江戸染まぬ

江戸染まぬ

800円 (税込)

4pt

3.3

江戸に生きる人々が織りなす鮮やかな人生。
“青山流時代小説”の真骨頂!

旗本の次男坊で部屋住みの俺は、武家であらねばならぬ、などとは思っていない。
堅物の兄が下女に好意を寄せているのを見て取って、
わざと下女にちょっかいを出そうとするが、気づくと女は身籠っていた。
しかも父親は、隠居の祖父だという。
六十九歳の老人に女で負けた俺がとった行動は――。

直木賞受賞作『つまをめとらば』に連なる傑作短編集。
史実から生まれた圧巻の7編。

※この電子書籍は2020年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

江戸染まぬ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    青山文平さんの著作はこれが初めてな気がするけれど、文から立ち現れる独特の温度感に、人肌くらいに冷めたお茶を飲む時のような心地よさがあった。

    0
    2025年09月26日

    Posted by ブクログ

    「本売る日々」が面白くて続けて手に取った青山文平の短編集。
    砂原浩太朗の作品を読んだばかりだったからか、同じ江戸の時代物でも文章の硬さにサラリとは読めなかった。

    作者あとがきに「常温の日常をリアルに描く小説を書きたい」とあるように短編それぞれの主人公は華々しい活躍をするわけでもない。むしろ、扶持の

    0
    2023年12月04日

    Posted by ブクログ

    最初、この本を書店で見掛けた時は、気にはなったけど、スルーした。しばらくして、また、書店で目にしてしまったので買ってしまったけど、買って良かった。「史実」を元にした作品とのことだけど、まさに、「真実は小説より奇なり」だろう。

    0
    2023年08月30日

江戸染まぬ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

青山文平 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す