大久保彦左衛門の作品一覧

「大久保彦左衛門」の「現代語訳 三河物語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 現代語訳 三河物語
    3.5
    徳川家の譜代として、主君を裏切ることなく代々奉公してきた大久保家。その家筋を誇り、子々孫々に至るまで忠勤にはげむことを説いた『三河物語』は、松平郷に興り家康に至るまでの徳川家九代の歴史を今に伝える重要古典である。著者の大久保忠教、通称彦左衛門は、歴史上名高い長篠の戦い(1575)や関ヶ原の戦い(1600)、そして自ら参戦した上田城攻め(1585)などの様子を生き生きと描写し、ときには「天下のご意見番」として、主君への憤懣をも隠さない。当時の俗語で書かれた難解な原文を、読みやすい現代語訳で送る。

ユーザーレビュー

  • 現代語訳 三河物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    松平家の起こりから広忠までの歴史記述は大変興味深かった。確かに無理矢理源氏の子孫になったり、記述の信憑性は疑わしいが、三河の中で、松平家が如何に力を持つようになったか、知らなかった事が多く、読み応えがあった。

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    2023年02月25日
  • 現代語訳 三河物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    幕府のご意見番 大久保彦左衛門が子孫のために、松平・徳川家、特に家康の戰さや言動を中心に、彼らに9代仕えた大久保家の歴史を語った一冊。
    最後の章は、彼の幕府に対する譜代の扱いについての憤懣が満載されている。
    別の本によると、家康は滅ぼした敵、今川家、武田家、あるいは織田家の家臣たちを重用したのは確かなので、譜代ではない彼らが重要な役割や大きな知行を得たのに対しての不満であると思われる。
    訳者も述べているが、非常にわかりにくい文章で、主語がはっきりしない場合が多いので何回か読み直す必要があった。
    ただ言えるのは、後日一新太助を使って事件を解決してゆく彦左衛門は全くのフィクションなので、実際の彦左

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    2022年11月01日

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