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「逢いたい」と「逢いたかった」は同じか、違うのか ふとしたことで、流れが変わってしまうことはある。「逢いたいな」と思って何度か電話をした女性に逢うことができず、ふと一人になった時に、バッタリ別の女性に逢ってしまう。その日はずっとそのまま二人で……ということになったりする。問題はそれ以降だ。最初に逢いたいと思った女性と連絡が取れ、そして2度目の偶然が訪れるとなると事態はやや複雑になる。その時、この男はいったいどうしたのか? 答えはこの短篇を読んでみてください。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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俺のハートがNOと言い、彼女の返事もNOと言う。 音大を中退し、才能はあるものの芽が出ず、宙ぶらりんな25歳のバンドマンが2人。 東京を離れ、束の間、東北の地方都市にドサ回り興行に出る。 短いなりに、いちおう、安い下宿を借りての生活だ。 そこへある日、ホステスの女が加わる。 女が1人に男が2人。起こるべくして事が起こり、思いがけない事態になり、男は逃げる、2人とも。 時を経て、再会。女はうらまず、すべてを決めていて、男たちは前に進めない。 いやしかし、何かが変わった、確実に。 その感触を男たちは、オートバイに乗りながら、確かめる。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
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すべての信号が赤の日と、 すべての信号がグリーンの日。 オートバイで走る、ということによってしか 知りえない人の魅力、というものがあるのだろう。 男は前を走る赤いオープン・カーの後ろに付いたまま離れない。 女も、普通なら気味の悪い尾行と思えるこの行為が なぜかしら心地いい。こうして2人は路上で出会った。 路上の出会い。それは、片岡義男の小説の黄金のパターンだ。 その日、彼女の自動車はそのボディの色のように ことごとく赤信号で止められた。だがその1年後。 今度はことごとく信号がグリーンの道を走る運命にある。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。80年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
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夏と、島と、オートバイ。 退屈を知らない日々のためには、 まずその3つが必要だ。 一度目は高原の道で。二度目は共同浴場で。 偶然の出会いが2度あった「彼女」は、 もう無関係な他人ではない。 仕事や悩みが毎日の多くの時間を占めてしまったとしても ひとたびオートバイに乗り、歓びを分かち合う人が隣にいて 風が、道が、光が、山々が、自分と一体になってしまえば もはやそこに退屈の入り込む隙間はない。 夏という時間、島の時間を生きる彼ら彼女らは 限りなく自由だ。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
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母・雪江の発案で三河への旅に出かけた名探偵・浅見光彦。旅先の「殉国七士の墓」で出会い、ふたりに説教までした愛国老人が、翌日吉良町の海岸で死体となって発見された。全身には高い崖から転落したと思われる激しい打撲の跡があった。しかし、現場にはそのような断崖はない。となると、まるで「名も知らぬ遠き島より…」と島崎藤村の詩にも歌われた椰子の実のように、死体は別の場所から流れ着いたのだろうか。一体犯行現場はどこなのか!? 一度は警察に疑いをかけられた浅見光彦が、美しい海岸に仕掛けられた完全犯罪と、その背後に隠された悪意に立ち向かう、傑作長編旅情ミステリー!
