【感想・ネタバレ】去年の冬、きみと別れのレビュー

あらすじ

ライターの「僕」は、ある猟奇殺人事件の被告に面会に行く。彼は二人の女性を殺した罪で死刑判決を受けていた。だが、動機は不可解。事件の関係者も全員どこか歪んでいる。この異様さは何なのか? それは本当に殺人だったのか? 「僕」が真相に辿り着けないのは必然だった。なぜなら、この事件は実は――。話題騒然のベストセラー、遂に文庫化!

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ネタバレ

この小説自体が、ストーカー的な真犯人が復讐を行うためのトリックだったことには驚いた。
真犯人の異常さには眉を顰めるけど、乾いた文体は村上春樹にも通じるものがあって、自分的には好みだった。

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2026年05月09日

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まじで面白かった。遮光を読んだ時に絶対にこの人の他の本も読みたい!と思ったけど、個人的には遮光より好きだった。資料の部分とストーリーが分かれて描かれていて、最後まで展開も読めずとても面白かった。出てくる人物がほとんどおかしいのに、その狂気すらも美しく描かれていて恐ろしくもあり、引き込まれた。

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2026年04月21日

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読み終えた瞬間にすべての意味が反転する構成に強く驚かされ、読み進めるほど展開が壮大になっていき、手が止まらなかった。
一度読んだだけでは足りず、もう一度読み返したくなる作品。

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2026年02月01日

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ミステリー初心者なのでめっちゃ衝撃的で面白かったです こんなの映像化出来ないだろと思っていたところ、映画化されてるみたいなので観てみようと思います

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2025年11月23日

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「あなたが殺したのは間違いない⋯⋯そうですね?」
殺人犯「木原坂」を取材する「僕」。
冒頭で、木原坂が人を殺したんだなってことが分かる。その後も、姉への手紙、僕の取材記録、何者かと木原坂の文通を通じて、姉の存在、友人や人形師の存在、写真家としての木原坂、火事の話⋯少しずつ情報が小出しにされる。その塩梅が実に絶妙。
姉も僕も木原坂もなんか危うい。言動も行動もどうにもおかしい。ミステリアス?いやもう、出てくる人全員変人です。
全編を通じて温度はなく、湿度を感じる。明るさはないが不思議と視界はクリア。なんかひんやりした地下室みたいな話でした。

オチは⋯なるほどそういうことか⋯と納得。こんな薄い本に、良くこれだけの仕掛けをしたなあ。
すごい。

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2025年02月19日

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短いからってのもありますが中だるみ感一切無し。最初から最後までミステリーの緊張感をもって読み続けられます。二人の女性を殺害した犯人とその姉を含む関係者ににライターの「僕」が取材する。関係者全員どこか歪んだ異様な雰囲気を持っていて…あることをきっかけに事件は一気に真相へと向かっていくのだが…
この小説、読みやすさと面白さで個人的にだいぶおすすめです

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2024年10月14日

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狂った復讐劇!!
登場人物のほとんど狂ってる。ただそれが良い。
読みながら視点がどんどん変わるから
え?だれ?ってなるけどそれが引き込まれる。
このじわじわ真実に迫り、新しく伏線にも
気づいていく感じがすごくよかった!

印象的なセリフが
「誰かを愛するということは…(中略)自分の中に、静かな狂気じみたものを感じてしまう」
これが全てだと思いました!

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2024年09月26日

購入済み

独特の雰囲気に呑み込まれ一気読みできる作品。
個人的には、内容も良かったですが、何よりもタイトルが洒落ていて、言葉のセンスが素晴らしいなと思いました。

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2019年03月28日

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中村さんの本何個か読んだけど、ちょっと違って、ミステリーだった!!結構最後までどゆこと!?ってなってよかった!!

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2026年07月05日

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面白かった

奇妙な登場人物たちの狂気だけでも読み応えがあったが、徐々に謎が明かされていくなかでのどんでん返しもあり、満足度の高い一作


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2026年07月03日

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ネタバレ

2日で読破。中村文則ワールドに魅力された。

ジャンルの総括でいうと文学ミステリーとでもいうのだろうか。なんとも形容し難いがやはり中村文則さんの文章には毎度魅力される。

最終的に最後の章以外「僕」と「編集者」で作り上げられた資料を挟む形の小説を読まされていたのだと気づく形で落ちる。そしてそれは写真家と元恋人へ贈られるものだとも。

「僕」「きみ」という人称の乱用や時系列の乱れ、資料は誰宛に送られたものかなど振り返りながら本を読み進めたが、そうしていくうちにどっぷりと世界観に浸かった感覚に陥った。亜希子のいう「自分の人生の時間を、何かの中に浸らせる」行為であったと思う。
文句なしの星五だと思いながら読み進めていたが、最終章での伏線回収によるミステリー感とそれ以前の小説との乖離が違和感になり星四に。でも素晴らしかった。

