で4つに分けました。 「商品開発・業界構造を変える」「消費者のデマンドに応える」「働き方を改革する」「不正・異常を検知、社会課題を解決する」。 また資料的価値が高い、日本ディープラーニング協会理事長の松尾豊氏がまとめた「ディープラーニング技術年表」そして「インターネットでいうと1998年」も収録。 全編にわたって同協会の理事が一文字ずつ、とりわけ技術的な側面からアドバイスしてくれた貴重な書である。 ぜひご覧になっていただきたい。 -
知略の本質 戦史に学ぶ逆転と勝利
●本質シリーズの最終巻 圧倒的に不利な条件から勝利を導き出した独ソ戦のスターリン、英独戦のチャーチル、ベトナム戦争のホー・チ・ミン、対イラク戦圧勝もつかの間、非正規戦という泥沼の打破を迫られた米国――。 本書は、日本陸軍の敗北のメカニズムを組織論の切り口から解明した『失敗の本質』(中公文庫)、海外の戦史を題材に成功の本質を解明した『戦略の本質』、国家指導者に焦点を当てた『国家経営の本質』につづく本質シリーズの最終巻。勝利を実現するメカニズムの解明は、『失敗の本質』とは裏表の関係となります。また『戦略の本質』は逆転を生み出した要因を現場の指揮官レベルで解明しましたが、本書は国家の指導者レベルとリンクさせて、機動戦と消耗戦を臨機応変に使い分ける知略戦略こそが勝利を生み出したというストーリーで解説します。 知略戦略とは、「知略=知的機動力」で賢く戦う哲学であり、過去-現在-未来の時間軸で、組織メンバーの共感を得、一丸とさせる共通善のために「何を守り、何を変革するか」の動的平衡を追い求めながら、行動し続ける戦い方を指す。これを実現できたリーダーが、本書で取り上げる、スターリン、チャーチル、ホー・チ・ミンです。 -
小倉昌男 祈りと経営~ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの~
ヤマト「宅急便の父」が胸に秘めていた思い。 2005年6月に亡くなったヤマト運輸元社長・小倉昌男。 「宅急便」の生みの親であり、ビジネス界不朽のロングセラー『小倉昌男 経営学』の著者として知られる名経営者は、現役引退後、私財46億円を投じて「ヤマト福祉財団」を創設、障害者福祉に晩年を捧げた。しかし、なぜ多額の私財を投じたのか、その理由は何も語られていなかった。取材を進めると、小倉は現役時代から「ある問題」で葛藤を抱え、それが福祉事業に乗り出した背景にあったことがわかってきた――。 著者は丹念な取材で、これまで全く描かれてこなかった伝説の経営者の人物像に迫った。驚きのラストまで、息をつかせない展開。 ※本書は過去に単行本版として配信された『小倉昌男 祈りと経営~ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの~』の文庫版です。 -
【電子版限定特典付】 少年の名はジルベール
【ご注意】 ※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 竹宮惠子の大ヒット自伝が、ついに文庫化! ★文中に多々登場する竹宮作品、書籍執筆時に著者が本当は入れたかった作品の中身(コミック立ち読みファイル)を、主だった12作品・計130頁の参考画像集として電子版だけに収録。 石ノ森章太郎先生に憧れた郷里・徳島での少女時代。 高校時代にマンガ家デビューし、 上京した時に待っていた、出版社からの「缶詰」という極限状況。 のちに「大泉サロン」と呼ばれる東京都練馬区大泉のアパートで 「少女マンガで革命を起こす!」と仲間と語り合った日々。 当時、まだタブー視されていた少年同士の恋愛を見事に描ききり、 現在のBL(ボーイズ・ラブ)の礎を築く大ヒット作品『風と木の詩』執筆秘話。 そして現在、教育者として、 学生たちに教えている、クリエイターが大切にすべきこととは。 1970年代に『ファラオの墓』『地球(テラ)へ…』など ベストセラーを連発して、 少女マンガの黎明期を第一線のマンガ家として駆け抜けた竹宮惠子が、 「創作するということ」を余すことなく語った必読自伝。 漫画ファンはもちろん、そうではない読者からも 感動の声が続々と寄せられ、 朝日、読売、毎日など各紙書評や 各種SNSで大反響だった単行本が、ついに文庫化。 カラーイラスト増ページ、「文庫刊行によせて」を収録。 -
愛国商売
