【感想・ネタバレ】ぼくには笑いがわからないのレビュー

あらすじ

ナイチンゲールダンス ヤスさんから熱いコメントが到着!
「大学お笑いの解像度が高すぎる。 全員いた。
やっぱこれくらい拗らせとかなきゃ。」


朴念仁で惚れっぽい、でもめっぽう頭はいい京都の大学生・耕助は、
想いをよせる芸大生・百合子に自分が書いた論文を渡して気を惹こうとするが、
好きなタイプは「おもしろい人」「わたしのこと、笑わせてくれる人」と言われて撃沈。
おもしろいとはなにか、ぼくにはまったくわからないのだ―――。

百合子は学生漫才注目株のコンビ・ミーレンズが好きだと知り、
耕助は幼馴染の将吉とコンビを組んでM-1を目指すことにする。
まずは芸能養成所に入ろうとするが、苦学生で学費の支払い能力がないとみなされ落ちてしまう。
悩んで入った餃子屋で、副店長が売れない芸人だと知り弟子入りするが――。

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Posted by ブクログ

どうしようもない恋心と、笑いへの探究心の物語。

言語学を学びながら一人の女性に恋をする大学生「耕助」と、大学のお笑いサークルで注目を集めるコンビのボケ担当「四郎」。似ているようで違う性格の、どこか同じ痛みを抱えた二人が、それぞれの場所でもがきながら「笑い」と向き合っていく。

現実に打ちのめされても足掻き続け、理不尽に揉まれても自分の「ことば」から逃げなかった姿が、真っ直ぐで純粋だった。不器用なのに、どうしようもなく格好良かった。

似たり寄ったりな不器用さを抱えた二人が、お笑いを通して惹かれ合っていく関係性もとても魅力的だった。立場が違っても、相方でなくても、どこかソウルメイトのように感じられた。まさしくアツい青春小説だ。

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2025年12月09日

Posted by ブクログ

おもしろかったです。
まずタイトルが良いし、イラストも好き。

登場人物たちも良い。
キャラクターが立ってて魅力的。

ストーリーとしては少し強引に感じる部分もあったが、漫画的な作品なのかもしれない。

コンビ名も好きでした。

森見登美彦作品はもちろん、「成瀬は都を駆け抜ける」に加えて本作を読むと、京都で大学生活を過ごしてみたかったとも思う。

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2025年12月29日

Posted by ブクログ

学生お笑いとM-1を舞台にした小説。参考文献に『M-1はじめました』『漫才過剰考察』『答え合わせ』『芸人雑誌』が載っているとなればお笑い好きとしては読まないわけにはいかない。主人公はお笑いに疎くて漫才がフィクションであることすら理解していない大学生。彼が言語学の観点からまぁまぁ見当違いのアプローチをしていくのが面白い。一方で第2幕は学生芸人に限らず自身の才能に悩む芸人の苦悩が描かれていてリアリティがあった。

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2025年12月28日

Posted by ブクログ

最初から最後まで漫才を見ているような気分になる、不思議な小説だった。
デビュー作はどことなく重い空気も漂っていたが、今作は笑える部分も多く、そしてひたむきな姿の登場人物たちにも好印象を抱いた。
よこしまな目的で始めたお笑いだったが、果たしてそれを叶えることはできたのか、クライマックスに期待してほしい

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2025年12月21日

Posted by ブクログ

真面目な国立大学生がヒョンな事から漫才をやることになり、この世界の面白さにドンドンハマって行く物語。話の展開力が素晴らしい。次が気になり読み進めちゃう。笑いはやめられないだな。

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2025年12月23日

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