これで中村文則さんの作品は四冊目。何故こんなにも魅力されてしまうんだろうかと考える。文学的でありながら口語が多く読みやすいのが理由のひとつに挙げられる。それと同時に文章自体に色や湿気を纏ったような情景描写がお気に入りなのかなとも少しだけ思う。

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2026年04月07日

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タイトルに込めた著者の想いが強い、面白い作品だと思った
読書後映画を観た、映像が良かった
併せて相乗効果のように評価が上がった

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2026年03月11日

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最初からかなり頭を使いながら、終盤は色々考えながら楽しめた。もう一度読み返したくなるつくり。
全てわかるとスカッとできた。

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2026年01月24日

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序盤〜中盤はよく分からない構成で、主人公と思っていた語り手がそうではなく謎の人物が登場したり、登場人物の狂気も合わさって混沌とした物語であるが、ラストには全てが奇麗に噛み合わさる素晴らしい構成。
2周目読むことも想定された構成なのかなと思う。

複雑な構成を整理しきれない読者はリタイアする可能性ありだが、耐えて最後まで読み切ってほしい。理解できない情報は理解しようとせず、噛み砕かずにそのままの形で脳に保管して読み進めてほしい。

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2026年01月22日

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死刑判決を受けたカメラマンの取材のお話

以下、公式のあらすじ
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「僕はあなたについての本を書くと決めたのです」
ライターの「僕」は、ある猟奇殺人事件の被告に面会に行く。事件の全貌及び被告の素顔をあぶり出し、ノンフィクション作品として刊行することを出版社から依頼されたからだ。
被告の職業はカメラマン。その才能は海外からも高く評価されるほどのものだが、被写体への異常なまでの執着が乗り移ったかのような彼の写真は、見る物の心をざわつかせた。
彼は、二人の女性を殺した容疑で逮捕され、死刑判決を受けている。だが、何かがおかしい。調べを進めるほど、事件への違和感は強まる。そして、関係者たちの精神的な歪みが「僕」をのみ込んでいく。
彼は一体なぜ、女たちを殺したのか? それは本当に殺人だったのか?
何かを隠し続ける被告、男の人生を破滅に導いてしまう被告の姉、大切な誰かを失くした人たちが群がる人形師。それぞれの狂気が暴走し、事件は混迷の度合いを深めていく。
事件の真相に分け入った時に見えてきたもの、それは――?
日本のみならず世界がその動向に注目する中村文則氏、渾身の書き下ろし小説!
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芥川賞作家が書くミステリだけあって、何と言うか文章に人の愚かさや繊細さや狂気など様々な業を感じる
まぁ、登場人物の殆どが狂気じみた人達ばかりなんだけどね

所々でミステリ特有の違和感があって、終盤で一気に明かされる
ただ、終盤の怒涛の種明かしはもうちょっと工夫ができたのではと思う

本自体の「仕掛け」はあとがきまで読んで改めてなるほどと思った
気づかないものですねぇ
普段は献辞ってあまり気にせずに読んでしまうなぁ


あと、映像化しているけど、どうやって?という疑問
多分、完全に同じようには映像化できないので、改変されてるのでしょうねぇ

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2025年05月23日

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以前、中村文則さんの作品を読んだ時は暗くて何が言いたいのかわからなくて読むのが苦痛だったけれど、これは面白かったです。
ボリュームはないけれども読み応えがありました。
もしかしたら他の作品も気にいるものがあるかも知れないのでチャレンジしようかな、と思います。

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2025年02月07日

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このページ数で自分こんなに楽しんじゃっていいんすか…?となる、狂愛の行方とトリックが素晴らしい。どこか狂気を孕んだ登場人物たちと理性を失うほどの愛…とても好きです。触れたら今にも崩れてしまいそうな心の危うさが羅列された文章もとてもとても好みで、読み進めるのが非常に勿体なく感じ、ちまちま読んだりもした。また読み直したいな。

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2024年11月28日

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中盤あたりまでは謎っぽい展開でややホラーな方向に進んでいるのかと思ったけど、最終的にはどんでん返しだった。
さてなぁ、でもこの展開だとページが少なかったり描写が足りなかったりで思い入れが少なく、なんか、最後の方はスゴイんだろうけどピンと来なくてね。策士策に溺れる、みたいな。
いや、単に自分がドロドロしたムードが好きで、そのまま進んで欲しかっただけかも。

