森谷明子の作品一覧

「森谷明子」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

2023/07/18更新

ユーザーレビュー

  • エール!(3)
    働く女性の生活の一部を切り取った短編アンソロジー

    女性視点で描かれる各小説から、働く女性の悩み、苦しみ、喜びを感じ取ることができ、不覚にも「クール」で涙した。
    他にも、伊坂幸太郎さんの書いた短編は短いながらも伏線が貼られており、読んでいて点と点がつながる心地よさを感じることができた。

    エール3作...続きを読む
  • 南風(みなみ)吹く
    前に読んだ「春や春」が良かったので、姉妹編のようなこちらにも行ってみた。

    舞台は瀬戸内海に浮かぶ小島の分校。
    愛媛県では小学生の時から俳句の授業があるというのは知っていたが、本の中では中学校の卒業記念品に歳時記をもらっていた。なかなかだな。

    「春や春」と異なりメンバー集めの妙や俳句の奥深さに触れ...続きを読む
  • 千年の黙 異本源氏物語
     紫式部が探偵役を務める平安ミステリー。中宮定子の消えた猫の謎、堀河院真夜中の笛の音の謎、といった「日常の謎」を解決しながら、自身の作品の失われた一帖「かかやく日の宮」にまつわる大きな謎の解明に挑む。すごく面白かった。
     なお、紫式部という呼び名は本書では使われないが、ややこしくなるのでここでは紫式...続きを読む
  • 千年の黙 異本源氏物語
    本を手にしたときは厚さにちょっとビビりましたが、読んでみるとあっという間でした。

    紫式部が主人公なのか、それとも光源氏がそうなのかと思って読み始めたら、猫好きの女童(めのわらわ)、12歳の少女「あてき」目線で話が進む。
    あてきの仕えている御主(おんあるじ)が藤原の香子(かおるこ・のちの紫式部)であ...続きを読む
  • 春や春
    少し前のNO Book & Coffee NO LIFEさんのレビューに惹かれて読んでみた。

    巻頭に【俳句甲子園について】が書いてあって、俳句甲子園なんて本当にあるのかと思ったが、本当にあるんだ。
    今年の地方大会の兼題は「日永」「草餅」「ヒヤシンス」とある。先週5/9が提出締切だったのね。

    とい...続きを読む

新規会員限定 半額クーポンプレゼント!