上村裕香の作品一覧
「上村裕香」の「ぼくには笑いがわからない」「救われてんじゃねえよ 無料お試し版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「上村裕香」の「ぼくには笑いがわからない」「救われてんじゃねえよ 無料お試し版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ほくほくおいも という響きが全く似つかわしくないテーマだった。初めて読んだテーマで良かった。
出て行った母親の言葉があまりにも辛辣で。兄のようになってしまっても仕方がない中で、千秋は最終的に父親の愛を、自分から見つけ出して家族を繋げようとした。何て健気なんだ。
千秋からの目線だけでなく、同じ学校の生徒会選挙を巡った話や、50代の活動家2世、父とボランティア活動で知り合った学生、兄の健二、様々な人物からの目線で進んでいく構造が面白い。
〈和樹とファインダー〉が1番好き。そりゃあゴリ先だって、『僕生き』の方がいいっていうに決まっている。
Posted by ブクログ
「おもしろいとはなにか、ぼくにはまったくわからない」
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小学生の頃 友達が「エンタの神様」を観ていた時 ぼくは「新明解国語辞典」を読み耽ってた。テレビはNHKしか見せてもらえなかった。漫才を見てもどう笑っていいかわからない。みんなの言う「おもしろい」がわからない。
「漫才って…フィクションなんですか?」
そんな真面目一辺倒な大学生・耕助が、幼なじみと漫才コンビを組むことに。
目指すは「M-1優勝」!!
『大学お笑い×恋愛×京都』の青春小説⟡.·*.
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主人公の耕助は、文学部で言語学を研究する大学生。「お笑い」というものと縁遠く、もちろん(?
Posted by ブクログ
強烈な小説だった。
17歳の沙智は、放漫な金遣いをし妻の介護に無頓着な父親を見切り、難病を患った母親の介護を否応なく引き受けていた。
難病である母親の悍ましい口臭や糞尿の匂いが、家族の過ごす万年布団の八畳間に漂う描写に、沙智の介護の異常な辛さが嫌というほど突きつけられる。
地元企業へ就職させたい母親の妨害のため、オンラインでの番組制作会社の一次面談に割り込んできた母親の醜態や、エントリーシートに付いた母親の便など、沙智の置かれた環境に絶望的な悲哀を感じてしまう。
しかし沙智も母親を簡単に切り捨てられない複雑な思いがある。
身内に便を垂れ流し徘徊する老いた母親の介護をする者がいるだけに、17歳の
Posted by ブクログ
とある左翼政党に所属する父親と、
その家族が向き合うひと夏の選挙戦の物語。
父は勝ち目がないと分かっていながら知事選に出馬する。
家ではまともな会話が成立せず、何か話そうとしても、すぐ政治の話にすり替わってしまう。そんな父を、主人公の千秋はずっと恥ずかしい存在だと思っている。
序盤、この家族の関係は正直「もう救いようがないのでは」と感じるほどだった。互いに相手を見ているはずなのに、言葉は届かない。近くにいるのにすれ違ってばかりで、読んでいて息苦しささえあった。
それでも物語が進むにつれて、少しずつ家族として向き合おうとする気配が見えてくる。終盤の出来事を経て、千秋と兄がそれぞれの形でぶつ