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金正恩総書記政権のミサイル外交で再び世界中から注視されている北朝鮮。本書は、かの国に存在する北朝鮮人作家の知られざる実態を明らかにする。「北朝鮮文学」は表現の自由とは対極にあり、党所属の立場で国民の思想教育、政治宣伝の役割を果たす「文学」を発表している。日本に生まれながら帰国事業で北に戻り、作家として活動した著者が赤裸々に綴る北朝鮮文学の裏側とは――。
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Posted by ブクログ 2023年06月08日
万景峰号は知ってたけど、そこに乗って帰った人のことを今まであまり考えたことがなかった。 宣伝扇動の雰囲気が分かった。確かにちょっと感動するかもしれない
Posted by ブクログ 2019年06月18日
偉大なる首領さまが どんなに慈悲深く温かいかと 話のオチがすでに見えている 戦時中の日本を彷彿とさせる 金王朝万歳作品が 生産される過程に びっくりさせられました 在日の方が書かれているので とても読みやすく分かりやすい
Posted by ブクログ 2022年04月30日
●非常に興味深く読めた。北朝鮮では宣伝扇動が国策となっており、作家をはじめとした文学芸術の担い手たちが宣伝扇動という革命の最前線に立っているという。
Posted by ブクログ 2018年10月28日
よくある北朝鮮の実情暴露本だが筆者が元在日コリアンの脱北者で小説家なのが特異。北朝鮮の生命論が面白い。生物としての生命と政治的生命があり政治的生命は不滅という。現人神の金正日らに面会したり接したら地元で豊かな生活が送れるのも凄い。
Posted by ブクログ 2018年12月31日
ユーチューブでも絶妙なトークを披露している有名脱北者の人だが、北では作家だったのか。北朝鮮の作家という職業がどういうものなのかも興味深いが、帰国者が作家となったのは稀有なケースであることは間違いなかろう。脱北者も今や千差万別だが、そのネイティブな日本語も相まって、北朝鮮臭も脱北者臭も全く感じさせない...続きを読む。第三者には図りし得れない経験をしてきたことは確かだろうが、韓国でも北朝鮮でも上手く生き延びる術を身に付けているのは生まれながらの異郷人として培ってきた知恵であろう。「総連屋」というフレーズが度々出てくるが、今、運動が掲げられている朝鮮学校の件など、総連フロントの運動に加担している「リベラル」とか「反差別界隈」は総連を免罪どころか、罪の存在すら認めていない。総連屋が北朝鮮の実態を分かりながら、尚も生き地獄を看過しているのは日本の支援者のサポートが大きい。帰国者が北朝鮮で日本を拠り所に生きるというのは日本の反差別運動にとっても皮肉な話である。
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跳べない蛙 北朝鮮「洗脳文学」の実体
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金柱聖
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