上村裕香の作品一覧
「上村裕香」の「海の底に雨は降らない」「ぼくには笑いがわからない」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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小説・文芸
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Posted by ブクログ
「人生を語ることは、救いになるのだろうか。」
読み終えたあと、そんな問いが心に残った一冊。
主人公・光莉は、幼い頃から難病の母を介護し続けたヤングケアラー。
青春を犠牲にし、母のためだけに生きてきた彼女は、母の自殺幇助容疑で逮捕されてしまう。
これは、壮絶な介護の物語であり、罪を背負った一人の女性が、自分の人生を取り戻していく再生の物語。
修学旅行にも行けない。
就職も諦める。
そんな介護が「日常」だった光莉の姿に、胸が締めつけられた。
『この事件は、誰が悪かったのだろう?』
介護から逃げず、最後まで母と向き合い続けた光莉だからこそ、その問いに簡単な答えは見つからない。
それでも
Posted by ブクログ
ほくほくおいも という響きが全く似つかわしくないテーマだった。初めて読んだテーマで良かった。
出て行った母親の言葉があまりにも辛辣で。兄のようになってしまっても仕方がない中で、千秋は最終的に父親の愛を、自分から見つけ出して家族を繋げようとした。何て健気なんだ。
千秋からの目線だけでなく、同じ学校の生徒会選挙を巡った話や、50代の活動家2世、父とボランティア活動で知り合った学生、兄の健二、様々な人物からの目線で進んでいく構造が面白い。
〈和樹とファインダー〉が1番好き。そりゃあゴリ先だって、『僕生き』の方がいいっていうに決まっている。