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■霧ヶ峰涼と渡り廊下の怪人 体育祭を二日後に控えた学園。陸上部の練習終了後、主将の足立が倒れていた場所は、渡り廊下の中央という奇妙な場所だった。 ■霧ヶ峰涼と瓢箪池の怪事件 秋の学園祭。探偵部一同はお好み焼き屋を出店。 その夕刻、モテ男の生徒が謎の女性に襲われ、瓢箪池に転落してしまった。 ■霧ヶ峰涼への挑戦 ミス鯉高祭を見に行こうとする涼の前に、大金うるるが現れる。 名前からして霧ヶ峰涼のライバル美少女は、架空密室事件の挑戦状を探偵部にたたきつけた。 ■霧ヶ峰涼と十二月のUFO 冬期補習の帰り、クール・ビューティー、池上先生と会った涼は、二人で恋ヶ窪教会の前を通ったが、その庭で神父さんが……。 ■霧ヶ峰涼と映画部の密室 ひょんなことから、映画部の映画に出演することになってしまった涼。 だがその部室から、40インチのテレビが消失した。 ■霧ヶ峰涼への二度目の挑戦 またも現れた大金うるる。今度仕掛けた架空事件は“空家の刺殺死体”。 雪の中、第三者の出入りは不可能で、涼に“犯人”の疑いが? ■霧ヶ峰涼とお礼参りの謎 霧ヶ峰涼、二年最後の三月。学園には三年生による先生への 「お礼参り」という習慣(?)があるという。池の畔に立つ体育教師に早速……。
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田舎町で祖父母と三人暮らし。唯一の趣味である詩作にふけりながら、僕の一生は平凡なものになるはずだった。 ところがある時、僕の秘かな趣味を知ったクラスメイトの遠坂綾音に「一緒に歌を作ってほしい」と頼まれたことで、その人生は一変する。 “ある事情”から歌詞が書けない彼女に代わり、僕が詞を書き彼女が歌う。そうして四季を過ごす中で、僕は彼女からたくさんの宝物を受け取るのだが……。 時を経ても遺り続ける、大切な宝物を綴った感動の物語。
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美貌の女子大生・椙浦夏子は、バイト代全てを貢いだ恋人を、社長令嬢・日ノ原麗華に奪われた。「お金持ちになって、あのふたりを見返してやる!」と誓う夏子は、大学の同級生で体育会スキー部に所属する鹿沼歩、父親が会社で不正を働いて逮捕されたスキー部の後輩・吉田博貴、夏子がバイト先のキャバクラで知り合った長谷川夏樹らを仲間に加え、「負け組人生」から抜け出すため、詐欺(ゴンベン)グループを結成する。学生サークルのノリでカモを騙す計画を練る彼女たち。数多の犯罪(ビジネス)の成功に味をしめ、より大物をターゲットに定めるうちに、いつしかヤクザや大物実業家を敵にまわすことに……。鬼才・小川勝己が放つ最凶・最恐の犯罪小説、読みのがすべからず!
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SNS、クラウドソーシング、人工知能、フェイク・ニュース、管理・監視社会、電脳世界―― 現実のリアルな事象をモチーフにした話から、近未来、超未来を舞台にした物語まで、 SF、ブラックジョーク、パスティーシュなど様々なジャンルを横断する短篇集。 小説デビュー作品『止まりだしたら走らない』が各所で話題となった 今注目の若手作家が鋭い分析力と想像力で紡いだ17篇。 言語学者の川添愛による解説も収録。 《目次》 01 猫を持ち上げるな 02 カステラ 03 この商品を買っている人が買っている商品を買っている人は 04 カスタマーサポート 05 天才小説家・北美山修介の秘密 06 紫色の洗面器 07 みちるちゃんの呪い 08 1日5分の操作で月収20万! 最強ブログ生成システムで稼いじゃおう 09 過程の医学 10 習字の授業 11 ピクニックの日 12 亀ヶ谷典久の動向を見守るスレpart2836 13 GIF FILE 14 有名人 15 最後の1日 16 同窓会 17 クラムゲートの封は切られる
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日本男子マラソンの長期低迷傾向に歯止めをかけるため新設された「東海道マラソン」。神奈川県知事の号令のもと、県庁職員の音無太志は、日本陸上界の至宝・山城悟のペースメーカーとして、孤独なランナー・甲本剛に白羽の矢を立てる。甲本はかつてハーフマラソンの日本記録を持っていた「30キロまでの男」。所属していた実業団が解散し、母校のグラウンドを借りて練習する身だ。ペースメーカーになることを渋る甲本に、音無は破格の条件を提示するが――。果たして世界最高記録達成はなるのか。数多の人間の欲望と情熱を乗せたレースは、まさかの展開に――。箱根駅伝を走る学連選抜チームの激走を描いたベストセラー『チーム』の“その先”の物語。疾走感あふれるレース描写と、男たちの人間ドラマに一気読み必至。
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仕事も恋も「迷子」の梓が、同じ名前の特急列車で旅に出る! 空回りしがちな仕事と、望まない結婚を迫る恋人を置いて、介護福祉士の梓(あずさ)は、新宿駅から特急あずさに乗り込んだ。上諏訪駅で下車し、諏訪湖畔で途方に暮れる梓に声をかけたのは、陶芸家の桂だった。泊まるところのない梓は、桂に連れられ長野・高遠町の民宿「すやすや」へ。雄大な自然とのんびり暮らす人々に囲まれて過ごし、心は揺れ動くが……。高遠と東京を行き来しながら、新しい生き方を見つけていく女性の姿をいきいきと描く。新しい人生に出会えるハッピーストーリー。『迷子の大人』として刊行された単行本に、掌編「花の咲くころ」を加えたオリジナル版。
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研ぎ澄まされた感覚と推理で、全盲の探偵が難事件に挑む!! 事故によって失明したが、まとめサイト「魔と眼」を運営しながら東京北区・赤羽に暮らす元雑誌記者の川田勇。自宅の大家の死亡事故を解明に導き、地元警察に協力をしたことから、全盲の探偵「ブラインドi(アイ)」(=Blind Investigator)と命名された。鋭敏な感覚と推理力、ガイドヘルパーの田辺弘子のサポートを武器に、幽霊団地、ゴーストライター騒動などの謎に立ち向かう。第11回北区内田康夫ミステリー文学賞特別賞(区長賞)受賞作を含む全5話を収録。全盲小説家、鮮烈のデビュー作!