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2024年11月16日

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中村さんは、人が持ち得る狂気をリアルに描き出すのがとてつもなく上手いな。「何もかも憂鬱な夜に」に刺さりすぎてしまった私は、この本の、ミステリー的なエンタメ要素が逆に新鮮だった。

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2024年11月15日

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中村文則さん、2作目。
ずっと気になっていた作品を読めました。
ため息。
人間の本能と狂気。
190ページと短いけれど、何度も驚かされた。
題名もとても素敵。

中村文則さんはゆっくりでもいいから、読んでいきたい作家さんです。

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2024年11月12日

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映画だけ見たことがあったので本も気になって買って見ました。映画の内容をうろ覚えの状態で読み始めたので何度も???となってページを戻ったりしました。映画のホームページを見たりしてなんとか理解できました。映画と完全に切り離して読んだ方が正解だったかもです、、
洋館で起こる殺人ミステリー的な不気味さがとても好きでした。
地獄変好きな方は読みましょう。

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2024年10月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

おもしろかった。
あまりミステリーは読まないので細部まで楽しめた自信はないが、面白く読めた。
一人一人の登場人物がぶっとんでるのがわかる感じが良かった。

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2024年10月18日

購入済み

映画化するの…

残り1/3くらいからかな、色んなものが繋がって「あぁ、そうだったんだ」ってなります。
だから、そこからはもうノンストップで読み終わらずにはいられませんでした。

映画化されるということで読みましたが、あのキャスティングでいいのか…
映画は見ないと思います。

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2018年02月12日

購入済み

去年の冬、きみと別れ

サスペンスだけれど、読みやすかった。

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2017年08月15日

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中村文則が評価される理由って、多くの場合は

* 人間の破壊衝動
* 支配と被支配
* 執着
* 孤独
* 死への誘惑
* 善悪では割り切れない暗い感情

を、異常なほど生々しく言語化するところにある。

あなたが最初に衝撃を受けた『土の中の子供』なんかはまさにそれで、ストーリーよりも「人間の暗部をどう描くか」が中心にある。

『教団X』も良くも悪くもそっち側。

だから、

登場人物の持つ、何か特定のものや感情への依存、狂気に、その言語化や文章力に、とても衝撃を受けました。

という感想は、中村文則を好きになる人の典型的な入り方だと思う。

一方で『去年の冬、きみと別れ』はかなり「エンタメ寄りのミステリー」なんよ。

どんでん返しや構成の巧みさが前面に出ていて、

* 人物の内面を深く掘る
* 狂気を言語化する

よりも、

* 読者を騙す
* 真相に導く

ことが目的になっている。

だからあなたが

私の消滅の少し柔らかいバージョン

と感じたのは結構本質を突いている気がする。

『私の消滅』もどんでん返し系だけど、あちらは「自我とは何か」という不気味さや哲学的な気持ち悪さが最後まで残る。

『去年の冬、きみと別れ』はもっと純粋にサスペンスとして読ませる作品やから、中村文則に求めていたものと少しズレていたんやと思う。

あと、

大切な人の復讐という展開がワンパターンだなと思ったかもしれません。

これも分かる。

中村文則ってしばしば

* 誰かを救いたい
* 誰かのために生きたい
* 誰かのために壊れる

という構図を書くんやけど、『去年の冬、きみと別れ』はそこが比較的ストレートなんよね。

『土の中の子供』や『教団X』みたいに、

「そもそもこの人は何を求めているのか」
「善人なのか悪人なのか」

が曖昧な不気味さが少ない。

だから予想外の真相はあっても、読後の不穏さや後味の悪さは弱い。

ただ、あなたの感想の中で一番興味深かったのは、

途中、何もかも憂鬱な夜にを読んだ時のような、少し柔らかい、暖かい気持ちになりました。

という部分。

中村文則は暗い作家と思われがちやけど、実は根底にはかなり強い「人間への信頼」がある。

『何もかも憂鬱な夜に』もそうやし、『去年の冬、きみと別れ』もそうやけど、

どれだけ壊れた人間を書いても、

「それでも誰かを思う気持ちはある」

という方向に着地することがある。

だから『土の中の子供』や『教団X』で感じた衝撃とは別の、中村文則のもう一つの側面を見たのかもしれない。

むしろあなたの場合は、

* 『土の中の子供』
* 『私の消滅』
* 『教団X』

あたりがかなり刺さりすぎたせいで、

『去年の冬、きみと別れ』を一般的な読者より高いハードルで読んでしまったんじゃないかな。

「面白くなかった」のではなく、

「中村文則に期待していた種類の面白さではなかった」

という感想に近い気がした。

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2026年06月20日

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ネタバレ

初めての作家さん。「こんなに薄いミステリーあるんだ!?」と驚いて手に取った1冊。物理的に薄いけど、狂気的な人物が多くて濃度の高い作品だった。ちょっと純文学の要素が強めかも?

