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「プレイバックPart2」、「木綿のハンカチーフ」、「少女A」……
名編曲家・萩田光雄がつづるヒットの秘密。
編曲家、それは楽曲の伴奏を作る人のことである。インパクトのあるイントロをひねりだし、曲に合った伴奏をつける。ヒットするかどうかはその出来にかかっていると言っても過言ではない。時は70~80年代の歌謡曲黄金時代、何人もの編曲家がしのぎを削った。その中でも、ひときわ抜きん出た存在が萩田光雄である。総編曲数4,000以上。「プレイバックPart2」「ロックンロール・ウィドウ」(山口百恵)、「木綿のハンカチーフ」「赤いハイヒール」(太田裕美)、「少女A」(中森明菜)、「異邦人」(久保田早紀)、「待つわ」(あみん)、「シクラメンのかほり」(布施明)などの大ヒット曲のアレンジはどのようにして生まれ、時代にどのような影響を与えたか。本人の証言、関係者のインタビューなどで、そのアレンジの手法と魅力を明らかにしていく。昭和~平成の歌謡曲の現場のうねりが体感できるエキサイティングな書。
【目次】
◎萩田光雄半生記
◎アレンジャー鼎談
萩田光雄×川口真×船山基紀
◎インタビュー
太田裕美
川瀬泰雄
クリス松村
小池秀彦
佐藤剛
◎論考
萩田アレンジの音楽的特徴と歌謡界への貢献
◎萩田光雄編曲作品リスト
Posted by ブクログ 2018年10月08日
「プレイバックPart2」「少女A」「異邦人」「シクラメンのかほり」…。1970~80年代の歌謡曲黄金時代を支え、それ以降も膨大な楽曲を手掛ける名編曲家が、ヒットの秘密と半生を語る。編曲作品リストも掲載。
資料的な意味でも面白かった。
曲の印象的なメロディが出てくるが,「この曲はこれ!」みたいに音...続きを読む
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