田中三彦の作品一覧
「田中三彦」の「意識と自己」「感じる脳」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「田中三彦」の「意識と自己」「感じる脳」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
第一線の脳科学者による意識、情動、自己認識に関する研究と論考。
「意識」を複数の階層に分解することで、一般的に思われているその高尚さを鮮やかに解体してみせる。
自分なりの解釈では、身体状態を追跡するマッピング群の集合(原自己)が、中核意識によってその変化が捉えられ続け、蓄積されていく中で、比較的まとまりのある「自己感」へとアメーバ状に育っていったものが我々が通常考えている「意識」(拡張意識)ないし「自己」と読んだ。
ここで面白いのは、原自己そのものは非意識的なプロセスであり、原自己の変化を中核意識が二次的に表象すること自体が自己感の発生点だという点。このあたりの論理構造はベイトソンのダブルバイ
Posted by ブクログ
ダマシオの「一般向け」脳科学書、とばして『自己が心にやってくる』を読んでしまったのだが、『無意識の脳』の次の本はこちらである。前著でやや中途半端に解説が終わっていた「情動・感情」が本作で中心的・徹底的に掘り下げられる。
原題はなんと「Looking for Spinoza」、「スピノザを探して」である。唐突なスピノザ。
そして、本書を読み始めると途中から、突然スピノザの伝記のような記述がはじまって面食らう。ダマシオをこれまで読んできた者には何か異様なものが感じられるだろう。そして本書の最後の方にも、スピノザの評伝のようなものが延々と続く箇所がある。
なぜスピノザか? 著者ダマシオは、あるとき不