工藤庸子の一覧

「工藤庸子」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

2018/06/08更新

ユーザーレビュー

  • 宗教VS.国家 フランス<政教分離>と市民の誕生
    フランス史はおろか世界史の基礎知識不足の読者(私)にもわかりやすい。それは著者の専門領域であるフランス文学を引用しながら、史実とその背景を読み解こうとする試みにあると思う。
    フェミニストらしく、「その時女性の立場は」という視点を必ずいれているのも好感。
    政教分離と市民社会について、新書の範囲でよくま...続きを読む
  • 宗教VS.国家 フランス<政教分離>と市民の誕生
    一読の価値アリ!!
    政教分離の問題、西欧(特にフランス)における宗教の扱いの近代史がわかりやすく解説されています。

    例のスカーフ事件も、フランスの歴史的な観点から解説されているのでなかなか興味深い。

    宗教問題というのは日本人には縁遠い感じなのでとっつき難い部分もあるかもしれませんが。
  • 宗教VS.国家 フランス<政教分離>と市民の誕生
     レ・ミゼラブル、フローベール、ゾラなどを読み解きながら当時の歴史事実とリンクさせて、フランスでの政教分離"laïcité"がどのようなものか?というのを歴史的に分析した本。ガチガチの学術書ではないから、それほどしっかりした分析が行われているわけではない。だから、入門書という位置づけが正当かな。フラ...続きを読む
  • 宗教VS.国家 フランス<政教分離>と市民の誕生
    フランスに旅行したとき、意外にも黒人が多かったことに驚いた。フランスの移民の歴史については大学のとき学んだけど、まさかこれほど多いとは、と思った。民族問題と関わってくるのが宗教、とりわけフランスでは政教分離というスタイルだ。黒人移民は主にイスラーム圏からなのだが、それを象徴する事件として、少し古いが...続きを読む
  • プルーストからコレットへ いかにして風俗小説を読むか
    『失われた時を求めて』のプルーストと、『シェリ』や「クロディーヌ」シリーズのコレットという同時代の作家を取り上げ、世紀末から1920年代のパリの風俗が両者の作品世界に取り入れられる仕方を論じています。

    著者は「エピローグ」で、この時代の女性の変化を「見られる女」から「見る女」への脱皮だと要約するこ...続きを読む