大久保彦左衛門の作品一覧
「大久保彦左衛門」の「現代語訳 三河物語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
幕府のご意見番 大久保彦左衛門が子孫のために、松平・徳川家、特に家康の戰さや言動を中心に、彼らに9代仕えた大久保家の歴史を語った一冊。
最後の章は、彼の幕府に対する譜代の扱いについての憤懣が満載されている。
別の本によると、家康は滅ぼした敵、今川家、武田家、あるいは織田家の家臣たちを重用したのは確かなので、譜代ではない彼らが重要な役割や大きな知行を得たのに対しての不満であると思われる。
訳者も述べているが、非常にわかりにくい文章で、主語がはっきりしない場合が多いので何回か読み直す必要があった。
ただ言えるのは、後日一新太助を使って事件を解決してゆく彦左衛門は全くのフィクションなので、実際の彦左