真犯人と木原坂は、対象に対して「自分が見えていない部分があることに不満(不安?)を持つ」という点で結局似たもの同士だったのかな、と思う。

本文でタイトルが回収される瞬間はやっぱり心地いい。

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2026年05月10日

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ネタバレ

2人の女性を焼き殺した罪に問われている木原坂雄大と、その事件を本にしようとしている主人公のやり取りを軸に、取材の様子が主人公の一人称で語られていき、随所に木原坂からの手紙や被害者のTwitter文面が資料として挿入されていく。読者は読み進めるに従って徐々に真相に近づいていくが、主人公の文章はあくまで取材記録の体を成しているため、主人公の心情を通してではなく、読者も資料を見て事件の真相に気づくというのが面白い試みだと思った。結局、この構成自体が、木原坂に全て暴露するための本そのものだったという大きな仕掛けがあったのだが、現実の小説をも物語の中の小道具の一つにしてしまう手法には感心した。木原坂は主張どおり、直接手を下してはおらず、2人目の事件は完全に仕組まれたもので、しかも被害者は姉。その首謀者が1人目の被害者の恋人であり、かつこの本の編集者という、複雑な叙述トリックだが、個人的には、もっと淡々とした感じでストーリーが進んで最後にひっくり返るという構成も見てみたかった印象がある。

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2026年03月21日

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ほんまに中村文則ってやばい。
完全に人生を間違えてしまった我々のことも思い出して欲しい。> <
最初からオチが読めたりはしないけど分かりやすい

教団Xみたいな完璧で美しい狂人みたいな人は意外と出てこなかった、。

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2025年11月12日

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読書からてんで離れていたから、比較的文庫本が薄くすぐに読めるんじゃないかと思い手に取ってみた。
全く分からなかった。
静かな環境で読んでいないということもあり、最後の方が集中できてなかったのも一理あると思う。

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2025年07月30日

Posted by ブクログ

狂気と化け物たちの物語…そんな印象を受ける作品でした、初めて中村文則作品を読ませてもらいましたが登場人物と語り手の視点が複数あるコトに後半気付かされ、気付いたところから大きく展開が変わっていく流れは引き込まれてしまいます。

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2025年07月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

壮大な復讐劇。
盲目の元恋人を殺された主人公が、ある画家を殺人犯に仕立て上げる
僕が2人いたのは衝撃的だった

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2025年05月22日

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何となくミステリー風だけど、何なんだろう??と思いながら読み進める感じでした。愛の物語、、なんですかねー

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2025年03月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ミステリーでありながらも、芸術的な文学作品の様でもあり、何のジャンルに分類されるのか掴みどころのない小説でした。200ページにも満たない小説なのに色々入り乱れ、私にとってはとても難解でした。良い写真のためなら、人が燃えていようとも写真を撮ることを優先する木原坂の狂気が恐ろしかったです。

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2025年12月21日

ネタバレ

面白かったけど…

面白かったけど…理解するために何度も読んだ。最初と最後のイニシャルに書かれた人の立場になって読み返してみました。きっとフィクションと言うつもりで偽名での木原坂と吉本亜希子だが… 「この小説では偽名だが、お前のことだ!」と伝えるためのイニシャルなんでしょうか?
弁護士は朱里に何されたかわからないけど…朱里と言う人物は、一応お話に出る小説の主人公(編集者の小林)に酷いとい言う言葉だけじゃ足りないくらいの憎悪を生み出すほどの事を…主人公が去年の冬、君と別れて化け物になると思うほどの憎悪を生み出すほど酷い事をした女性なのだから…
弁護士もきっと 自殺をはかるほどに、朱里を殺したい化け物になって復讐したいと思うほどの事をされたのかなぁと、想像をしました。

面白かったけど…理解できない、わからないところが多くて、映画を見たり、解説を調べたりして自分なりに納得してみて このような感想にたどり着いたら、スッキリしたような気がしました。

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2018年08月15日

ネタバレ 購入済み

わからない

私の理解力がとぼしいのか……最後がよくわからずネットでどういうことか調べてしまった。
何度も読まないと面白さがわからない作品なのかなと思った。
わかりやすい作品が好きなので星は2つにさせていただきました。

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2021年04月10日

購入済み

よくわからない?????

私の頭が悪いのか!?理解に苦しむ展開であった。人との繋がりが今一わかりません。この手の小説はもう読まないと思います。

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2021年02月07日

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