小浜逸郎の作品一覧

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作品一覧

2021/12/24更新

ユーザーレビュー

  • 死にたくないが、生きたくもない。
    著者は老いを曇りない
    目で見つめている。

    老いてますます盛んに、
    社会の一隅を支える力
    になれと言われたとて、

    人は各々の私的関心と
    きびしい生活条件とに
    規定されて生きるほか
    ないのだ。

    あることを語ることは
    同時に何かを語らない
    ことでもある。

    長寿至上主義で鳴らす
    イケイケ思想の多くは...続きを読む
  • ポリコレ過剰社会
    ■フェミニズム思想の欠陥。それは私たちの実生活において差し障りなく流通している男女「差異」の深い意義を認めずそれらをすべて「差別」の指標の方に引き付けて解釈していしまう点である。そこには抽象的な観念で思想を立ち上げてきた人たちに特有の現実に対する鈍感さが見られる。
    ■フェミニズムはすべての女性が社会...続きを読む
  • 福沢諭吉 しなやかな日本精神
    君臣情誼の空気
    伝統的な日本人のメンタリティがここにあると福沢諭吉はおっしゃってます。
    合理主義的な福沢諭吉でも国の安寧は皇室に委ねないと維持できないという主張です。

    さらに学問においては
    私徳
    公徳
    私智
    公智
    に分けて論じています

    徳と智
    徳義至上主義のように智を軽んじるだけでなく排斥するよ...続きを読む
  • エロス身体論
     文の難易度が簡単すぎるわけでもなく、読みごたえがあり、内容も面白かった。フーコーやバタイユなどの評論は正直に言って、難しすぎるのか言っていることが良く分からない部分が多い。そのような難しいものについての内容も紹介してあり、分かりやすく表現してくれていたので良かった。書かれている内容も、身体論につい...続きを読む
  • 「弱者」とはだれか
    「差別」というわかりにくい概念を、そのわかりにくい部分について感覚的な視点から解明している本です。
    弱者とかそうゆう問題ではなく、「自分はほんまにかわいそうな人間やねん」と思ってる人が一番かわいそうです。
    差別問題に違和感を感じている人なら、大方同調できるのではないかと思います。

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