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初めて二人きりで旅行に来た藤芝と椿本。楽しい旅になるはずが、そこにはあの林と藤芝の弟・雅彦がいて……。しかも鷲崎と邦彦も同じ旅館に現れ、さながら同窓会のような状況になってしまう。だが、平和に終わるはずもなく、林は藤芝にある提案をする。新作「熱い血潮に今宵も濡れて」を始め、メインキャラへの質問やプロフィールなど、銀行員&アナリスト、両シリーズのすべてを一挙公開! 豪華合同ファンブック、堂々完成! 本作品は、2003年6月、小社より講談社X文庫ホワイトハートとして刊行されたものを電子書籍化したものです。なお、その際に「秘密の合同研究レポート」の一部を割愛させていただきました。
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主演役所広司、製作テレンスチャン(『レッドクリフ』シリーズ) 日中合作のスペクタクルムービーを、人気作家が完全ノベライズ! タイムリミットは、48時間! ヒマラヤの救助隊を襲う世界規模の陰謀の正体とは!? 山岳救助隊「ウィングス」を率いる隊長・姜のもとに、エベレストに墜落した飛行機に残された機密文書の捜索依頼が舞い込んだ。チームの隊員とともに、墜落現場である危険地帯“デスゾーン”へと飛び立つが、そこにはさまざまな陰謀が渦巻く、予想もつかない異常事態が待ち受けていた! 日中合作のスペクタクルムービーを完全ノベライズ!
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ぼくらが皆あこがれていたリズボン家の五人姉妹が、次々と謎の自殺を遂げた。美しく、個性的で、秘密めいてすらいた彼女たちは、その死でぼくらの心をさらに惹きつけた。時を経て今、ぼくらはふたたび彼女たちの思い出の中にさまよい出す。ぼくらを変えた、その最期を知るために。甘美で残酷な、異色の青春小説/掲出の書影は底本のものです
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気シリーズ『犬川柳』に掲載された100作品以上の川柳4コマから厳選! 15年以上続く人気シリーズ『犬川柳』へ寄稿いただいた、影山直美さんの柴犬4コマを厳選しての収録。 編集部が考えた川柳を、影山さんになりに解釈した4コマはやっぱり柴犬愛にあふれている…… 『犬川柳』バックナンバーは手に入らないものもあるため、貴重な影山さんの過去作品が読めるのはこの本だけ!!
