大佛次郎の「大東亜戦争」

大佛次郎の「大東亜戦争」

880円 (税込)

4pt

5.0

誰よりも西欧市民精神を理解し、大衆にそれを伝えようとした作家・大佛次郎は、誰よりも真剣に対米戦争の勝利を願い、傷ついた。「戦争協力」の一言では片づけられない「ペンの戦い」を読み解く。

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大佛次郎の「大東亜戦争」 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2010年06月27日

    本書は、日本思想史を専門とし

    現在は一橋大学大学院講師である著者が

    『鞍馬天狗』で知られる昭和の作家・大佛次郎について論じる著作です。


    吉野作造やクロポトキンらの洗礼を受けた学生時代

    アメリカニズムにも、プロレタリアにも組しなかった戦前、

    作家としてのあり方について葛藤しつつも...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月31日

    とても興味深い内容。

    ここまで戦争へ協力をし、日本の勝利を願った「自由主義的知識人」というのもすごい。戦後、色々言い訳する他の知識人より、ここまでくるとかえってすがすがしい。なんか突き抜けてる。

    クロポトキンとかロープシンに影響を受けてるのに「鞍馬天狗」を書いちゃう分裂ぶりは、本人の中では矛盾は...続きを読む

    0

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