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Posted by ブクログ
「あなたが殺したのは間違いない⋯⋯そうですね?」
殺人犯「木原坂」を取材する「僕」。
冒頭で、木原坂が人を殺したんだなってことが分かる。その後も、姉への手紙、僕の取材記録、何者かと木原坂の文通を通じて、姉の存在、友人や人形師の存在、写真家としての木原坂、火事の話⋯少しずつ情報が小出しにされる。その塩梅が実に絶妙。
姉も僕も木原坂もなんか危うい。言動も行動もどうにもおかしい。ミステリアス?いやもう、出てくる人全員変人です。
全編を通じて温度はなく、湿度を感じる。明るさはないが不思議と視界はクリア。なんかひんやりした地下室みたいな話でした。
オチは⋯なるほどそういうことか⋯と納得。こんな薄い本に、良くこれだけの仕掛けをしたなあ。
すごい。
独特の雰囲気に呑み込まれ一気読みできる作品。
個人的には、内容も良かったですが、何よりもタイトルが洒落ていて、言葉のセンスが素晴らしいなと思いました。
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小説・文芸
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