「田中三彦」おすすめ作品一覧
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作品一覧
2011/04/15更新
ユーザーレビュー
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1990年に執筆された本をもっと多くの人々が読むべきであった。原発は以前から壊れて修理を何回もされており、大震災が起こったので壊れたのではない、ということがよくわかる本である。大きく壊れて被害が大きくなるまで電力会社も政府の何も言わないということである。Posted by ブクログ
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日立・沸騰水型炉の設計技師。
原理的な困難さの上、歴史的、制度的、経済的、技術的、人的(レベル、エラー)問題があることを解説。Posted by ブクログ -
3/12のUstreamの会見でとても理知的に状況を説明していたのが印象的で手に取った。出版されたのは1990年であるが、いま現実に起こっている原発災害に対して書かれたのでは錯覚するほど今日的でかつ示唆深い。Posted by ブクログ
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原発について、全然知らんなと思って手に取った。原発の製造やその安全性の大部分が、一製造メーカーに委ねられているとわかって驚いた。もっと国や専門家が管理、チェックしているものかと。著者である田中さんも述べているけれども、わたしたちが最終的に頼るしかないのは、国。というか、国の決定には従わざるを得ない(...続きを読むPosted by ブクログ
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国会事故調査委員でもある田中光彦さんの1990年の著作。技術論から原発の危険性を問うているが、印象に残ったのは最終章で「最大の問題は、環境との関係を積極的に断ったこうした閉鎖的な人口空間をわれわれが快適と感じていることだろう。」と述べている部分だ。脱原発とは我々文明に依存した現代人の生き方の転換を迫...続きを読むPosted by ブクログ