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日本を守り、西洋を追い抜く気概。そして現代さえ見通す驚きの「先見力」! 政治論、学問論、経済論、脱亜論など、様々なジャンルを縦横無尽に論じて、近代国家の本質を鋭く見抜いた福沢諭吉の議論は、けっして単なる西洋紹介、欧化主義ではなかった。「放っておけば日本は西洋に滅ぼされる。その強い焦燥感と情熱と憂国の念が、彼をあの鋭く、また常に大局を見失わない言論活動へ駆り立てたものと思われます。その思想は、激情的な攘夷思想とも、新しがり屋の西欧かぶれとも違った、たいへんしなやかで強靱な性格のものでした。この性格に、筆者はあえて『日本精神』という呼び名を与えたいと思います」(本書第一章より)。西郷隆盛、吉田松陰、勝海舟、横井小楠らとの比較も交えつつ、福沢の代表的な文章を紹介・玩味し、まったく新しい視点から「福沢諭吉の真価」を問う意欲作! 【目次より】●第一章 「天は人の上に人を造らず」の真意――福沢諭吉とは何者か ●第二章 討幕は必要だったのか――幕末維新と福沢諭吉 ●第三章 松陰、小楠、海舟、隆盛――志士・思想家たちと福沢諭吉 ●第四章 福沢諭吉が考えていたこと――しなやかで強靱な「日本精神」を目指して ◆政治論ブロック ◆学問論ブロック ◆経済論ブロック ◆脱亜論ブロック ●終章 いまこそ甦るべき福沢諭吉――現代日本の危機を超える視座
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Posted by ブクログ
君臣情誼の空気
伝統的な日本人のメンタリティがここにあると福沢諭吉はおっしゃってます。
合理主義的な福沢諭吉でも国の安寧は皇室に委ねないと維持できないという主張です。
さらに学問においては
私徳
公徳
私智
公智
に分けて論じています
徳と智
徳義至上主義のように智を軽んじるだけでなく排斥するような考え方はナンセンスです。
しかし今は逆に智に走るところがあります。
道徳の教科化で軍国主義やと騒ぎ立てるのは論外ですが。
どちらを重んじるということなくバランスなんやろなと。
明治期の人物で一番好きな方です。
もちろん
小栗上野介
河合継之助
横井小楠
も惹かれる人たちです。
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