「責任」はだれにあるのか

「責任」はだれにあるのか

作者名 :
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作品内容

最近わが国では、企業の社会的責任、政治家の責任、事故を起こした者の責任など、責任を追及する声がひときわ高まっている。だが、いったい「責任」という概念はいかなる根拠に基づいて建てられているのか。正しい責任のとり方とは。人は責任をどこまで負えるのか。JR脱線事故やイラク人質の「自己責任」論争、戦後世代の「戦争責任」など公共的な問題から、男女、親子における個別の責任問題までを人間論的に考察。被害者─加害者というこじれた感情をどう克服するか。さらに、哲学は責任をどう捉えていたのかについても論考する。丸山真男の「無責任体系」、ヤスパースの「罪」の概念、カントの『道徳形而上学原論』における定義、等々。著者は、法や倫理では割り切れない「責任」の不条理性を自覚しながら、共同社会が共有する「人倫感覚」がどのようなものかを推し量ることが大切であると説く。「求められる責任」と「感じる責任」を真摯に追及した書である。

ジャンル
出版社
PHP研究所
掲載誌・レーベル
PHP新書
ページ数
240ページ
電子版発売日
2014年04月04日
コンテンツ形式
XMDF
サイズ(目安)
3MB

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    おすすめ!!

    小浜氏の著書は個人的に好きです。

    大変バランスの取れた考え方をしています。

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    Posted by ブクログ 2017年11月29日

    具体的な問題・事例に即して「責任」のありようを論じた第1部と、「責任」についての原理的な考察が展開されている第2部から成っています。

    第2部の原理論では、「責任」が問題となるような状況が立ち現われてくる理由が、うまく言い当てられているように感じました。著者は、カントの責任論が近代的人間像を前提にし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年02月25日

    結論的には、そんな凄いことは書いてないのだけど、なかなか突っ込みにくいところを、つついてくれる視点が素晴らしいですね。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    社会にはびこる「責任」という文句。これに焦点を当て、多角的にみる。責任の所在を突き止めるには、状況により方法というか手段が異なることは自明である。しかしながら、その一般に言われる責任の所在は果たして妥当性を持っているのか、という問題がある。そんな思考の発展を支えてくれるような本である。自分で言ってい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    最近流行の自己責任論からJRの脱線事故など責任とはという観点が哲学的に述べられています。哲学が入ってくると苦手なもので・・・

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年04月20日

    [ 内容 ]
    何か不祥事が起こるたびに責任追及の声が高まっている。
    政治家、企業、マスコミ、学校が悪い、と。
    だが、そもそも「責任」とは何か。
    正しい責任のとり方とは。
    人は責任をどこまで負えるのか。
    JR脱線事故やイラク人質の「自己責任」論争、「戦争責任」など公共的な問題から、男女、親子における個...続きを読む

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