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Posted by ブクログ
派手でダイナミックな戦国の世を舞台には選ばず、小難しいイメージのある「経済」をテーマにした時代小説ということで、読む前はお堅い地味な作品なんじゃないかと不安だったのですが、心配は杞憂に終わりました。とても面白かったです。藩札という恐らく誰も取り扱ったことのないであろうものを主題に据えた作者の勝利だと思います。
美点はいっぱいあって、抄一郎が現代でいうところの敏腕コンサルタントとなっていくまでの成長過程も良かったですし、最貧藩の立て直しにかける清明の命懸けの覚悟がもたらす緊張感も読みごたえがありました。現代の経済政策への批判的視点があるのもいいですね。馬鹿の一つ覚えのようにお札をじゃぶじゃぶ刷ればいいとしか思っていない政治家は、すぐに本作を読むべきでしょう。
これだけの内容をこのページ数に収めつつ、なおかつ書き急いだような印象が残らなかったあたり、すごく上手にまとめているなあと感じました。個人的には直木賞受賞作の『つまをめとらば』よりも本作のほうが出来は上だと思います。
ただ、女性絡みの部分は別に無くても良かったんじゃないかな、という気もしました。ラスト1行も、それで締めていいんですか青山さん、という感じで正直納得できませんでした。続編への布石なのかな?
Posted by ブクログ
面白そうな内容なので 読んでみました。
藩札というものがあったという事実にびっくりしました。
時代劇だと 小判とか 銀銭とか が 流通貨だったもので・・・・
ホント 本を読むと色々な事が わかって楽しいですね。
で、この小説なのですが・・・
主人公達は 命がけで 国を良くしようと政策を考えた。
(命をすぐに捨てるのは どうかと思うけど)
実際には 昔のお役人達が どうだったかわかりませんが・・・・
義の為に 命を捨てるのは 良いってイメージがありますよね。
今の政治家って 命がけで 政策を出しているのかしら??
と、 ふと 思っちゃいました。
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