粘膜探偵

粘膜探偵

792円 (税込)

3pt

3.5

戦時下の帝都。14歳の鉄児は憧れの特別少年警邏隊に入隊した矢先、先輩のとばっちりを受け謹慎処分となってしまう。汚名返上に燃える彼は、巷で噂の保険金殺人事件を解決するため独自調査に乗り出すが……。軍部の思惑、昏々と眠る老女、温室で栽培される謎の植物、行方不明の少女――。すべてが交錯する時、忌まわしい企みが浮かび上がる。暴力と狂気が渦巻き、読む者の理性を抉り取る最凶の粘膜ワールド!

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粘膜探偵 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「粘膜」シリーズ第5弾。「髑髏(ドクロ)」を主軸に物語が展開するが、やや強引に「粘膜」フォーマットに落とし込んだ感は拭えず、終盤にかけての展開もホラー寄りが強くて他作品と比べると一歩、二歩劣る印象。単体作品としては十分面白いのだが、「グッチョネ」や「ヘモやん」といったあの何とも言えないブラックでナン

    0
    2024年09月10日

    Posted by ブクログ

    粘膜シリーズ第5弾。

    今回は犯人探しがメインです。
    いつものように時代背景は戦時中。
    主人公の鉄児が、噂の保険金殺人の可能性のある事件を調査していく。

    相変わらずの暴力表現多めで、シリーズに出てくるナムールに生息するヘルビノの女中。軍が拷問で使用する薬品「髑髏」も登場します。

    ナムールの昆虫や

    0
    2021年05月11日

    Posted by ブクログ

    2018年、15冊目は、飴村行の粘膜シリーズ、最新刊。

    今回、あらすじは、あえて省略いたします。

    ナムール、ヘルビノ、……。あの粘膜ワールドが帰って来た❗

    と、両手を挙げ喜んでイイものか……。

    幻想世界、暴力、不条理、ブラックユーモア等々、飴村行、一流のエンターテイメント性は生きてます。一方

    0
    2018年05月30日

    Posted by ブクログ

    粘膜シリーズ第5巻
    今回の主人公は、十四歳の少年。
    特別少年警邏隊という、軍が管轄する所属があり、そこへ主人公の鉄児が入隊したところから始まる。

    相変わらず、暴力シーンは多い。
    今回はエロシーンはほとんど無い。
    時代設定も、やはり太平洋戦争初期の日本。
    南国のナムール、爬虫人も出てくる。
    今回のお

    0
    2025年04月29日

    Posted by ブクログ

    高校時代に粘膜人間、蜥蜴人間、粘膜兄弟の3作を読んでいたので、新作が出ているのを見て嬉しくなり手に取った。このシリーズはエログロとギャグチックな作風がなぜか上手くマッチしていて大変面白いのだけど、今作はエログロ抑えめで謎解き要素強めな印象でこちらも読みやすく良かったと思う。私は基本的には綺麗なものや

    0
    2024年02月25日

    Posted by ブクログ

    和風奇談の中にぶち込まれたドラッグセックスバイオレンスを期待した粘膜ファン(なんだそれ)としてはどうしてもちょっと破壊力が欲しかったところですが、他にない魅力があるこのシリーズの帰還を素直に喜んで読みました。

    0
    2018年08月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     飴村行という作家を知ったのは、2009年の年末ランキングで『粘膜蜥蜴』がトップ10入りしたことがきっかけだった。その後、粘膜シリーズはすべて読んだ。本作は、昨年刊行された、粘膜シリーズとして6年ぶりの新刊に当たる。

     偶然読んだインタビューによると、近年の飴村さんは精神的に追い詰められて、書けな

    1
    2019年06月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    帰ってきた飴村さんの粘膜シリーズ!

    トッケー隊とか、残虐描写とか、独特なセリフまわしなど飴村ワールドが繰り広げられてますが、どれも前作たちに比べるとおとなしめです。
    あとエピソードがどれも半端な気がして、いつもの突き抜けた感じがなく正直物足りなく感じました。

    ジムグリの世界観がちょっと入ってるの

    0
    2018年07月16日

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