上村裕香の作品一覧
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「逃げない」に
流れもいいし、小道具もうまく使っている。
教養のない中、精一杯意識に入れられたものを
うまくいいところで使って書いていると思うよ。
この子、教養がという前に人としてすべきだけれども、
しなければだとはいえ、することから逃げないでいる。
3人が3人、その周りの人も、
悟空も何のヒーローいないしマイナス環境だと思うよ。
その中で本来的なことしてる、先が見えないけれども。
3人ってほんっと核家族、狭い家にひしめいている。
まだ真に大人らしくない、指導者なんてどこにも。
だから、「逃げない」に「老成」加わったらと思うよ。
そしたら、違った眺めが見えるだろうけれども。
とにかく生きることを経た数年
Posted by ブクログ
「ヤングケアラー」の主人公とその家族の話。
年収300万以下、8畳に3人暮らしの中、難病を患った母の介護もしなければならない生活。
父親はギャンブラー、浪費癖あり、お酒に走りがち、介護は娘任せの状況。
介護の場面はこれでもかという位リアルでショックを受けた。
全体的に辛い描写が多いけど、セブンティーンアイスを母と一緒に食べる描写など日々の些細な幸せも描かれていて、とにかく感情がジェットコースターだった。
いや感情の整理が難しいよ。
オッパッピーで母娘二人とも笑っちゃうシーンはどう表現していいか未だに分からない。
親が子供に依存するようなセリフも読んでてキツかった。
自分の親が将来こうならな
Posted by ブクログ
【自分の人生を優先するということ。】
サッと読める分量ではあるが、内容はヤングケアラーという昨今のシビアな話題をとりあげている作品。
しかし、全体として深刻に描きすぎず、ときにクスッと笑える家庭や時事的な話題も盛り込まれていて、とても読みやすかった。
肉親の介護と他人の介護では、天と地、月とすっぽんほどの差がある。
介護と割りきれない気持ちも、いや真正面から向き合ったらバカを見る、というはんば諦めの気持ちも、おなじく家族を介護する身としてとても共感できた。
どこかで自分と同じように、自分の人生と他人の人生の掛け持ちをしている人がいてがんばってる……そう思えるだけで、今日も肉親の介護を