青山文平の一覧

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文藝春秋2020年9月号

作品一覧

2020/08/07更新

ユーザーレビュー

  • 遠縁の女
     このミス2018年版7位。100頁弱の短編?3編からなる短編集です。すべて、江戸時代の同時期の話でテイストは同じですが、主役はそれぞれ異なります。で、とにかくこの本凄いです。3作とも素晴らしい、というか完璧です。最初の2作がストレスなく読めてとても面白く、表題作が最後に残されておりすごく期待します...続きを読む
  • 跳ぶ男
    何と言ってよいのか、どう説明したらよいのかわからない本である。
    「能」を語っているのか、「運命」を語っているのか、それとも「美」や「信仰」を語っているのか。
    言葉にすることで、そうでなくなってしまう何かがあることをどうやって言葉にするのか、ということについて考えさせられる一冊であった。
    それが、古典...続きを読む
  • 鬼はもとより
    藩札で藩の経済に取り組む物語ですが、武家の矜持の一端を教えられました。「考えても分からぬときは軀に聞く」「たかが力不足なんぞの理由で、力を出せぬのが罪なのだ」
    続編を読んでみたいです。
  • 跳ぶ男
    大名家の「能」を舞台とした時代小説。

    始めは戸惑う。とにかく能について延々と語られる。
    しかも舞う姿/謡う姿のような外見上のものでは無く、その精神世界・内面を言葉で表現しようとする。少し北方謙三に似た強く厳しい文体を使い、"軸""変われる者""能を能にしているもの"など、様々な表現で「能とは」を突...続きを読む
  • つまをめとらば
    藤沢周平に負けず劣らずの素晴らしい内容。男女の機微を会話の中に上手く入れ込んでいて、いたく共感出来る。