正しい大人化計画――若者が「難民」化する時代に

正しい大人化計画――若者が「難民」化する時代に

660円 (税込)

3pt

3.6

ひきこもりやフリーター、ニートなど、自分の生き方が定まらず、あてどなく漂う若者が増えている。こうした若者の「難民」化は、本人にとっても社会にとっても決して望ましいことではない。だからといって彼ら/彼女らを非難しても意味はない。いま本当に必要なのは、若者を絶望させないための仕組みを構築することである。教育、法、労働という三つの側面からそのためのプログラムを構築する本書は、若者自身のよき生とよき社会を実現するための必読の書。

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正しい大人化計画――若者が「難民」化する時代に のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    大人とは何か、子どもとは何か。理想論よりはむしろ現実をとらえ、過激ではありながらも計画を提示する。しかし、その方向は「保守」よりもベーシックを向き、手段は「革新」よりもラディカルである。

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    Posted by ブクログ 2012年03月28日

    本のタイトルが、何だか押し付けがましそうなので、手に取るのを躊躇してしまうと思われ、損していそう。

    内容は、小浜先生の提案する教育制度改革案です。
    面白いです。

    自分で、こういう制度で教育受けたい…って、選択できたらいいのにね。
    所属する国家が選べたら、みんなどんな国を選ぶんだろう。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    義務教育4・4制や技能教科の民間委託など、前半の教育改革案に興味を持ちました。職業体験は…できるかなぁ。

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    Posted by ブクログ 2023年11月30日

    感想
    どんな優れたシステムにも穴はある。そこから零れ落ちるものもある。その人たちをどう掬い上げるか。それぞれに寄り添うことが求められる。

    0

    Posted by ブクログ 2017年11月29日

    引きこもりやフリーター、ニートなどの若者が増えている現状を受けて、子どもが「大人」へと成熟するための社会的プログラムの提言をおこなっている本です。

    著者が掲げるプログラムは、教育、法、労働という三つの側面から構成されています。まず教育については、義務教育を小学校4年、中学校4年に再編成し、その後の...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年10月27日

    [ 内容 ]
    ひきこもりやフリーター、ニートなど、自分の生き方が定まらず、あてどなく漂う若者が増えている。
    こうした若者の「難民」化は、本人にとっても社会にとっても決して望ましいことではない。
    だからといって彼ら/彼女らを非難しても意味はない。
    いま本当に必要なのは、若者を絶望させないための仕組みを...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年01月07日

    作品としては悪くはないです。
    だけれどもどことなくその理論が机上の空論に
    終わってしまう感が強いのは
    専門家ではあるものの、書き物に終始しているひとの
    せいなのかもしれませんね。

    確かに教育方面に限界があるのは確かでしょう。
    様々なものに方向が向きやすいですからね。
    ただ、その教育がいかに生かされ...続きを読む

    0

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