粘膜蜥蜴

粘膜蜥蜴

726円 (税込)

3pt

国民学校初等科に通う堀川真樹夫と中沢大吉は、ある時同級生の月ノ森雪麻呂から自宅に招待された。父は町で唯一の病院、月ノ森総合病院の院長であり、権勢を誇る月ノ森家に、2人は畏怖を抱いていた。〈ヘルビノ〉と呼ばれる頭部が蜥蜴の爬虫人に出迎えられた2人は、自宅に併設された病院地下の死体安置所に連れて行かれた。だがそこでは、権力を笠に着た雪麻呂の傍若無人な振る舞いと、凄惨な事件が待ち受けていた……。

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粘膜蜥蜴 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    強烈‼︎
    前作は夢で見たから描けたのだと思った。
    それに匹敵するモノを創作できる筆者卍
    そもそもあんなのを夢で見ること自体が超絶脳

    0
    2022年03月16日

    Posted by ブクログ

    粘膜シリーズ。
    へルビノなる蜥蜴人間が登場。
    前作同様、読み終わるといろんな意味で疲れるなぁ。富蔵さんがいいキャラです。

    0
    2019年12月16日

    Posted by ブクログ

    もうありとあらゆるものが頭の中に深く焼き付き読み終わって何時間か立つ今も余韻に浸っています。
    富蔵さんかわいい。どこかドロヘドロのカイマンさんを思い出しました。

    0
    2019年03月03日

    購入済み

    しんどい

    最後の展開にダメージ食らい過ぎました。
    悲しい。
    胸が裂ける。
    読んだら後悔する、と思いつつよんで、
    やっぱり読むんじゃなかったと思った。
    素晴らしい内容です。

    0
    2015年11月08日

    Posted by ブクログ

    飴村さんの粘膜シリーズ第2弾。

    雪麻呂の暴君ぶりが子どもながらそら恐ろしかったり。
    ラストはなんだか切なくなりました。
    終わり方がとても印象的な作品。

    0
    2014年11月29日

    Posted by ブクログ

    なんとも衝撃的な作品だった!
    カバーデザインから単におどろおどろしいだけの話を想像していたが、実際はとてもしっかりした小説。ホラー/ミステリー/コメディどの部分も見事で、大いにおののき、大いに笑わせてもらった。第二章、密林行のくだりは息を飲む面白さ。初めて読む「粘膜シリーズ」の作品だったが次はどれに

    0
    2014年10月30日

    Posted by ブクログ

     真樹夫は同級生の雪麻呂に自宅に招待され、友人大吉とともに雪麻呂の家に向かう。雪麻呂の家にはヘビルノという爬虫人が下男として仕え、さらには死体安置所があり……。同じころ真樹夫の兄、美樹夫は東南アジアのナムールという国で重要人物の護衛の任務を請け負うことになるのだが……。

     うわさには聞いていました

    0
    2014年11月20日

    Posted by ブクログ

    面白かったが、粘膜人間に比べて、グロテスクな美しさは減ったような気がした。読みながら少し物足りなさを感じた。ただ、蜥蜴については素晴らしいと思う。この異様で奇怪な存在が、読書中、不思議な緊張をもたらしていた。

    0
    2025年05月02日

    Posted by ブクログ

    80~90年程前と推察される戦時中の日本が舞台だが、“爬虫人”という生物が当たり前の様に存在している世界観。
    読み終われば見事に緻密なスプラッタミステリーだが、表紙や表題、作中のエンタメに寄った会話劇などからどこまで本気か分からず、煙に撒かれた様な不思議な読後感を残す。
    この外し具合としっかり落とす

    0
    2025年01月29日

    Posted by ブクログ

    飴村氏の「粘膜」シリーズ第二弾。気味の悪い表紙と奇抜すぎる題名のせいでイロモノ感を感じさせるが(イロモノではあるが)、内容は洗練された文章と緻密に設計された物語で構成された作品。大日本帝国旺盛の第二次世界大戦中という時代背景もマッチしている。残虐や凄惨な事柄をリアリズムを持ってこれほど細緻そして的確

    0
    2024年07月16日

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