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有無を言わさぬ「正義」が社会を覆っている。そして、一度「差別主義」「排外主義」のレッテルを貼られると、それを覆すのは容易ではない。だが、差別と言われていることは本当にそうなのか?
『「弱者」とはだれか』の刊行から20余年。ごく普通の生活感覚を手掛かりに「差別問題」の本質を問う。
第1章 ポリコレ現象はなぜ広まるのか
第2章 非常識なポリコレ現象の数々
第3章 女性差別は本当か
第4章 性差の変わらぬ構造
第5章 LGBTは最先端の問題か
第6章 攻撃的なバリアフリー運動はかえって不利
第7章 ポリコレ過剰社会の心理的要因
第8章 ポリコレは真の政治課題の邪魔
Posted by ブクログ 2022年05月03日
■フェミニズム思想の欠陥。それは私たちの実生活において差し障りなく流通している男女「差異」の深い意義を認めずそれらをすべて「差別」の指標の方に引き付けて解釈していしまう点である。そこには抽象的な観念で思想を立ち上げてきた人たちに特有の現実に対する鈍感さが見られる。
■フェミニズムはすべての女性が社会...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月25日
最近耳にするポリコレについて、一冊読んでみようと思い購入。
差別と性差による違いといったことをない混ぜにした結果が、今の過剰な考えに繋がっているのかなと、この本を読んであらためて考えさせられた。 そして、当人達が果たしてそれを望んでるのか、という視点も大事と思う。
参考になるデータなどの紹介もあ...続きを読む
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