泳ぐ者(新潮文庫)
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泳ぐ者(新潮文庫)

781円 (税込)
546円 (税込) 12月25日まで

2pt

3.4

離縁して三年半もたつのに、なぜ元妻は元夫を刺したのか。事件の「なぜ」を追う徒目付、片岡直人は真相を確信するが、最悪の事態が起きる。そんな折、奇妙な噂が耳に入る。毎日決まった時刻に大川を泳ぐ男がいるというのだ……。違和感の向こうに見えてくる狂おしい人生と、封印された秘密。心に「鬼」を抱えて生きてきた男と女が、最期に見せた真実とは。江戸の人々の翳(かげ)を鮮やかに描く傑作。(解説・木内昇)

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泳ぐ者(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いやいやながら始めた事件の「なぜ」を明らかにする仕事に、面白さを感じていく主人公。
    事件に覚えた違和感の探索の先に、隠された人生、心の奥底の秘密が明らかになる。
    主人公の置かれた環境も変化する中、今後どの様になって行くのか気になる。

    0
    2024年02月11日

    Posted by ブクログ

    この前に読んだ『木挽町のあだうち』からの流れもあって手に取りました。ミステリー小説としても面白く、また、通りの名前から、現実の距離感が結びつけられる程度に、私に土地勘があれば、時代小説として、もっと面白く読めたのではないかと思いました。
    また、読んだタイミングもあってか、申し訳ないは要らないというく

    0
    2024年01月06日

    Posted by ブクログ

    暗い、あくまでも人の心をのぞき込む様などす黒い・・それでいて真っ当だからやるせない展開が続く。
    はっきり言って、難解だった。
    併行して読んでいたのが垣根さんの「極楽将軍・・」という事もあるのだろが、青山氏独特の言葉の裏面を探る調子に乗れなかった。

    結局菊枝の本音は解せたが、泳ぐ者の謎との関係が今一

    0
    2024年07月06日

    Posted by ブクログ

    これはミステリーなんだろうけれど、最終的には、謎は解けていない。確かに、事実を積み重ねて、「たぶん、こうで間違いなかろう」と思われるところまで示されている。本当なら、歯痒いところだけど、「それで良い」と思わせるところが、凄い。

    0
    2023年11月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作の記憶がほとんど残ってなかったからだと思うけど,最初なかなか話が入ってこなかった。話じたいは面白かったので,前作を覚えているうちに読むのが良いのだと思う。

    0
    2024年03月11日

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