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「百物語」と「七不思議」――不思議と怪異の傑作怪談集。 旅先で買った1本100円のビデオは「鋸」というタイトルだった……(「百円のビデオ」)。ひとり息子の誕生日、ケーキを買って家路を急ぐ男は分かれ道の前で迷っていた。近い方の道には、悲しく辛い思い出があり、できれば通りたくないからだった……(「子取沼(ことろぬま)」)。よりぬきの「こわい話」57編を収録。 ※本書に収録された内容は講談社KK文庫1990年11月刊『学校の怪談』から1996年7月刊『学校の怪談8』までの8冊から選び、構成、加筆したものです。
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福岡の八幡市に住む平凡な一家。近くには動物園があって鳴き声も聞こえる、のどかな生活をしている。娘の一人は東京の大学を出て、銀座の百貨店に入社が決まっていたが、頼んでいた戸籍謄本を両親が取り忘れていたことから、上京せざるをえなくなった母親が昔の恋人と偶然の再会したことで……。普通の家族の幸せを描いた、『糞尿譚』が芥川賞を受賞した作家による傑作長編。
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 怖い話で、楽しみながら、朗読の力が身につく! 人に伝える力が身につく! 3分で読める怖い話をたっぷり50話以上収録。朗読のテクニックがわかる! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 人を怖がらせる話ができるようになると、それだけではなく、自分の考えを人にわかりやすく説明したり、書かれている本や文章の内容を、人に伝える力を身につけることもできるようになるでしょう。これからの時代、こうした力が、今まで以上に必要になってくると言われています。――「はじめに」より 友だちに怪談の朗読を披露しているのに、誰にも怖がってもらえず落ち込む結菜ちゃん。 そこに怪談朗読の天才と呼ばれたカイダン先生が現れて、朗読のコツをアドバイスしてくれることに!? 間の取り方、声の強弱、読む速さなど、朗読で怖がらせるコツを一目でわかるように掲載。ことばの「表情」のつけ方など朗読の基本も収録しています。 〈目次〉 第一章 自分の体験のように話してみよう 「忘れ物」「トントン」「もう一人の母」など23話 第二章 うわさの怖い話を教えてあげよう 「金の輪の少年」「顔が見える」「のっぺらぼう」など20話 第三章 長めの怪談で友だちを夢中にさせよう 「幽霊の絵」「呪いの石」「UFO」など11話 コラム 伝わる「声」の作り方・ことばの「表情」のつけ方・怖さ倍増ポイント
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ふと魅かれた女のせいで殺人事件に巻き込まれたゴルフ練習場の食堂のボーイ、彼を容疑者として追う警察、新聞記者が、それぞれ事件を追う! 天下の名宝である30カラットのダイヤを巡る連続殺人と、深まる謎。本格ミステリー。
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希望名人ゲーテと絶望名人カフカ。二人の文豪による名言対決! シリーズ第1弾『絶望名人カフカの人生論』、それをコミカライズした『マンガで読む絶望名人カフカの人生論』も大好評配信中!
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盛岡市で損害保険代理店を営む志摩平蔵は、元盛岡南署刑事課捜査一係の刑事。準キャリアの警察官であった妻を交通事故で亡くし、幼い一人娘を育てるため、転職したのだ。夫婦ともに両親を亡くしており、妻の遠縁にあたる建設会社社長が、志摩父娘の大家兼身元保証人となっている。轢き逃げに見せかけた殺人、事故を利用したアリバイ偽装など、交通事故の際に支払われる自動車保険が生み出す莫大な保険金を狙う犯罪はあとを絶たない。死者と遺族の無念を晴らすため、警察の実況検分でも明らかにされなかった不審な自己の真相を、地道な現場調査から炙り出す、“正義の保険屋”志摩平蔵の奮闘を描く傑作ミステリー集。高橋克彦氏激賞の一作!
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※本作品は 2011年12月2日~2014年9月30日まで販売しておりました単行本版『ラストダンス』の文庫版となります。 本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。 プロ野球<スターズ>の同期、真田誠と樋口孝明。その野球人生は常に対照的だった。ドラフト2位で即戦力と期待された樋口はついにレギュラーを奪えず、真田はドラフト5位から球界を代表するスター選手へとのし上がる。そして今季、球界最年長・40歳の二人に引き際が訪れた。二軍監督要請という形で引退勧告を受けた樋口に対し、真田はシーズン半ばで突然引退会見を行う。ところが引退宣言以降の登板で真田は連勝、低迷していたチームも優勝争いにからむ快進撃を始めた。シーズン終盤、正捕手の負傷で一軍に昇格した樋口が、17年ぶりに真田とバッテリーを組む日が到来して……。予想外に展開する引退ドラマを濃密に描く感動作!
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孤剣腰間にあれば天下怖るるものなし――美濃高須館・松平義行の次男・雪丸は、高田二十六万石の養嗣子への縁組と美姫を蹴って、武者修業に立つ。雪丸は、柳生新陰流の達人である。高田藩では後継ぎ争いの家内紛争が続き、江戸表では酒井大老の対藩政策で政情波瀾に満ち、市中には旗本奴町奴が走り、道場には各派の名人達がはびこっていた。男性的な若い剣士を描く大剣豪小説。