救われてんじゃねえよ

救われてんじゃねえよ

小説・文芸
1,540円 (税込)

7pt

主人公の沙智は、難病の母を介護しながら高校に通う17歳。母の排泄介助をしていると言ったら、担任の先生におおげさなくらい同情された。「わたしは不幸自慢スカウターで言えば結構戦闘力高めなんだと思う」。そんな彼女を生かしたのは、くだらない奇跡だった。選考委員が大絶賛した「R-18文学賞」大賞受賞作。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • タイトル
    :
    救われてんじゃねえよ
  • タイトルID
    :
    1816023
  • 電子版発売日
    :
    2025年04月16日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

閲覧環境

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救われてんじゃねえよ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    終始胸が痛い。終盤の主人公の心の動きが、色々な文章の表現で書かれていて、良い。
    こういう家庭のことを想像できないような、お花畑な世界観の大人にはなりたくない。

    0
    2026年04月25日

    Posted by ブクログ

    強烈な小説だった。
    17歳の沙智は、放漫な金遣いをし妻の介護に無頓着な父親を見切り、難病を患った母親の介護を否応なく引き受けていた。
    難病である母親の悍ましい口臭や糞尿の匂いが、家族の過ごす万年布団の八畳間に漂う描写に、沙智の介護の異常な辛さが嫌というほど突きつけられる。
    地元企業へ就職させたい母親の妨害のため、オンラインでの番組制作会社の一次面談に割り込んできた母親の醜態や、エントリーシートに付いた母親の便など、沙智の置かれた環境に絶望的な悲哀を感じてしまう。
    しかし沙智も母親を簡単に切り捨てられない複雑な思いがある。
    身内に便を垂れ流し徘徊する老いた母親の介護をする者がいるだけに、17歳の沙智の感情の揺れを痛感してしまう。
    短い小説でありながらも強く印象に残る小説であった。

    0
    2026年03月28日

    Posted by ブクログ

    ヤングケアラーを取り巻く話、正直あまり介護が身近じゃないのでまだ共感できないことも多いのだが、世の中には色々な人がいることを知れるよい小説。そしてデビュー作にしては心に訴えかけてくるものがあるすごい才能だ。

    0
    2026年03月01日

    Posted by ブクログ

    ⭐️『救われてんじゃねえよ』

    壮絶なヤングケアラーを描いた短編集。「救われてんじゃねえよ」「泣いてんじゃねえよ」「縋ってんじゃねえよ」と続く。
    暗く重い展開になると思いきや、笑いがある!作者の上村さんの介護体験をもとに描いたという。読む側が救われた。
    小島よしおとうんこの履歴書に笑った!
    介護体験をポジ転した沙智は強い!沙智に拍手だ!

    0
    2026年09月28日

    Posted by ブクログ

    タイトルを含む3作品。
    タイトル作は女による女のためのR-18文学賞受賞作。
    全て同じ主人公が親の呪縛から逃れられない。
    ヤングケアラー問題が書かれているが、作者がまさに経験者なのかと思うくらい詳細かつ具体的。
    笑い事じゃないのに、読んでいて思わず笑ってしまった場面もあった。
    全体的に重苦しいが、少し希望も見えた。

    0
    2026年09月27日

    Posted by ブクログ

    とにかく、なんかすごかった。
    理解できたのは、子供は親に見られたい、ということ。それは、まさにそう。

    0
    2026年09月14日

    Posted by ブクログ

    こんな親だったら私はまともに大人になってないかも、と思ってしまいました。でも、親の立場で考えてみると、甘えたりワガママ言っても最後は聞いてくれるから、やってもらえるギリギリのラインまでは言っちゃうのかな、と。実際にこの状況だったら、自分も介護してしまう?母親だったら子どもに頼ってしまう?と気持ちが何度も揺れながら読みました。

    0
    2026年08月29日

    Posted by ブクログ

    難病、知的障害を持つ母とギャンブル依存の父を持つ、ヤングケアラーの主人公が、親との距離を取ることができず苦しんでいる様子。共依存と思いつつ、何度も裏切られながらも、それでも親から愛されたいと望んでしまうのは、暴力的なんだろう。

    親の介助をしながら、ツッコミを入れたりするが、正直あまり笑えない、から元気のような感じがする。愛情は暴力。優しさは暴力。だけど、わずかでも親から愛されたという記憶を確認できたことで、やっと親から離れて、距離を置くことができたのも愛情なんだろうな。

    0
    2026年08月07日

    Posted by ブクログ

    内容ヘビーなのにサラッと読ませられた。
    話の中で主人公さっちゃんがテレビの企画として出したヤングケアラー王のテーマ(ヤングケアラーの弱さでなく強さにスポットが当たる逆ポジ企画)とも共通すると思った。本人は家族のケアに対して疲れているだろうし、見捨てたり投げ出したりしたいだろうに、そんなネガよりも、なぜかそうやって求められていることに幸せを感じたりしていた。そういう当事者でないと分からない感情に引き込まれました。

    たまにある匂いまでしてくるタイプの小説。連作短編だし、軽い口調だけど、主人公の状況自体は目を背けたくなるほど超ヘビー。子どもが家族をケアしなければならない状況を、家族の絆で片付けようとした会社の上司へ、それが自分事として重なった主人公が言い返してるシーンが鮮やかでした。

    0
    2026年06月17日

    Posted by ブクログ

    ヤングケアラーを題材にした作品。
    短いながらも読む度に手が止まって、読み切るのに時間かかった。
    出てくる親が最低すぎて、自分だったら投げ出すか、自分の全てを捨てて殺してしまってるかもなぁと思ってしまった。
    心に棘が刺さった作品。
    くそみたいな家庭でそれでも両親を捨てきれない主人公に共依存を感じてしまった。

    0
    2026年05月13日

救われてんじゃねえよ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • タイトル
    :
    救われてんじゃねえよ
  • タイトルID
    :
    1816023
  • 電子版発売日
    :
    2025年04月16日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

閲覧環境

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