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Posted by ブクログ
日高トモキチが文章を書いているということにまずびっくりした記憶。いや、漫画家の人が文章書くことが別に不思議ではないのだけども、そういう印象がなかったもので。
里山とは、集落、人里に隣接した結果、人間の影響を受けた生態系が存在する山をいう。深山の対義語(Wikipediaより)。
つまり、人と自然との境界、キワである場所ということか。
キワには、面白さが詰まっている。サッカーでいうトランジション。格闘技の打・投・極の際。ブラタモリ曰く、地形のへり・キワ。
なぜに、面白さがあるかというと、そこに危うさがあるからです。
平穏が崩れる危うさが。
そんなキワの面白さ危うさを語った里山奇談41篇。
「ヱド」「誰何」「観察会」「カンヌケサマ」「巣」。順不同で印象に残った5篇。
「ヱド」は怖かったなぁ。禁忌と共存するゆえに鈍磨してゆく感覚と、禁忌を知らない無知の怖さ。禁忌の地に対しての感覚は、その地に住み続けている人とは決して相容れないものがあるという、強烈な隔絶。
おそらく、その点以外は不自然なところはないからか。ううむ、恐ろしい。
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