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戦時下の帝都。14歳の鉄児は憧れの特別少年警邏隊に入隊した矢先、先輩のとばっちりを受け謹慎処分となってしまう。汚名返上に燃える彼は、巷で噂の保険金殺人事件を解決するため独自調査に乗り出すが……。軍部の思惑、昏々と眠る老女、温室で栽培される謎の植物、行方不明の少女――。すべてが交錯する時、忌まわしい企みが浮かび上がる。暴力と狂気が渦巻き、読む者の理性を抉り取る最凶の粘膜ワールド!
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Posted by ブクログ
「粘膜」シリーズ第5弾。「髑髏(ドクロ)」を主軸に物語が展開するが、やや強引に「粘膜」フォーマットに落とし込んだ感は拭えず、終盤にかけての展開もホラー寄りが強くて他作品と比べると一歩、二歩劣る印象。単体作品としては十分面白いのだが、「グッチョネ」や「ヘモやん」といったあの何とも言えないブラックでナン...続きを読むセンスなギャグ要素とミステリー要素が欲しいところ。
粘膜シリーズ第5弾。 今回は犯人探しがメインです。 いつものように時代背景は戦時中。 主人公の鉄児が、噂の保険金殺人の可能性のある事件を調査していく。 相変わらずの暴力表現多めで、シリーズに出てくるナムールに生息するヘルビノの女中。軍が拷問で使用する薬品「髑髏」も登場します。 ナムールの昆虫や...続きを読む植物など想像できないのですが、イメージに留めているくらいが不気味さを増してちょうどいいのかもしれません。笑 現実逃避して、飴村ワールドに浸っていたいが、今これが粘膜シリーズ最新。 続きをくださいっ。
2018年、15冊目は、飴村行の粘膜シリーズ、最新刊。 今回、あらすじは、あえて省略いたします。 ナムール、ヘルビノ、……。あの粘膜ワールドが帰って来た❗ と、両手を挙げ喜んでイイものか……。 幻想世界、暴力、不条理、ブラックユーモア等々、飴村行、一流のエンターテイメント性は生きてます。一方...続きを読むで、『粘膜蜥蜴』『粘膜兄弟』で見られた、南方ジャングルでの冒険活劇要素はありません。個人的には『粘膜戦士』の一編を膨らませ、ミステリ寄りに仕立てた印象あり。その辺りが両手を挙げ、喜びきれない部分。 コレをスタートに粘膜シリーズ第二部開始するのかな❓ソレを期待させるような感じもしたのよね。顕著に感じたのは、ラスト1p。『粘膜蜥蜴』のソレを踏襲しながら、新たな展開の、粘膜ワールドの布石のような印象。 最終評価、★★★★☆は、やや甘め。今後の粘膜ワールドへの期待込めた感じ。
粘膜シリーズ第5巻 今回の主人公は、十四歳の少年。 特別少年警邏隊という、軍が管轄する所属があり、そこへ主人公の鉄児が入隊したところから始まる。 相変わらず、暴力シーンは多い。 今回はエロシーンはほとんど無い。 時代設定も、やはり太平洋戦争初期の日本。 南国のナムール、爬虫人も出てくる。 今回のお...続きを読む話では妖怪は出てこないが、ナムールに生息する奇怪な植物が出てくる。 粘膜シリーズの前4部作と比べると、強烈なインパクトは無い。 作者は粘膜シリーズ前作までで、出し切ってしまった感があり、本作は少々物足りない。 最後は以外な面白い結末で終わる。少し笑ってしまった。
高校時代に粘膜人間、蜥蜴人間、粘膜兄弟の3作を読んでいたので、新作が出ているのを見て嬉しくなり手に取った。このシリーズはエログロとギャグチックな作風がなぜか上手くマッチしていて大変面白いのだけど、今作はエログロ抑えめで謎解き要素強めな印象でこちらも読みやすく良かったと思う。私は基本的には綺麗なものや...続きを読むかわいいものが好きだけど、同時に昭和の匂いがするような泥臭いエログロも好き。後者はあまり人様にお見せできるような趣味ではないので、今後もひっそりと嗜んでいきたい所存。粘膜兄弟と粘膜探偵の間に短編集の粘膜戦士も出版されているので、そちらも読んでみよう。
和風奇談の中にぶち込まれたドラッグセックスバイオレンスを期待した粘膜ファン(なんだそれ)としてはどうしてもちょっと破壊力が欲しかったところですが、他にない魅力があるこのシリーズの帰還を素直に喜んで読みました。
飴村行という作家を知ったのは、2009年の年末ランキングで『粘膜蜥蜴』がトップ10入りしたことがきっかけだった。その後、粘膜シリーズはすべて読んだ。本作は、昨年刊行された、粘膜シリーズとして6年ぶりの新刊に当たる。 偶然読んだインタビューによると、近年の飴村さんは精神的に追い詰められて、書けな...続きを読むくなっていたという。一言で述べると、エログロ、スプラッターな作品でデビューした飴村さん。自分を含め、一部のファンには大受けしたが、飽きられやすい作風かなあとは思っていた。 あらすじがあって無きがごとしのこのシリーズ、今回もやっぱり戦時下の「パラレル」日本が舞台。主人公の14歳、鉄児が「トッケー隊」に入隊する序盤は必要なのか? いつの間にやら事件捜査に手を染めたりと、相変わらず脈絡のない展開である。 デビュー時のようなエログロ描写をご所望の読者には、かなり物足りないだろう。飴村さんご自身、ああいう作風に限界を感じていたようで、従来のブラックギャグ要素は残しつつ、過激描写に頼らないことを意識したのだと思う。健全な読者にとっては十分過激だが…。 最終章に入り、謎の核心に迫ってくると、おぞましいはずなのに苦笑いを禁じ得ない。嗚呼、まさに粘膜シリーズ、飴村作品だねえ。何が誕生するんだあっ!と思ったら…。オチがあって無きがごとしのこのシリーズだが、正直盛大に拍子抜けしてしまったよ。 もっとエログロを!スプラッターを!とは言わないが、久々のシリーズ新刊としてはインパクト不足かなあと言わざるを得ない。トッケー隊の久世とか、爬虫人の影子とか、おいしいキャラクターの数々を活かし切れていないのはもったいない。鉄児の運命やいかに。 カルトな作家として一部にだけ支持されるのは、飴村さんとしては不本意だったようだ。それではファンの輪が広がらない。この先、作家飴村行はもっとメジャーな存在になれるのか。自分は本作をまだ模索中と捉えたが、飴村さんご自身は手ごたえを感じたとのこと。 唯一無二の作家には違いない。スランプを脱した飴村行に、注目していきたい。
帰ってきた飴村さんの粘膜シリーズ! トッケー隊とか、残虐描写とか、独特なセリフまわしなど飴村ワールドが繰り広げられてますが、どれも前作たちに比べるとおとなしめです。 あとエピソードがどれも半端な気がして、いつもの突き抜けた感じがなく正直物足りなく感じました。 ジムグリの世界観がちょっと入ってるの...続きを読むは飴村ファンとして嬉しかった。 影子好き! もうちょっとトッケー隊の先輩たち(久世中心)のシーンが見たかった。 久世たちがどうなったのかが詳しく知りたい…!
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