気鋭の若手評論家の初小説! 南部照一は、孤独な自営業者だった。茨城県取手市在住。猫と車を愛する27歳の平坦な人生は、ネット上のとある出会いによって狂っていく。 ひょんなことから保守系言論人の勉強会に参加し、中堅警備会社「シュトケイ」の懸賞論文に応募するや、入選。一躍、保守論壇の新星に祭り上げられ、日本唯一の右派系テレビ局「よもぎチャンネル」レギュラー出演者への道が拓けていく。 順風満帆の照一だったが、彼が足を踏み入れたのは、野心と嫉妬が渦巻き、裏切りや出し抜きが横行する下劣な世界だった。論客同士のパイの奪い合いから、思いも寄らぬ襲撃事件が発生した――。 ◎気鋭の若手論客、古谷経衡氏による初小説。単行本発売時、ネット右翼を騒然とさせた話題作が早くも文庫化! 解説に元外務省主任分析官・佐藤優氏。 <小説の体裁を取っているが、右派の論壇人としてデビューした古谷経衡氏にしか書けない優れた社会人類学的作品だ。21世紀の日本で、愛国心を道具にして、排外主義的ナショナリズムが生成していく過程が見事に描かれている。>――解説/作家・佐藤優氏 -
50歳からのゼロ・リセット
50歳は変化を受け入れられる最後のチャンス。ここからさらに前に進む人生とするのか、ゆっくりと後退していく人生でよしとするのか。一歩先行くライフスタイルを実践してきた著者が、50歳前後のすべてのビジネスパーソンに向けて、自らの実例も踏まえながら、変化の時代に対応し、「自分の」人生を充実させるための生き方・考え方を伝える。 -
日本の貧困女子
「日本はもはや後進国である」 最底辺に生きる女性たちの現状とは 25歳。茨城県某市。母親から依存され、金銭的要求がとまらずに 42歳。埼玉県北部。「私、子どもを虐待しているかもしれません」 29歳、看護師。栃木県。中学2年生のときに、父親と 17歳。群馬県太田市。親権を切られ知人の中年男性と暮らす 20歳。島根県から上京。1日18時間労働させられて精神疾患に 32歳。沖縄。末期がんになっても、風俗を続ける理由は、家族に迷惑をかけたくないから 働く単身女性の3人に1人が貧困状態といわれる。そこから家族、地域、制度の三つの縁をなくした女性たちが最貧困女子に落ちていく。都心に比べ地方の女性たちはその三つの縁が保たれていることから、そんな境遇に陥ることは比較的少ないといわれているが、それは果たして本当か。地方消滅が叫ばれ、都会以上に貧困化が進む地方において、彼女たちが孤立に陥ったときどんな現実が待っているのか。 -
舞うは滴る恋の蜜
「じゃあこれも夢か?お前のここが…こんなにグショグショになってるのも…」私…この感触を知ってる…――劇団『春川座』の女形で看板役者の辰次とその妹で未熟な女優の咲。ある日の稽古中に辰次から「もう役者辞めれば?」と言われて落ち込む咲。そんな状況を見かねた劇団員の涼太郎は咲を食事に誘う。兄からのプレッシャーから逃げるべく酒を飲んだ咲はいつしか酔いつぶれてしまった。そこに現れたのは辰次。酔いつぶれた咲を見つけると涼太郎が目を離している間に宿泊先に連れ戻した。咲をベットに寝かせると「涼太郎さん…」という寝言が。その刹那にたがが外れて咲にキスをした――。涼太郎からの告白、そして兄からのゆがんだ情愛、咲の身体が求めるものは…!? -
狩野俊介の肖像<新装版>
少年探偵・狩野俊介が 次々に起こる難事件に立ち向かう! 夏休みが終って二週間、飼育部に所属する遠島寺美樹は早出した。 飼育当番に当っていた先輩が体調を崩し、 代わりに禽舎で飼っている四羽の金糸雀の世話をするためだった。 が、いつもそこにいるはずの金糸雀が一羽もいなくなっており、美樹が疑われる。 扉の閂はかかったままだった。 誰かのいやがらせか? 学校は飼育部を潰したがっていた…。 親友の狩野俊介は、事件解明に乗りだした。 「金糸雀は、もう鳴かない」等待望の連作集。 ※本作品は、「狩野俊介の肖像」を加筆修正した新装版です。 -
狩野俊介の事件簿<新装版>
少年探偵・狩野俊介が 次々に起こる難事件に立ち向かう! 中学生にして名探偵。狩野俊介の日常には謎めいた出来事がいっぱい―。 突然舞い込んだ遺言状騒動では、俊介はなぜか元市長の財産相続人に!? しかもその文面には謎の諺が書かれていた!? 愛猫のジャンヌと事務所の所長で俊介の親代わり・野上英太郎とともに、 調査に乗り出した彼が見つける真実とは?― 『国語』『理科』『算数』『音楽』―いろいろな教科を学ぶように、 数々の事件を経て“名探偵”として成長していく少年探偵・狩野俊介を描く、 大人気ミステリー・シリーズ。 ※本作品は、「狩野俊介の事件簿」を加筆修正した新装版です。
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